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10月31日(火)に、近藤委員が庄原実業高等学校を訪問しました。

 最初に学校の取組などの概要について、校長の栗田正弘先生、教頭の部屋聡先生、教務主任の藤岡勇貴先生から説明して頂きました。
 庄原実業高等学校には、生物生産学科、食品工学科、環境工学科、生活科学科の4学科がありますが、地域・社会に貢献するクリエーターの育成を目指し、現在、「マイスター・ハイスクール事業(次世代地域産業人材育成刷新事業)」など様々な取組を進めておられるそうです。
 当日は、「マイスター・ハイスクール事業」の一環として行われている未来思考型PBL「アグリビジネスアイディアソン」の様子や農場や果樹園を見学させていただきました。

 「マイスター・ハイスクール事業」は、地域の未来社会実装型農業を創出するアグリビジネスプレーヤーになることを目指して、4学科全生徒が参加しており、1年次に考えたプロジェクト(研究課題)ごとにグループで取り組み、2年次、3年次と継続的に学んでいくことで、専門的な知識・技術の習得、課題発見・解決能力、提案力、創造力を身に付けていくことを目指しているそうです。3年次には、企業の方や大学教授等の方々に対して研究発表を行い、評価を得ることとなっています。
 今回見学させていただいた未来思考型PBL「アグリビジネスアイディアソン」では、2年生の皆さんが自分たちのビジネスプランについて講師の方にプレゼンテーションをし、講師の方から質問やアドバイスをいただいていました。
 講師の方は、企業の経営者や農業の専門家、社会福祉法人の代表や大学教授など多彩で、生徒の提案するビジネスプランに対して、細かく質問され、ビジネスとして実現するために必要なことについて、真剣にアドバイスをしてくださっていました。講師の方からいただいた指摘や質問に応える形で、生徒たちはプランをブラッシュアップし、実現可能なビジネスプランに仕上げていくとのことです。見学した近藤委員も講師の方と生徒さんのやり取りに熱心に耳を傾けていました。

ピクチャ2 ピクチャ3

 続いて、学校の果樹園を農業科の徳永隆志教諭に案内していただきました。文字どおり実りの秋で、生徒たちが丹念に育てた収穫前の梨やブドウが立派に育っていました。

ピクチャ1
 庄原実業高等学校は生徒と先生が一緒になって、今より一歩先を目指して、しっかりと前進していこうとしている様子がうかがえました。