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がん患者さんとそのご家族の方へ:新型コロナウイルス感染症について

印刷用ページを表示する掲載日2021年6月1日

 【目次】

 

はじめに

 新型コロナウイルス感染症への不安から,今後の治療に悩みを抱えておられるがん患者さんやその家族の方も多いと思います。
 広島県HPには,新型コロナウイルス感染症に関する情報を掲載していますので,参考にしてください。

 こうした状況の中で,治療を開始してもよいのか,あるいは,継続してもよいのかなど迷われることもあるかもしれませんが,今後の治療など分からないことや心配なことがあるときは,ご自身で判断なさらず,必ず主治医やがん相談支援センター等にご相談ください。

 

入院中の患者さんのご家族へ

 病院での入院治療においては,ご家族の面会制限が行われており,入院している方にお会いになれないことで大変つらい思いをされていると思います。
 現在の病院の状況をふまえ,病気と闘っておられる患者さんとそれを支えるご家族が「つながり」や「きずな」を感じつつ過ごしてもらうために,日本緩和医療学会が「病院スタッフよりご家族にお伝えしたいこと」をまとめています。

 

相談窓口

がん相談支援センター

 がん相談支援センターは,県内の「がん診療連携拠点病院」に設置されているがん相談窓口です。 
 がん患者さんの新型コロナウイルス感染症への不安など,がんに関することならどんなことでもお聴きしています。
 なお,各がん相談支援センターでは,新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から,相談時間等が変更になっている可能性もありますので,事前に電話でお問い合わせください。
 詳しい情報については,以下のページに掲載しています。

 

がん相談ホットライン(日本対がん協会)

 日本対がん協会では,がん患者さんやご家族の方が抱える不安や悩みについて一緒に考える「がん相談ホットライン」(予約不要)を実施しています。新型コロナウイルス感染症に関する相談も数多く寄せられているようです。
 詳しい情報については,日本対がん協会のホームページをご覧ください。

 

がん患者のための新型コロナウイルス特別相談(日本対がん協会)

 日本対がん協会では,がん相談ホットラインの他に,がん患者さんの就労に関する相談について,社会保険労務士による「がん患者のための新型コロナウイルス特別相談」(要予約)も実施しています。
 詳しい情報については,日本対がん協会のホームページをご覧ください。

 

がん患者さんに対する新型コロナウイルスワクチンの接種について

 国立がん研究センター中央病院のサイトに,Q&A形式で参考になる情報が掲載されています。一部抜粋してご紹介しますので,詳しくは次のサイトを御確認ください。

 

がんの治療中にコロナワクチンを接種してもよいですか?また,がんにかかっている場合,コロナワクチンの接種は安全ですか?

 がんの治療中の方も,経過観察中の方も,接種していただいて問題ありません。がん患者さんでもコロナワクチンを他の人と同じように安全に受けて頂けます。

 

がんの治療中で免疫が低下している場合,コロナワクチンを接種することで,コロナウイルスに感染してしまうことはありますか?

 コロナワクチンは生きた新型コロナウイルスを含むワクチンではないので,接種が原因で新型コロナウイルスに感染することはありません。

 

コロナワクチンの接種によるがん患者特有の副反応はありますか?

 現時点での報告では,がん患者さんに特有の副反応が出ることは言われていません。ただ,現在のコロナワクチンは新しいワクチンで接種が始まったばかりです。短期的,あるいは長期的な安全性について注意深いフォローアップは必要です。

 

その他(がん関係学会等からの情報提供)

 国立がん研究センター,日本癌治療学会,日本癌学会,日本臨床腫瘍学会,日本対がん協会等から,新型コロナウイルス感染症の拡大の中で何に注意し,どう行動すべきかに関する情報発信がなされていますので,参考にしてください。

 

がん患者さんのための新型コロナウイルス対策(動画)

【内容】 

  1. がん患者さん全般の対策
  2. 肺がん・抗がん剤の注意点
  3. 乳がんの注意点
  4. 血液がんの注意点
  5. 放射線治療の注意点
  6. 喫煙の重症化リスク

 

がん診療と新型コロナウイルス感染症:がん患者さん向けQ&A

【内容】

  1. 疫学的なこと(がん患者さんのリスクなど)
  2. 免疫とウイルス感染との関わり
  3. 主治医に相談すること
  4. 検査について
  5. 治療に関して
  6. 緩和ケア
  7. 治療後の経過観察や通院
  8. 生活上のアドバイスなど
  9. がんの種別の治療について

 

新型コロナウイルス感染症とがん診療についてQ&A-患者さんと医療従事者向け ワクチン編 第1版-

【内容】

  1. Q1:がん患者はワクチンを受けた方がよいのですか。
  2. Q2:がんの治療中ですが接種しても影響はありませんか。
  3. Q3:がん治療は一段落し経過観察中です。ワクチン接種の予診表に、がん治療後であることを記載し申告する必要はありますか。
  4. Q4:がんの治療後ですが、優先してワクチンを接種してもらえますか。
  5. Q5:ワクチンの副反応に「接種した側のわきのリンパ節の腫れ」があるといいます。乳がんの術後です。気をつける点を教えてください。
  6. Q6:COVID-19ワクチンの種類、効果、副反応は
  7. Q7:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異について

 

国立がん研究センター東病院2020年度オンライン市民公開講座(動画)

【内容】

  1. 新型コロナウイルス感染症とがん患者
  2. がん治療と新型コロナウイルス感染症
  3. 新型コロナウイルス感染症日常生活の注意点と感染対策
  4. 新型コロナウイルス感染症流行下での心のケア
  5. 新型コロナウイルス感染症流行下での体作り
  6. 新型コロナウイルス感染症に関する情報
  7. 暮らしに役立つ情報

 

放射線治療について

 一般的な放射線治療では体の免疫力が大きく低下することはないと言われています。
 詳しい情報については,広島がん高精度放射線治療センター(HIPRAC)のホームページや日本放射線腫瘍学会のCOVID-19特設サイトをご覧ください。

 

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