令和7年度全国学力・学習状況調査の結果について
1 令和7年度全国学力・学習状況調査の結果について
(1)調査実施期日及び調査実施校数(県内公立学校)等
実施期日:令和7年4月17日(木曜日)
学年 |
調査実施校数 |
集計対象者数 |
小学校第6学年、義務教育学校前期課程第6学年、特別支援学校小学部第6学年 |
440校 |
22,134人 |
中学校第3学年、義務教育学校後期課程第3学年、中等教育学校第3学年、特別支援学校中学部第3学年 |
234校 |
20,134人 |
(2)教科に関する調査の結果
〇 小学校は、国語、算数及び理科において、平均正答率が全国を上回っている。
〇 中学校は、国語において、平均正答率が全国を上回っている。数学において、平均正答率が全国を下回っている。理科において、IRTスコアが全国を下回っている。
小学校 | 中学校 | 中学校 | |||||||
国語 | 算数 | 理科 | 国語 | 数学 | 理科 | ||||
平均 正答率 (%) |
広島県 (公立) |
69 | 59 | 59 | 55 | 47 |
IRT スコア |
広島県 (公立) |
495 |
全 国 (公立) |
66.8 | 58.0 | 57.1 | 54.3 | 48.3 |
全 国 (公立) |
503 |
(3)令和7年度全国学力・学習状況調査 調査結果について
令和7年度全国学力・学習状況調査 調査結果について (PDFファイル)(177KB)
2 令和7年度全国学力・学習状況調査結果の概要
令和7年度全国学力・学習状況調査結果の概要 (PDFファイル)(1.05MB)
3 問題別市町別平均正答率一覧
4 調査結果を踏まえた授業展開例についての解説動画
全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえて、授業の改善・充実を図る際の参考となるよう、授業展開例などを動画で紹介しています。
解説動画や自校の調査結果を確認しながら、自校の児童生徒にどのような解答の傾向があったのか、学力向上に向けてどのような取組が必要なのかを学校全体で協議するなど、児童生徒への学習指導の充実に役立ててください。
※令和6年度の「調査結果を踏まえた授業展開例についての解説動画」も参考にしてください。
5 算数科における系統性を意識した指導のための参考資料
これまでも算数科で課題のあった「割合」の指導の参考となるよう、系統性を意識した指導のための参考資料を掲載しました。
本資料は、尾道市立土堂小学校が、平成29年度より国立教育政策研究所 教育課程研究指定校として、「算数科「割合」の意味を理解するための系統的な指導計画及び効果的な指導計画等の工夫改善」の実践研究に取り組んだ際に作成された「割合の学習につながる系統表」です。
(1)割合を求める第一用法、(2)比較量を求める第二用法、(3)基準量を求める第三用法につながるように、低学年からの指導事項が整理されております。系統的に子供の発達段階に応じた割合の見方・考え方を育てるため、特に、授業においては、子供が図と式を結び付けながら、全体と部分に着目して説明することが大切であり、その際の指導のポイントが分かりやすくまとめられております。
ぜひ、系統性を意識した学習指導の充実の参考としてください。
土堂小学校版!算数科「思考力・表現力」の系統性-割合の学習につながる立式の系統性に着目して- (PDFファイル)(918KB)
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