日々の業務を終えて、何気ない会話の中で「あのときの動きはどうだった?」と自然と話題を出し、同僚の頑張りに触れることで、自然とみんなが「明日も頑張るぞ」という雰囲気を作っています。あまり自分の価値観は押し付けないようにしていて、経験年数の少ない先生が頑張っていることを受け止める姿勢を大切にしています。
言葉で伝えるのではなく、実践で伝えるように心がけています。少しでも実践に取り入れる姿を見せることで、研修で学んできたことを知ってもらうようにしています。
先生方と共有できる機会をつくります。
具体的には、教員全員が集まる会議の後に研修を新たに位置付けて先生方と共有しています。ただし、急な設定では先生方の負担になるので、短時間で実施する等の工夫は大切です。
これまでのミドルリーダーの先生方からしていただいたことを思い出しながら発言や行動をするようにしています。
具体的には、これまでの先生方からしてもらったことや寄り添っていただいた時の自分の思いを振り返りながら、相手の立場にもなって考えることで、相手を大切にした発言や行動を心がけています。
「業務の分担」「支援や助言」「感謝や賞賛」を大切にしています。
具体的には、業務を分担する際に業務内容を具体的に伝え、定期的に進捗状況の把握を行い、必要に応じて支援や助言を行っています。業務が円滑に進んでいる場合は感謝や賞賛の言葉を伝えています。
任せる仕事の方向性や具体的な方策を確認し、段階を追って仕事のレベルを上げています。よほどのこと以外は見守り、うまくいかなかった時はフォローをするようにしています。計画や進捗状況を確認しながら、丸投げにならないように気を付けています。
仕事を任せる際は、成功体験から自信につなげられるようにしています。
具体的には、経験年数の少ない先生の仕事がうまく進むように学年会や分掌会で方向性や具体的な方策を確認した上で、仕事を任せています。仕事内容も、徐々に仕事内容も段階を追ってレベルを上げ、徐々に経験年数の少ない先生が主となるような仕事の割り振りをしています。
テーマを決めず何でも話せる場を設けています。
具体的には、経験年数の少ない先生を中心に「気軽にお話し会」と称し、普段の悩みやその他について話す場を設けています。助言等はあえてせず、同じような立場の先生方同士で集まって前向きな話をすることで一歩踏み出すきっかけができるようにしています。
役割分担をしながら業務を進める中で、「自らが手本となること」「必要に応じた支援」「肯定的評価」を意識して行動しています。自分でやった方が早いと感じながらも、組織の成長という観点でも、役割分担をしながら業務を進めています。
失敗にも必ず良かった点があると思うので、その点を伝えることを大切にしています。
具体的には、傾聴・共感を意識して、全て失敗ではないとメッセージで伝えた上で、原因や改善点を一緒に考えています。
回答A:
ポジティブな言動で、この仕事に対する意欲を高めていけるように意識をしています。自分の職務を楽しんで一生懸命にやっている姿を見てもらえるようにしています。
自身の経験を踏まえた手立てを伝えています。
具体的には、「教務だより」の作成や「お悩み相談会」を実施しています。「教務だより」において、学校行事前に、自身の経験を踏まえながら保護者・地域と信頼を築くための手立て等を伝えています。「お悩み相談会」において、経験年数がバラバラになるようにグループを作り、経験年数の少ない先生の悩みを聞いてアドバイスしています。
時間をうまく使えるようにするために、仕事の見える化、共有化を行っています。
具体的には、任せる仕事を含む全体のTodoリストを作成することで、自分の役割を理解して進められるようにしています。また、お互いに声を掛け合って確認しながら進めるようにもしています。
お互いに自分が作成した資料は、できるだけ誰が見ても分かりやすいように分類をするようにしています。さらに、次に引き継いだ人が資料を探しやすくなるように、昨年度以前の資料も含め分類するようにしています。
組織の成長を意識して考えています。
具体的には、先生方一人一人の得意・不得意や経験の差による効率を踏まえつつ、人材育成の視点をもって新しい業務に挑戦する場もつくるようにしています。
自分自身の授業を公開しています。授業を見てもらう前に、必ず目的や見る視点について話をしています。さらに、授業後にフィードバックも実施しています。
保護者対応などは、自分自身がモデルとなるようにしています。
具体的には、保護者との電話対応について、私が電話している様子を横で見てもらったり、保護者への説明の流れを直接聞いてもらったりしています。
自分の考えを押し付けず、相手の考えや取組を尊重することを大切にしています。
具体的には、自分の考えや価値観を押しつけることはせず、この取組がいいかどうかは、自分で判断してもらうように伝えています。
先生方が話しかけやすくなるために、できるだけ余裕をもって業務に取り組めるよう心がけています。自分自身に時間の余裕ができれば、いろいろな事に対応でき、経験年数の少ない先生の支援に時間を割いたり、分掌会や学年会などで話を聞く時間を確保できたりします。
困ったときに相談してもらえるように、少し余裕をもった計画を立てています。
例えば、文化祭の立案について、経験年数の少ない先生が担当になったため、起案までの締切を早めに設定しました。なかなか進まなかったため、合唱の練習計画や教員の分担分け、文化祭までのスケジュールなど相談しながら立案しました。
ミドルリーダーの立場上、先生方にお願いしたり、促したりすることが多いため、同僚の成長や変容に気付いたときには、確実に言葉で伝えることを大事にしています。
具体的には、「ありがとうございます。」「助かります。」「さすがです。」など、感謝や賞賛の声かけをするようにしています。
積極的に自分から会話をするよう心がけ、相手の話を聞くことを大事にしています。
具体的には、同僚が困っているときはもちろんですが、普段から授業や生徒指導、保護者対応について自分がやってみて良かったこと、逆に失敗したことを伝えるとともに、良かったことは褒め合い、失敗したことは次に生かすために前向きな気持ちになれるような会話に取り組んでいます。