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令和8年10月23日(金)に、小田原委員が広島国泰寺高等学校を訪問しました。
令和8年10月23日(金)に、小田原委員が広島県立広島国泰寺高等学校を訪問しました。広島国泰寺高等学校は、来年、創立150周年を迎える歴史と伝統のある県立高等学校です。令和8年度から指定されたスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取組を通して、科学的な探究活動や理数教育の充実に取り組んでいます。
※スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは:文部科学省が指定している、先進的な科学技術、理科・数学教育を通じて、生徒の科学的な探究能力等を培うことで、将来社会を牽引する科学技術人材を育成するための取組。
訪問当日は、理数コース2年生の「理数探究」の授業を視察しました。理数コースでは、普通科の総合的な探究の時間「夢探究」に代えて、数学や理科の視点を生かした「理数探究」に取り組んでいます。授業は一斉授業形式ではなく、生徒一人一人がチームや個人で設定したテーマについて、それぞれのペースで研究を進めるスタイルです。小田原委員が生徒に「どんなことをやっているの?」「なぜそのことに興味を持ったの?」と問いかけると、生徒たちは自分の研究内容や興味を持ったきっかけ、今後の展望などを、自分の言葉で生き生きと説明してくれました。
また、「理数探究」の授業と同時間に普通科の探究学習も行われており、普通科の生徒が理数コースの教室を訪れ、学びを深める姿も見られました。コースの枠を超えて互いの探究に触れることで、新たな視点や気づきを得る学習環境が整えられているのも同校の強みです。さらに、3年次には研究成果を論文にまとめ、英語でプレゼンテーションを行う機会もあります。研究を通して培った力を、大学での学びにもつながる実践的な力へと発展させる取組が進められています。
授業視察の後、「理数探究」の担当教諭から、SSHの取組や理数教育の充実に向けた研究開発について説明を受けました。理数コースには、生徒が互いの探究を尊重し、他者の意見を取り入れながら切磋琢磨できる環境があるとのことです。また、2クラスという比較的小規模なコミュニティの中で、生徒同士が互いの研究に関心を持ち、意見を交わしながら、それぞれの探究を深めているといいます。今後は、大学の教員や研究者など、外部の専門家との連携をさらに広げ、高校生ならではの視点を生かした研究を、社会課題の解決や社会実装に繋げていくことも目指しているとのことです。生徒が自ら課題を設定して研究に取り組むだけでなく、互いの学びを尊重し、学校内外の多様な人々との交流を通して研究を発展させていく、同校の展望について理解を深めることができました。
最後に、校内の施設を見学しました。広島国泰寺高等学校は、文部科学省の「令和7年度産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業」において採択を受け、理数系教育を先導する拠点整備を進めます。見学では、高度な実験・観察ができる科学機器を設置した研究施設の整備に加え、多様な人々が交流できる空間の整備など、今後の学びをさらに発展させる構想を紹介していただきました。









