広島国泰寺高等学校の生徒が「異才発掘プロジェクトROCKETサマープログラム」に参加しました!
広島国泰寺高等学校理数コース2年生の梶山 尊(かじやま たける)さんが,東京大学が企画する「異才発掘プロジェクトROCKETサマープログラム」に参加し,8月17日~20日の4日間,東京大学先端科学技術研究センターで行われた様々なプログラムを体験しました。本物の体験を通して「答えのない学び」から学びの本質を考えようとする初企画の本プログラムは,全国の中高生を対象に募集があった中,梶山さんはその高い探求心と課題を解決する意欲が評価され,10名の参加者に選ばれました。
10月3日(木),教育長を訪問し,プログラムを通して学んだことを報告しました。
プログラムでは,VR技術やバリアフリー製品,量子コンピューターの開発など,様々な最先端の研究を目の当たりにするとともに,各分野の著名人から環境問題やアメリカと日本との教育の差など,多岐にわたる内容の講義を受講しました。
また,視覚障害者の方と一緒に街を歩きながら,街中にある視覚障害者向けの機能がある施設を巡るなど,実際に体験してみて知ることができる学習に感動した様子でした。
プログラムを終えた梶山さんは,
「とても濃厚な日々で,本当に楽しかったです。多くの高校生がこのような体験ができればいいなと感じました。」
と述べるとともに,この体験を経て,学びの本質とは,
「先入観を捨て,積極的に『実際』を体験し,本当の意味での広い視野を持って観察し,本質を見極め,新たな発見へつなげること」と自身の考えを語ってくれました。
教育長は,
「たくさんの発見と体験が出来て,本当に良い経験になりましたね。是非,学校の皆さんにも教えてあげてください。これからも研究頑張ってください。」
と述べました。