児童生徒の成長を教職員間で共有し、喜び合えたり伝え合ったりすることで、教員として果たす役割・責務を再確認でき、教員としての「楽しさ」「やりがい」を感じています。
具体的には、1学期に前年度の担任と児童生徒が成長した様子などを職員室で伝え合ったり、しっかり準備した授業や指導などが児童生徒に伝わり、児童生徒が熱心に取り組んでいる姿や成長している場面を見られたりしたときです。まずは自分が楽しむことを大切にし、その姿から同僚が、仕事は義務感だけで行うのではなく、やりがいや自己有用感など、自分自身のためにもなることを伝わるようにしています。
学年の団結力が高まっていることを感じる時です。
具体的には、学年全体で取り組むために、学年の先生方と思いを共有し、小さな作業まで役割分担することで、何をすればいいのかを分かりやすくしています。また、そうしたことで、周りの先生方が率先して動いてくださるので、大変感謝しています。子供たちがイキイキしている姿から「学年全体で取り組んでいるな!」と感じます。
児童生徒の様子を交流しながら成長を感じられる場面を特別に設定するのではなく、普段の放課後になにげなく児童生徒の様子を交流することを心掛けています。また、職場の魅力や学校の価値を高めるために、周りの先生方に助けてもらいながら、色々なことに取り組むことができていることに感謝していることを伝え、どれだけ児童生徒たちが「主体的に活動できているか」など、経験年数の少ない先生と話をしています。
経験年数の少ない先生方が悩みを解決し、魅力を感じながら教育活動に当たることができるよう、意図的に場を仕組んでいます。
具体的には、放課後に児童生徒との接し方について、その児童生徒を「より良く成長させるためにはどうすればよいか」を考えて実践し、何らかの変容が見られた時、児童生徒と接する仕事の「すばらしさを共有」できることがあります。また、先生方同士で語り合う場を設定したことがあります。経験年数の少ない先生は、困っている内容について経験豊富な先生に聞いたり、学級経営のコツや人間関係づくりの実践事例について交流し合ったりしています。
長期的な見通しをもって学校行事等を計画するようにしています。
具体的には、学校種により差はあるものの、3年間、6年間、9年間といった児童生徒が所属している期間を通して育成したい資質・能力を踏まえ、発達段階に応じた系統的な計画を作成しています。そのような計画を実施する中で、児童生徒の成長を様々な視点から捉えることができています。
楽しいこともしんどいことも含めて、お互いの情報の共有をしています。
具体的には、つらいこと、しんどいことを抱えずに仕事に取り組むことは、お互いの精神面においても大切だと思っています。日常的なコミュニケーションを通した情報の共有をすることで、自分自身も職場で積極的に動くことができています。
心理的安全性を高めることを念頭に対話するようにしています。
具体的には、「あったかい学年にしていこう!」と先生方と対話をよくすることで、新しい提案をした際も、うまくいくようにという視点で意見を出してくださっています。
まずは、お互いの違いをも楽しむようにしています。
具体的には、意見や考え方が違う職員が一緒に働いているので、どちらが正解、不正解ということではなく、どのように考えているかを交流することが大事だということを話しています。