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AYA世代(思春期・若年成人)の若いがん患者さんへ

印刷用ページを表示する掲載日2021年6月24日

 AYA(Adolescent and Young Adult)世代とは、思春期から若年成人期を指し、年齢の定義は様々ですが、15歳以上40歳未満の年齢層を対象としている場合が多いです。
 AYA世代は、学校生活や就職、就労、結婚、妊娠、子育てなど、生活環境や社会環境が劇的に変化する時期であることが多く、がん患者さんやその家族の方が抱える悩みも特有のものがあります。

 このページでは、AYA世代のがん患者の方に参考にしてもらえるような情報やサイトを紹介していますので、ご活用ください。

 

【目次】

 

広島県の取り組み(配偶者との子どもを産み育てることを将来望む可能性がある方のための​事業など)

 がんの治療を受けると、妊娠するために必要な力(=妊孕性)が低下することがあります。

 広島県では、配偶者との子どもを産み育てることを将来望む可能性がある小児・AYA世代(43歳未満)の患者さんが希望をもって治療に取り組めるよう、妊娠するために必要な力を温存する「妊孕性温存療法」に要する費用の一部を助成し、経済的負担の軽減を図るとともに、臨床データ等に基づく有効性・安全性の高い妊孕性温存療法の普及等に取り組んでいます。

 助成対象費用や要件の他、妊孕性温存療法についての解説などについて、広島がんネットの下記ページに掲載しています。

 (造血幹細胞移植が実施されるがん以外の疾患:再生不良性貧血、遺伝性骨髄不全症候群(ファンコニ貧血等)、原発性免疫不全症候群、先天代謝異常症、サラセミア、鎌状赤血球症、慢性活動性EBウイルス感染症等や、アルキル化剤が投与されるがん以外の疾患:全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、多発性筋炎・皮膚筋炎、ベーチェット病等の患者さんも、助成の対象となることがあります。)

 また、AYA世代に特徴的な悩みの一つとして、子育てや仕事などの日常生活と、治療を両立しなければならない場合があります。これらの悩みを解決するヒントになる情報を広島がんネットに掲載しています。

 

AYA世代(思春期・若年成人)のがんについて

 国立がん研究センターによると、1年間に約2万人のAYA世代の方ががんと診断されていると推計されています。15歳未満の小児期からAYA世代にかけて、がん種の内訳は大きく変わり、特に女性では20歳~30歳代にかけて乳がん、子宮頸がん、甲状腺がんが増え、その変化が大きく見られます。

女性の小児AYAがんのがん種の内訳

男性の小児AYAがんのがん種の内訳

 

 また、国立がん研究センターなどが、全国のがん診療連携拠点病院等をはじめとするがん専門施設において実施されている2016年および2017年の院内がん登録のデータを集計してまとめた報告書では、AYA世代は年齢とともに女性特有のがんが増えるため、20歳から39歳までのがん患者の約8割が女性であると発表されています。

男女別の年齢階級別罹患率

男女別年齢階級別罹患率

国立がん研究センター・国立成育医療研究センター「院内がん登録 小児・AYA世代がん集計」

 

AYA世代(思春期・若年成人)のがん患者さんの療養支援サイト―AYA世代のがんとくらしサポート

 国立がん研究センターがん対策情報センターが運営する、がんと診断されたAYA世代の方に向けた暮らしのサポートサイトです。

 このサイトでは、病気や治療そのものというより、それらがAYA世代がん経験者のこころ、からだ、暮らしに与える影響や、対応するときのヒント、人生との向き合い方のアドバイス、そして同様の経験をした「先輩」の体験談を紹介しています。

 AYA世代に特徴的な悩みである、学校生活や就職、就労、結婚、妊娠、子育てなどを考える際のヒントが掲載されていますので参考にしてください。

 

参考になるサイト

 がん診療連携拠点病院及び小児がん拠点病院に指定されている広島大学病院では、2018年4月にAYA世代の診療を専門とする診療部門を設立し、小児がんを専門とする診療科と若年成人のがんを専門とする診療科が密に連携を取れる体制を作り、AYA世代のがん患者さんの診療と生活サポートに取り組んでいます。広島大学病院のサイトに詳しく掲載されていますのでご参照ください。

 厚生労働省のサイトには、AYA世代のがん患者さんに向けて作成した「15~30歳代でがんと診断されたあなたへ がんの治療と暮らしを支える制度ガイド」や、その他の各種制度の関連URL等が掲載されています。

 また、国立がん研究センター中央病院のサイトにも、AYA世代のがん患者の特徴や、診療、日常生活・社会生活に関する情報が掲載されています。

 

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