小学校教科担任制推進について
令和5年度小学校教科担任制推進協議会
令和5年度に小学校教科担任制の加配措置を受け、教科担任制に取り組んだ学校が、小学校高学年における教科担任制に関する事例集~小学校教育の活性化に繋げるために~(令和5年3月 文部科学省)で示されている次の4つの教科担任制の取組の効果のうち、各校における特徴的な取組をまとめました。
- 授業の質の向上
- 小・中学校間の円滑な接続
- 多面的な児童理解
- 教師の負担軽減
このページの下部、「参考資料」に掲載している資料とともに、小学校教科担任制に取り組む際の参考にしてください。
令和4年度小学校教科担任制推進協議会
令和4年度は,算数,理科,体育のいずれかにおいて専門性を有する専科教員を加配措置する3教科型を14校,これまでの小学校専科指導加配に当たる8教科型を26校の計40校に加配措置し,小学校教科担任制を推進してきました。加配措置校の取組の成果としては,各学校の実態に合わせた授業交換等の工夫により,児童が学習に意欲的になるとともに,教員が同じ内容の授業を複数回実施することで授業改善につながっていること,高学年の教員を中心に,チームで児童の指導にあたることで,生徒指導上の問題行動が未然に防止できていること,児童の指導に悩みをもつ若手の教員をサポートし人材育成につながっていることなどが報告されています。
令和3年度小学校教科担任制推進事業
国が,令和4年度から小学校高学年からの教科担任制を本格的に導入することを検討していることを踏まえ,令和3年度,広島県教育委員会は,小学校教科担任制推進事業に取り組みました。県内の7校を教科担任制推進校に指定し,小学校高学年における教科担任制の円滑な導入に向けて,効果的な校内体制づくりや指導方法等について実践するとともに,その成果を検証し,普及することを目指して取組を進めました。
参考資料
小学校教科担任制に関わって,中央教育審議会答申や検討会議の報告,文部科学省が作成した事例集を掲載しています。