地域部門は,あらゆる事件事故から県民の“安全・安心”を守るため,24時間体制で地域に密着した活動を行っています。その業務内容は,事件事故の対応からパトロール,巡回連絡,地理案内など様々で,若手警察官のスキルアップの場としても欠かせない部門です。
刑事部門は,殺人・強盗などの重要犯罪,空き巣・ひったくりなどの窃盗犯罪,詐欺・汚職などの知能犯罪,暴力団などによる組織犯罪や薬物・銃器犯罪など,県民の安全を脅かす様々な犯罪捜査に従事しています。捜査活動では,地道な聞き込みや取調べ,犯罪現場から証拠資料を収集する鑑識活動,DNA鑑定などの高度な科学技術等組織力を使って事件を解決しています。
生活安全部門は,ストーカー,DV等の人身安全に関わる事件,サイバー犯罪,風俗・経済事犯や少年事件等の捜査に従事しています。また,地域の犯罪情勢に即した犯罪抑止対策,防犯情報の提供,子供,女性を犯罪被害から守る対策等を行い,県民の安全安心を確保するため総合的な犯罪抑止対策を推進しています。
交通部門は,交通事故防止対策として,子供から高齢者までの段階的な交通安全教育や広報啓発,白バイやパトカーによる交通取締り,信号機・交通情報板等の交通安全施設の設備などを進めるほか,危険運転やひき逃げなど悪質事件の捜査や検挙を通じて,誰もが安全安心を感じることのできる交通社会の実現に向けて取り組んでいます。
警備部門は,自然災害や大規模事件発生時の救助,救援活動,平穏な生活を脅かすテロ,ゲリラの未然防止や捜査など,社会の治安を維持する活動に従事しています。また,要人の警護や密入国事件の捜査なども行います。
警務部門は職員の採用,福利厚生制度の整備,職場環境の充実など,警察職員が働きやすい職場づくりを目指し,組織運営を行っています。また,犯罪被害に遭われた方に寄り添い,様々なケアを行う被害者の支援も担当しています。