本文
総合技術高等学校の生徒が各種大会等の受賞・取組内容を教育長に報告しました!
令和7年12月17日(水曜日)、総合技術高等学校の生徒7名が教育長を訪問し、「うまいっしょ甲子園全国高校生料理選手権2025」及び「第63 回 技能五輪全国大会」での受賞報告と、「第25回広島県高校生スペシャリストの祭典」における取組に係る報告を行いました。
「うまいっしょ甲子園全国高校生料理選手権2025」では、同校食デザイン科2年の生徒2名が優勝を勝ち取りました。この大会は、食のプロを目指す高校生が集い、日々の研鑽を発表するものです。今回の課題は「秋に食べたい高校生のアイデアメニュー」とのことで、生徒たちは、秋の味覚である秋刀魚やさつま芋、地元食材の広島菜などを利用し、「北の恵み 瀬戸内御膳」を考案し、料理技術を披露しました。審査員からは「ほっこりする優しい味付け」「おもてなしの心が伝わってきた」「動きに無駄がなかった」など、調理技術から、調理工程、できあがった料理にいたるまで、とても好評をいただいたようです。生徒たちはこの大会を通じて、「おもてなしの心」を大切にすることを学びました。
「第63回技能五輪全国大会」では、西洋料理職種において食デザイン科の生徒3名がそれぞれ銀賞、銅賞、敢闘賞を受賞し、配管職種では、環境設備科の生徒1名が銅賞を受賞しました。この大会は、全国から選抜された満23歳以下の技能者による技能競技大会を通して、技能の重要性・必要性を広くアピールし、青年技能者のレベルを向上させることを目的としています。
西洋料理職種に参加した生徒は、過去、この大会で金賞を受賞し、現在は広島のホテルで調理師として働く先輩の姿を見て、自分たちも技術を高めるためにチャレンジしようという思いのもと参加されたとのことでした。
指定された課題(例えば、「卵黄と卵白を時間内に指定数量分けること」「内臓を抜き取った丸鶏を部位ごとにさばくこと」、「それらを用いて料理を作成すること」、「料理の中には指定の食材を含めること」など)を指定された時間内に行う必要があるため、高度な調理技術が要求されます。
生徒たちは、この大会を通じて、「前回の失敗を生かし、自分が納得のいく料理を作れるように頑張り、賞を取れたので自信になった。」「最後まであきらめずに挑戦することの大切さを学ぶことができた」「効率よく、段取りよく調理できるようになった。一連の調理工程を一人で頑張ることで忍耐力がついた。」などの感想が寄せられました。また、「調理師として食文化を継承し、地域社会に貢献、世界へと羽ばたく人材に成長していきたい」との頼もしい意気込みもお聞きすることができました。
一方、配管職種については、建築配管工事でビルや戸建住宅に日常見られる洗面台の配管を、実際に現地で7時間以内に壁面に製作する課題が出されました。競技開始まで製作図を見ることができないため、競技開始後に製作図を見た後は、壁面に図面を書くことからはじめ、配管や器具の取り付け、水漏れがないかどうかなどの確認も必要です。また、各種配管や器具の取り付けには、工具のを取扱う技術や配管に関する知識も求められる上、そもそもの競技時間が最大7時間と長丁場にわたるため、非常に忍耐力が試される課題となっていました。出場した生徒は、前日までトレーニングを行い本番に臨んだ結果、6時間8分で課題を完了し、競技終了後の水圧試験でも水漏れなしという、好成績を収めました。
生徒は「昨年度よりも大きな成長を実感できた」「ものづくり技術や継続力、忍耐力など、授業では体験できない濃い体験ができた」とのことです。また、「この大会を通じて得た経験をもとに、今後の就職先や社会貢献、後輩への技術の伝承に活かしていきたい。」と、将来の目指す姿をお話しいただきました。
「第25回高校生スペシャリストの祭典」では、産業教育を学ぶ生徒が、日ころの主体的な学びの成果について発表する場を設けることを目的としたイベントであり、農業、工業、商業、家庭、看護、福祉を学ぶ生徒たちによるステージ発表や木材加工等の実演、オリジナル商品の販売や、専門学科での取組の展示を行いました。
県内の全65校から総勢約100名の生徒が参加する大変大きなイベントですが、その準備は生徒たちで構成される実行委員会が中心となって検討を重ね、進めていました。実行委員長を務めた生徒は、「複数の学校の間でイベントに関するいろいろなことを準備・調整するのは大変だったが、このイベントを無事開催でき、他校の生徒と一体感・達成感を感じることができた。とてもいい経験になった。」との感想を述べていました。
教育長は、生徒たちが挑戦する気持ちを持ち、当日まで努力を積み重ね、プレッシャーをはねのけて受賞等活躍をされたことに対して、敬意を表しました。
【訪問当日の様子】
| 大会・イベント名 | 受賞・取組内容 | 学科 | 学年 | 氏名 |
|---|---|---|---|---|
| うまいっしょ甲子園 全国高校生料理選手権2025 | 優勝 | 食デザイン科 | 2年 | 岡崎(※) 栞(おかざき しおり) ※正しい表記は「山」+「竒」 |
| 清水 花(しみず はな) | ||||
| 第63回技能五輪全国大会(西洋料理職種) | 銀賞 | 食デザイン科 | 3年 | 青木 唯織(あおき いおり) |
| 銅賞 | 上田 奏萌(うえた かなめ) | |||
| 敢闘賞 | 2年 | 鴫田 師門(しぎた しもん) | ||
| 第63回技能五輪全国大会(配管職種) | 銅賞 | 環境設備科 | 3年 | 下宮 心瑛(したみや しんえい) |
| 第25回広島県高校生スペシャリストの祭典 | 実行委員長 | 人間福祉科 | 3年 | 中島 萌々香(なかしま もえか) |
【各種大会等について】
1 うまいっしょ甲子園全国高校生料理選手権2025
日時 令和7年10月11日(土曜日)
場所 北海道三笠市
主催 全国高校生職のコンクール実行委員会
2 第63回技能五輪全国大会
日時 令和7年10月17日(金曜日)~10月20日(月曜日)
場所 愛知県国際展示場 等
主催 厚生労働省、中央職業能力開発協会、愛知県
3 第25回 広島県高校生スペシャリストの祭典
日時 10月31日(金曜日)
場所 広島駅南口地下
主催 第25回スペシャリストの祭典実行委員会









