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がん患者さんとそのご家族の方へ:新型コロナウイルス感染症について

印刷用ページを表示する掲載日2021年8月16日

 【目次】

 

はじめに

 新型コロナウイルス感染症への不安から,今後の治療や療養生活に悩みを抱えておられるがん患者さんやご家族の方も多いと思います。こうした状況の中で,治療を開始してもよいのか,あるいは,継続してもよいのかなど迷われることもあるかもしれませんが,今後の治療など分からないことや心配なことがあるときは,ご自身で判断なさらず,必ず主治医やがん相談支援センター等にご相談ください。

 

相談窓口

がん相談支援センター

 がん相談支援センターは,県内の「がん診療連携拠点病院」に設置されているがん相談窓口です。 がん患者さんやご家族の方の新型コロナウイルス感染症への不安や悩みなど,がんに関することならどんなことでも,誰でも無料でご相談いただけます。(電話相談も可能です。)詳しい情報については,次のページから御確認ください。

 なお,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から,相談時間等が変更になっている可能性もありますので,ご利用の際は事前に各がん相談支援センターへお電話でお問い合わせいただく事をお勧めします。

がん相談ホットライン(日本対がん協会)

 日本対がん協会では,がん患者さんやご家族の方が抱える不安や悩みについて一緒に考える「がん相談ホットライン」(予約不要)を実施しています。新型コロナウイルス感染症に関する相談も数多く寄せられているようです。
 詳しい情報については,日本対がん協会のサイトページをご覧ください。

がん患者のための新型コロナウイルス特別相談(日本対がん協会)

 日本対がん協会では,がん相談ホットラインの他に,がん患者さんの就労に関する相談について,社会保険労務士による「がん患者のための新型コロナウイルス特別相談」(要予約)も実施しています。
 詳しい情報については,日本対がん協会のサイトページをご覧ください。

 

入院中の患者さんのご家族へ

 病院での入院治療においては,ご家族の面会制限が行われており,入院している方にお会いになれないことで大変つらい思いをされていると思います。
 現在の病院の状況をふまえ,病気と闘っておられる患者さんとそれを支えるご家族が「つながり」や「きずな」を感じつつ過ごしてもらうために,日本緩和医療学会が「病院スタッフよりご家族にお伝えしたいこと」をまとめています。

 

がん患者さんに対する新型コロナウイルスワクチンの接種について

 国立がん研究センター中央病院及びがん研究会有明病院のサイトに,参考になる情報が掲載されています。一部抜粋してご紹介しますので,詳しくは次の各病院のサイトページを御確認ください。

国立がん研究センター

【Q】がんの治療中にコロナワクチンを接種してもよいですか?また,がんにかかっている場合,コロナワクチンの接種は安全ですか?

 【A】がんの治療中の方も,経過観察中の方も,接種していただいて問題ありません。がん患者さんでもコロナワクチンを他の人と同じように安全に受けて頂けます。

【Q】がんの治療中で免疫が低下している場合,コロナワクチンを接種することで,コロナウイルスに感染してしまうことはありますか?

 【A】コロナワクチンは生きた新型コロナウイルスを含むワクチンではないので,接種が原因で新型コロナウイルスに感染することはありません。

【Q】コロナワクチンの接種によるがん患者特有の副反応はありますか?

 【A】現時点での報告では,がん患者さんに特有の副反応が出ることは言われていません。ただ,現在のコロナワクチンは新しいワクチンで接種が始まったばかりです。短期的,あるいは長期的な安全性について注意深いフォローアップは必要です。

 

がん研究会有明病院(がん研有明病院)

【Q】がんの治療中の患者でもワクチンはちゃんと効果が出ますか?

 【A】出ます。がんのない健康な成人と比べるとやや効果が落ちますが,一定以上の効果が見られています。ファイザー社製ワクチンについてのある報告では,健康な成人の場合,1回目の接種後に95%の人で十分な抗体ができるのに対して,がん患者では2~4割にしか十分な抗体が付かなかったとされています。ただし,2回目まで接種すると,血液がん以外のがんならば95%,より抗体が付きにくい血液がんの方でも60%に十分な抗体がついたとされていますので,2回きちんと接種し終わることで効果が期待できると考えられます。

【Q】現在,がんの治療中ですが,治療と接種のタイミングの調整は必要ですか。

 【A】ある程度,調整を考える必要があります。大原則としては,ワクチン接種のためにがん治療の予定を大きく変更することは避けるべきです。ですので,元々のがん治療のスケジュールの中で,可能なタイミングをみつけてワクチン接種を行うことをお勧めします。外来受診の際に,主治医とよくご相談ください。

 

その他(関係学会等からの情報提供)

 国立がん研究センター,日本癌治療学会,日本癌学会,日本臨床腫瘍学会,日本対がん協会等から,新型コロナウイルス感染症の拡大の中で何に注意し,どう行動すべきかに関する情報発信が行われています。

新型コロナウイルス感染症Q&A(がん患者や家族,周りの方)

 関係学会からの情報などをまとめて掲載しています。

新型コロナウイルス感染症Q&A(国立がん研究センターがん情報サービス)

がん患者さんのための新型コロナウイルス対策(動画)

 コロナ禍での受診や療養生活,またがん患者さんのワクチン接種に関することなど,専門の医師が動画で詳しく解説しています。

【内容】 

  1. がん患者さん全般の対策
  2. 肺がん・抗がん剤の注意点
  3. 乳がんの注意点
  4. 血液がんの注意点
  5. 放射線治療の注意点
  6. 喫煙の重症化リスク

がん診療と新型コロナウイルス感染症:がん患者さん向けQ&A

【内容】

  1. 疫学的なこと(がん患者さんのリスクなど)
  2. 免疫とウイルス感染との関わり
  3. 主治医に相談すること
  4. 検査について
  5. 治療に関して
  6. 緩和ケア
  7. 治療後の経過観察や通院
  8. 生活上のアドバイスなど
  9. がんの種別の治療について

新型コロナウイルス感染症とがん診療についてQ&A-患者さんと医療従事者向け ワクチン編 第1版-

【内容】

Q1:がん患者はワクチンを受けた方がよいのですか。
Q2:がんの治療中ですが接種しても影響はありませんか。
Q3:がん治療は一段落し経過観察中です。ワクチン接種の予診表に、がん治療後であることを記載し申告する必要はありますか。
Q4:がんの治療後ですが、優先してワクチンを接種してもらえますか。
Q5:ワクチンの副反応に「接種した側のわきのリンパ節の腫れ」があるといいます。乳がんの術後です。気をつける点を教えてください。
Q6:COVID-19ワクチンの種類、効果、副反応は
Q7:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異について

国立がん研究センター東病院2020年度オンライン市民公開講座(動画)

【内容】

  1. 新型コロナウイルス感染症とがん患者
  2. がん治療と新型コロナウイルス感染症
  3. 新型コロナウイルス感染症日常生活の注意点と感染対策
  4. 新型コロナウイルス感染症流行下での心のケア
  5. 新型コロナウイルス感染症流行下での体作り
  6. 新型コロナウイルス感染症に関する情報
  7. 暮らしに役立つ情報

放射線治療について

 一般的な放射線治療では体の免疫力が大きく低下することはないと言われています。
 詳しい情報については,広島がん高精度放射線治療センター(HIPRAC)のホームページや日本放射線腫瘍学会のCOVID-19特設サイトをご覧ください。

 

参考になるページ

 広島県HPには,最新の感染状況や,感染拡大防止に向けた県の取組や県民の皆様へのお願いなど,新型コロナウイルス感染症に関する情報をまとめて掲載しています。

 

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