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令和2年度広島県教員等資質向上協議会の議事概要,広島県教員等資質向上指標及び令和3年度広島県教職員研修体系

1 実施日時・場所

(1)実施日時

令和3年1月18日(月曜日)10時00分~11時15分

(2)実施場所

Web会議(各所属からの参加)

2 主な議題

(1)教育委員会事務局からの説明

(2)協議

(3)諸連絡

3 議事概要   

(1) 事務局から,配付資料によって次の項目を説明した。

ア 広島県教員等資質向上指標に係る具体的な姿(例)の作成について

イ 広島県教員等資質向上指標の策定及び活用について【案】

ウ 別紙:広島県教員等資質向上指標の活用に向けて【案】

エ 参考資料2~8

 

(2) 協議

ア  「広島県教員等資質向上指標に係る具体的な姿(例)の作成について」に関する協議

 校長の具体的な姿(例)を作成したということだが,校長以外の職種に対しても具体的な姿(案)が必要なのではないか。特に,若い先生方へは必要ではないか。

→ 今回は学校をリードしていく校長,とりわけ新任の校長をイメージしながら作成した。他の職種に対しては,今後,この指標に基づいた研修の実施を通して周知する。

 

イ 「広島県教員等資質向上指標の策定及び活用について【案】」に関する協議

 「中央教育審議会『新しい時代の初等中等教育の在り方について』(平成31年4月17日)は諮問のため,諮問であることを明確にすべきではないか。

→ 中央教育審議会の動静を踏まえ,適正に修正する。

 

ウ  「別紙:広島県教員等資質向上指標の活用に向けて【案】」に関する協議

(ア) 「保護者・地域・関係機関等との協働」の三つ目の具体的な姿(案)について,広島県教員等資質向上指標(校長)に示している順に照らせば,地域との協働に関わる内容であるため,「地域との協働に関わる」という文言を「近隣の異校種の校長とも連携を密にしている」の文章の「~校長とも」と「連携を~」の間に入れた方がいいのではないか。

→ 指摘を踏まえ,検討する。

 

(イ) カリキュラム・マネジメントの項目にある一つ目の具体的な姿(案)について,「一単位時間」という言葉が使用されているが,授業を参観する場合,最初から最後まで参観することが当然であり,あえて表現する必要があるか。

→ 学校規模の大小にかかわらず,大事にしてほしいと思っている。しかし,授業の最初10分だけを参観して指導・助言につなげる実態もある。あえて,一単位時間と示すことで,校長にはしっかり授業を参観し,授業改善に向けて,面談に生かしてほしいということを表したものである。

 

(ウ) GIGAスクール構想が前倒しになり,大学においても,その体制を教職課程の内容に組み込む必要があるが,GIGAスクールに対応した小・中学校の仕組みについて,記載があってもよいのではないか。

→ 一人一台端末の時代において,デジタル機器の効果的な活用は非常に重要である。校長の指標に基づいた具体的な姿(案)には示していないが,今後の時代とともに様々なことが変化すると考えている。その都度,内容の変更は必要だと考えている。

 

(エ) 「保護者・地域・関係機関との協働」について,高校であれば,学校運営協議会が設置されているが,幼稚園及び小・中学校においてはどのようなものをイメージしているのか。

→ 協議会がある学校や地域もあれば,そこまで十分ではない学校や地域もある。学校や校長が保護者や地域の方々と話をする場は重要である。学校運営協議会での協議もあれば,例えば,PTAの役員会の終了後,役員の方々と校長が話をする場面もあるはずである。学校運営協議会だけでなく,そのようなものも含めてイメージしている。

 

(オ) 小・中学校におけるコミュニティ・スクールは,どのように進んでいるのか。

→ 小・中学校におけるコミュニティ・スクールについて,昨年度と比較してかなり進められてきている。今後3~4年かけて整備していく学校が多いのではないかと思っている。

→ 府中町内ではコミュニティ・スクールを進めてから3年になる。地域と学校が一緒になって子供を育てていく仕組みをつくっていこうという観点で進めている。導入により,子供たちをはじめ,地域の方々や保護者にも変化がみられる。とりわけ,地域の方々や保護者に学校の教育活動に関心をもっていただいている。共に育てていこうという意識が広がっていると感じている。

 

(カ) 「危機管理」について,学校を運営していく上で,施設を適切に管理していくことも大きな役割を担っている。「施設管理」という観点での危機管理上の取組を進めるという文言を入れてはどうか。また,危機を未然に防止するための取組に対する評価について示されているが,防止する取組をもっと積極的に進めていくような文言を入れてはどうか。

→ 指摘を踏まえ,検討していく。

 

(キ) 社会情勢の変化に伴い,教育施策全般を進めていく上で,「GIGAスクール構想」,「個別最適な学び」や「主体的な学び」は不可欠だと思われる。資質向上に向けて,それらを無視することはできないであろう。それらの言葉や考え方等をどこかに入れることを検討していただきたい。

→ 指摘の点については,次期「広島県 教育に関する大綱」(素案)でもうたわれていることであり,検討していく。

→ 中央教育審議会の動静を踏まえ,資料2「広島県教員等資質向上指標の策定及び活用について【案】」の「1 はじめに」に加筆することも検討する。

 

(ク) 「組織・環境づくり」の二つ目の具体的な姿(案)について,「一人一人の持っている力を引き出す」ためには,全教職員とのコミュニケーションを図ることが先に来るべきではないか。その上で,親身になって相談に応じることを通して,嫌われることをひるまずではなくて,嫌われることを恐れずに,時には言い辛いことを言う態度を示すとすれば,より分かりやすいのではないか。

→ 指摘を踏まえ,検討する。

 

エ 参考資料2~8に関する協議

 

 特に質問等はなし

 

4 広島県教員等資質向上指標及び令和3年度広島県教職員研修体系

01 広島県教員等資質向上指標の策定及び活用について (PDFファイル)(156KB)

02 広島県教員等資質向上指標(校長) (PDFファイル)(128KB)

【別紙】広島県教員等資質向上指標の活用に向けて〔校長の具体的な姿(例)〕 (PDFファイル)(250KB)

03 広島県教員等資質向上指標(教頭) (PDFファイル)(137KB)

04 広島県教員等資質向上指標(部主事) (PDFファイル)(138KB)

05 広島県教員等資質向上指標(主幹教諭) (PDFファイル)(134KB)

06 広島県教員等資質向上指標(指導教諭) (PDFファイル)(422KB)

07 広島県教員等資質向上指標(教諭・講師) (PDFファイル)(465KB)

08 広島県教員等資質向上指標(養護教諭) (PDFファイル)(471KB)

09 広島県教員等資質向上指標(栄養教諭) (PDFファイル)(470KB)

令和3年度広島県教職員研修体系 (PDFファイル)(250KB)

 

 

 

 

 

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