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1 楽しさを感じる

1-01 教員の「働きがい」をどんな時に感じていますか?

回答A:

児童生徒の成長を教職員間で共有し、喜び合えたり伝え合ったりすることで、教員として果たす役割・責務を再確認でき、教員としての「楽しさ」「やりがい」を感じています。

具体的には、1学期に前年度の担任と児童生徒が成長した様子などを職員室で伝え合ったり、しっかり準備した授業や指導などが児童生徒に伝わり、児童生徒が熱心に取り組んでいる姿や成長している場面を見られたりしたときです。まずは自分が楽しむことを大切にし、その姿から同僚が、仕事は義務感だけで行うのではなく、やりがいや自己有用感など、自分自身のためにもなることを伝わるようにしています。

 

回答B:

学年の団結力が高まっていることを感じる時です。

具体的には、学年全体で取り組むために、学年の先生方と思いを共有し、小さな作業まで役割分担することで、何をすればいいのかを分かりやすくしています。また、そうしたことで、周りの先生方が率先して動いてくださるので、大変感謝しています。子供たちがイキイキしている姿から「学年全体で取り組んでいるな!」と感じます。

 

1-02 クラスの生徒の成長を感じられない時、どうされていますか?

児童生徒の様子を伝え合い、魅力や成長を共に喜ぶようにしています。

具体的には、職員室に帰ると「今日の〇〇くんが~!」と子どもたちの話で盛り上がったり、誰の名前が出てもみんなが「彼はそんなこと言うんだね。すごいですね。」と話したりしています。もちろん、うまくいかないことや、心配している児童生徒についてもみんなで共有し、策を考える雰囲気になるよう心がけています。

 

1-03 教員という仕事の魅力が分からなくなった時、どうされていますか?

児童生徒の様子を交流しながら成長を感じられる場面を特別に設定するのではなく、普段の放課後になにげなく児童生徒の様子を交流することを心掛けています。また、職場の魅力や学校の価値を高めるために、周りの先生方に助けてもらいながら、いろいろなことに取り組むことができていることに感謝していることを伝え、どれだけ児童生徒が「主体的に活動できているか」など、経験年数の少ない先生と話をしています。

 

1-04 業務内容で悩んでいる同僚がいたとき、先生ならどう接しますか?

同僚が分掌業務等で困っているときこそ、自身の経験も踏まえて教職の「楽しさ」「やりがい」「魅力」「学校の価値」「意義」について話したり伝えたりしています。

具体的には、困難な時でも前向きになれるよう、悩みに寄りそうだけでなく、その業務の意義を踏まえ、元気づけたり鼓舞したりする声掛けをしています。

 

1-05 児童生徒のことで悩んでいる経験年数の少ない先生に対して、どう接したらいいですか?

経験年数の少ない先生方が悩みを解決し、魅力を感じながら教育活動に当たることができるよう、意図的に場を仕組んでいます。

具体的には、放課後に児童生徒との接し方について、その児童生徒を「より良く成長させるためにはどうすればよいか」を考えて実践し、何らかの変容が見られた時、児童生徒と接する仕事の「すばらしさを共有」できることがあります。また、先生方同士で語り合う場を設定したことがあります。経験年数の少ない先生は、困っている内容について経験豊富な先生に聞いたり、学級経営のコツや人間関係づくりの実践事例について交流し合ったりしています。

 

1-06 業務遂行で困っている同僚に対して、先生ならどう接しますか?

その困っていることや悩みに寄り添いながら解決方法を一緒に考えてみるようにしています。その際、「なぜできないのか」ではなく、「どうしたらできるだろう」という視点で一緒に考える姿勢を大切にしています。

具体的には、うまく仕事が進んでいない原因を整理し、一つ一つ解決方法を考えていきます。本人がどうしたら業務がうまく進められるかを自分で考え、見通しがもてるような声掛けをすることを意識し、本人と対話をしながら解決方法を一緒に考えていくようにしています。その後は進捗状況の把握、助言や支援等を行いながら、その仕事を本人が最後までやりきれるようバックアップしています。そして、仕事を任された本人が「達成感」「やりがい」などを感じることができるよう取り組んでいます。

 

1-07 同僚が頑張った仕事を認めてもらえず、落ち込んでいるときは、どうされていますか?

日々の業務を終えて、何気ない会話の中で「あのときの動きはどうだった?」と自然と話題を出し、同僚の頑張りに触れることで、自然とみんなが「明日も頑張るぞ」という雰囲気を作っています。あまり自分の価値観は押し付けないようにしていて、経験年数の少ない先生が頑張っていることを受けとめる姿勢を大切にしています。

 

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