本文
江戸時代のなかごろ(約200年前)に書かれた『備陽六郡誌(びようろくぐんし)』という本のなかに,1673(寛文13)年の大水で草戸千軒という町のあったところが水害によって流されたと書かれてあり、古い町があったという「いいつたえ」がありました。 しかし,1961(昭和36)年から始まった発掘調査の結果,草戸千軒の町の様子が分かってきました。そして,町は13世紀のなかごろ(鎌倉時代)からにぎわい,16世紀(室町時代)にはすたれていたことも分かりました。
草戸千軒町遺跡の地図
てんじしつをたんけん 草戸千軒展示室「よみがえる草戸千軒(くさどせんげん)」
ちょっとひとやすみ 第1回 毬杖(ぎっちょう)ってなに? 第2回 展示室はどうして暗いの?
芦田川の中州で行われた発掘調査は,水との格闘でした。その様子を少し紹介します。
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