【目次】
がん検診受診率とは,がん検診対象者のうち,検診を受けた者の割合です。受診率は高いことが望ましいとされています。
ここでは,厚生労働省が実施した「令和元年国民生活基礎調査」の結果から得られる数値をもとに,独自にがん検診受診率を算出しました。
全国平均に及ばなかったものの,五大がん全てにおいて受診率が上昇しました。
しかし,目標である受診率50%には届いていません。
胃 | 肺 | 大腸 | 子宮頸 | 乳 | |
---|---|---|---|---|---|
広島県 | 41.3 % | 45.9 % | 41.0 % | 43.6 % | 43.9 % |
前回調査(平成28年) との比較 |
0.8ポイント UP |
3.8ポイント UP |
2.2ポイント UP |
3.4ポイント UP |
3.6ポイント UP |
全国 | 42.4 % | 49.4 % | 44.2 % | 43.7 % | 47.4 % |
【出典】令和元年国民生活基礎調査
※ 対象年齢は40歳~69歳(子宮頸20歳~69歳)
※ 胃・肺・大腸については過去1年以内,子宮・乳については過去2年以内の受診状況を調査
※ 平成28年調査は,熊本地震の影響により調査を実施していない熊本県分を除く。
現在,県内のすべての市町において,がんの死亡率を減少させる効果があると認められた5つのがん検診(胃がん・肺がん・大腸がん,子宮頸がん,乳がん)が実施されています。
これらのがん検診について,受診率等のデータを,下記のとおり広島がんネットに掲載しています。参考にしてください。
1. がん検診受診率(市町別)
がん検診対象者のうち,検診を受けた者の割合です。
※「第3期がん対策推進基本計画」(平成30年3月9日閣議決定)に基づき,がん検診の受診率の算定対象年齢を40歳から69歳(胃がんは50歳から69歳,子宮頸がんは20歳から69歳)までとしています。
2. 要精密検査率(市町別)
がん検診受診者のうち,精密検査が必要とされた者の割合です。
3. 精密検査受診率(市町別)
精密検査が必要とされた者のうち,精密検査を受けた者の割合です。
4. がん発見率(市町別)
がん検診受診者のうち,がんが発見された者の割合です。
5. 陽性反応的中度(市町別)
精密検査が必要とされた者のうち,がんが発見された者の割合です。
基本的には高いことが望ましいとされています。
6. 各がん検診結果一覧表(市町別)
各市町が実施するがん検診について,検診種別ごとに受診率等の結果を一覧表にまとめました。
【50-69歳】平成29年度 胃がん検診要精密検査・精密検査とその結果別人数について (PDFファイル)(102KB)
【40-69歳】平成29年度 肺がん検診要精密検査・精密検査とその結果別人数について (PDFファイル)(103KB)
【40-69歳】平成29年度 大腸がん検診要精密検査・精密検査とその結果別人数について (PDFファイル)(107KB)
【20-69歳】平成29年度 子宮頸がん検診要精密検査・精密検査とその結果別人数について (PDFファイル)(112KB)
【40-69歳】平成29年度 乳がん検診要精密検査・精密検査とその結果別人数について (PDFファイル)(104KB)
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