国立がん研究センターがん情報サービスには,転移や再発について,その起こり方や心の変化,また再発・転移したがんの治療を始めるときに知っておいていただきたいことなどが掲載されています。あなたのこれからの暮らし方を考える一つのヒントとしてご覧ください。
転移・再発(国立がん研究センターがん情報サービスより抜粋)
がんが再発していますと言われたら(書籍「患者必携」シリーズより)
がんの再発は,計り知れない衝撃です。治癒を目指してきた患者さんにとって,最初にがんの宣告を受けたとき以上に大きなショックを感じます。そのため今まで以上に多くのサポートを必要とします。
この本は,再発がんの体験者とがんの専門家が集い,がんの再発という事態に直面した方に信頼できる情報をわかりやすく提供し,これからの治療や生き方を決めていくためのお手伝いをする目的でつくられました。
再発がんの体験者が再発と言われたときに知りたかったことや考えたことについて,がんの専門家が患者さんに知っておいてほしいことについて,それぞれの立場から意見を出し合って一緒にまとめています。
すべて読んでいただく必要はありません。患者さんにとってはつらいと思われるような内容も含んでいます。自分にとって必要な内容を見つけて読んでください。また,あなたが読み終えたら,あなたをサポートしてくれる家族や友人にも読んでいただきたいと思います。
※上記内容などが掲載されている書籍「患者必携・もしもがんが再発したら」については,国立がん研究センターがん情報サービスでも公開されています。