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がん相談支援センター

印刷用ページを表示する掲載日2023年4月20日

【目次】 

 

「がん相談支援センター」とは?

 がん相談支援センターとは,県内どこにお住まいでも,質の高いがん医療が受けられるように,厚生労働大臣又は広島県が指定した「がん診療連携拠点病院」に設置されている,がんに関するご相談の窓口です。
 がんについて詳しい看護師や,生活全般の相談ができる社会福祉士などが,お話をお聴きします。

 がんに関することなら,誰でも何度でも無料でご相談いただけます。

 ※がん相談支援センターのある医療機関を受診している必要はありません。

 

相談内容について

 例えば,がんの基礎知識,治療方法,副作用,セカンドオピニオン,臨床試験(治験)など医療に関することはもちろん,「とにかく不安でいっぱい」という気持ちや,治療費・生活費などお金のこと,治療と仕事の両立支援,アピアランスケア,将来の結婚・妊娠への不安など,これからの療養生活全般について,がんに関することならどんなことでも相談できます。

※新型コロナウイルス感染症に関する,がん患者さんやそのご家族の方の,受診や治療,日常生活の不安や悩みなどにも,専門の相談員が寄り添います。

【がん相談支援センターに相談できることの例】
相談支援センターで相談できることの例
(国立がん研究センターがん情報サービス)

 

利用する際のポイント

  • 患者さん・ご家族の他,どなたでも何度でも無料で相談できます。
  • 電話・面談等によりご相談いただけます。
  • 匿名での相談も可能で,秘密は厳守されます。
    (本人の同意なしに,主治医の方やご家族に知られることはありません。)
  • 予約が必要な場合があります。

 

県内のがん相談支援センター

 がん相談支援センターは,県内にあるがん診療連携拠点病院に設置されています。
 面談や電話などの方法によりご相談いただけます。病院によって受付時間が異なり,予約が必要な場合があります。
 次の一覧ページで事前にご確認ください。

 

ご案内リーフレット・利用者の声

 広島県では,がんに関することなら誰でも無料で相談できる「がん相談支援センター」を広く県民の皆様にご案内するために,ご案内リーフレットを作成しています。

 このリーフレットは,がん患者さんに限らず,幅広く県民の皆様に「がん相談支援センター」を知っていただくために,広島県がん医療ネットワーク参加施設をはじめとした医療機関や,公立図書館,地域包括支援センター等で配布しています。

 リーフレットの作成に当たっては,相談員の写真などをできるだけ掲載するとともに,実際の利用者の声などを掲載することで,少しでも身近に感じて頂けるよう工夫しています。

 また,実際に相談のあった内容を件数ごとにまとめ,具体的にどんなことを相談されている方が多いか参考にお示ししました。

 もしも,自分や,自分の大切な家族・友人,職場の同僚などががんになった時,誰かに相談したいと思ったら,最初に利用できる身近な相談窓口として,がん相談支援センターに是非ご相談ください。

 

リーフレット表紙のイメージです
※画像をクリックするとダウンロードできます。画像サイズにご注意ください。 (PDFファイル)(1.7MB)

見開きイメージ

※画像をクリックするとダウンロードできます。画像サイズにご注意ください。 (PDFファイル)(2.18MB)

 

利用者の声(リーフレットから抜粋)

患者さんの声

  • 最初は相談するのに勇気が必要でしたが、ゆっくり話を聞いてもらい、自分が納得した上で治療を乗り切ることができました。あの時相談して良かったです。
    (50代女性 乳がん 福山市民病院)
  • 告知されてから手術のこと、今後の生活のこと、家族への伝え方など、誰にも言えず不安で眠れませんでした。がん相談支援センターで相談して、気持ちが楽になり、前向きになれました。また、相談にのってほしいです。
    (40代女性 子宮体がん 東広島医療センター)
  • コロナ禍で受診以外家から出ることがなくなり、人と話をする機会がありませんでした。受診の後、近況報告や気がかりなことを聞いてもらえて、久しぶりに笑えました。(40代女性 胸腺腫 呉医療センター)
  • がん体験者に話を聞いてもらいました。自分の悩んでいたことを同じ立場で話せる場があり、気持ちが楽になりました。
    (60代女性 胃がん 広島市民病院)
  • 治療をしているが予後的に厳しく、自分のことは色々と整理をしておきたい希望がありました。ACPやエンディングノートを記載し、主治医にも思いを伝えてもらえたので、できるところまで治療を頑張ろうと思えました。
    (70代女性 大腸がん 呉共済病院)
  • がんの告知を受け、治療計画を聞く中で仕事を退職しようと考えていました。がん相談支援センターへ行き、仕事を辞めずに休む選択肢があることを知りました。休業中は疾病手当金がもらえて慌てて仕事を辞めずにすみ助かりました。
    (50代女性 乳がん 広島市民病院)
  • がん治療も頑張っていきたいけど、将来子供を持つ希望も捨てたくないと思い相談しました。妊孕性温存の方法や助成金の話も聞けて良かったです。
    (20代女性 白血病 広島赤十字・原爆病院)

ご家族の声

  • 家族としても突然のことで、どう接していいのか混乱しました。がん相談支援センターで相談することで、何から取り組めばよいのか整理が出来たので助かりました。
    (70代女性 膵がん患者ご家族 呉医療センター)
  • 退院して、家に帰るときに色々と準備をしてもらったので、何とか生活ができています。感謝しています。
    (50代男性 血液がん患者ご家族 呉医療センター)
  • 主治医に緩和ケアを探すよう言われ、インターネットで探していたが、具体的なことが分かりませんでした。相談支援センターを利用して、緩和ケア病棟に入院するまでの手続きや入院後の具体的な様子を聞き、情報の整理ができました。
    (80代女性 肺がん患者ご家族 県立広島病院)
  • 入院治療している子だけではなく、きょうだいへの伝え方や関わり方を相談できて安心しました。(小児がん相談)
    (30代女性 血液がん患者ご家族 広島大学病院)

 

参考になるページ

 広島がんネットでは,がんについて相談したい方の相談窓口をまとめて紹介しています。がん相談支援センター以外にも,利用できる相談窓口があります。

参考になるサイト

 国立がん研究センターがん情報サービスでは,がん相談支援センターに関する情報の紹介や,全国のがん相談支援センターを検索することができる他,がん相談支援センターの紹介ビデオやラジオドラマCMなどを視聴することができます。

 

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