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茶山マンガ「夏日雑詩 第十一首」

茶山マンガ「夏日雑詩」

【漢詩「夏日雑詩 第十一首」(『黄葉夕陽村舎詩』後編巻八)】

〔原文〕                            〔訓読〕
滂沱雨勢逐人行                滂沱(ぼうだ)たる 雨勢(うせい) 人の行(おこな)いを逐(お)
竢聽荷池亂點鳴                竢(ま)ちて聴(き)く 荷池(かち) 乱点の鳴るを
俄頃奔雲洩殘日                俄頃(がけい)に奔雲(ほんうん) 残日を洩(もら)
稻田仍有蹈車聲                稲田(とうでん) 仍(しきり)に踏車(とうしゃ)の声有り

〔意訳〕
夕立の雨は、人の作業を止めて人々を散らしていく。
期待通りに雨が蓮池(はすいけ)までやってきて、大きな葉がパラパラと音を立てて鳴るのを聴(き)く。
まもなく夕立雲は通り過ぎ、雲の切れ間から夕日が射す。
農作業が再開されたのか、稲田からはしきりに水車を踏(ふ)む音が聞こえてくる。


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