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令和7年10月29日に、中村委員が安芸南高等学校を訪問しました
令和7年10月29日(水)に、中村委員が安芸南高等学校を視察しました。
安芸南高等学校は昭和61年に開校した学校で、自ら学び、考え、行動を起こす生徒の育成を目指しています。
部活動が非常に盛んであり、部活動所属率は92%に達しています。サッカー部は県大会でベスト4に入る実力を誇る強豪で、また、過去にはラグビー部が全国大会「花園」に5回も出場した実績があります。
当日は、リニューアルした図書室を視察しました。
令和6年度のリニューアルで、蔵書数は約3万冊から半分程度に整理されました。
リニューアルでは、もともと学校にあった書棚を活用し、スチール製の棚に茶色のシートをを貼るなどして、雰囲気を柔らかくする工夫をしたそうです。
一部をカーペットに張り替え、植栽も配置することで、カフェのような居心地の良い空間となっていました。
リニューアルした図書室は生徒から好評で、利用者が増加し、図書の貸し出し冊数も増加しているとのことです。また、自習などで利用する生徒も増えたそうです。
視察当日には、2年生の修学旅行先が北海道であることから、北海道に関係した図書を集めたブースが設けられていました。また、先生のおすすめ本紹介コーナーなどもあり、図書室に行きたくなる工夫が満載でした。
始業式や終業式などの行事においては、体育館での実施ではなく、図書室から教室に映像を配信するという使い方もなされているというお話もあり、様々な方法で図書室の空間を活用されていました。
今回の視察で、図書室が学習意欲の向上や学校生活の質の向上に大きな役割を果たしていることが分かりました。









