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日本人の2人に1人ががんに罹患し、4人に1人が亡くなっています。広島県においても、年間2.2万人の方が罹患し、8千人以上の方が亡くなられます。かつて不治の病と言われたがんも、早期発見なら治る病気となってきました。早期発見に有効なのはがん検診です。今こそがん検診を受けましょう!
令和5年3月28日に閣議決定された「第4期がん対策推進基本計画」に、「がん検診受診率60%以上」が目標として定められています。
この目標を達成するため、毎年10月を「がん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン月間」と定め、国・地方自治体・企業・関係団体等が連携・協力して、普及啓発活動に取り組んでいます。
がんは早期発見で生存率が飛躍的に高くなります。例えば、『胃がん』は、早期発見(ステージ1)に発見・治療すれば、治療してから5年後の生存率は、約98%です。しかし、進行後(ステージ4)に発見・治療をした場合には、5年後の生存率が著しく低下します。早期発見には、がん検診の受診が大切です。この機会にぜひ、がん検診を受診してください。
がん検診は、主に次の1から3のいずれかの方法で受けることができます。まずは、お勤め先や、お住まいの市町にお問い合わせください。
※1から3のほかにも、原爆被害者健康診断でのがん検診などがあります。