10月16日(水)に,菅田委員が宮島工業高等学校を訪問しました。
10月16日(水),菅田委員が宮島工業高等学校を訪問しました。
宮島工業高等学校では,「技心」を校訓とし,あらゆる技を磨くとともに,その基本となる心を豊かにすることで,真のスペシャリストの育成を目指しています。
さらに,今年度からは,全校生徒に「宮工力」という社会人の基礎となる力を身に付けさせることを目標に掲げています。
この日は,各科の実習の授業と建築科の生徒が建築した四阿(あずまや)の見学を行った後,意見交換を行いました。
インテリア科の実習の授業では,地域貢献の一環として,近隣の保育園に飾る絵の制作に取り組み,また,電気科の実習では大会に向けてマイコンカーを作っていました。どの授業でも生徒同士が話し合いながら,とても楽しそうに授業に臨んでいました。
菅田委員は,生徒たちが作る本格的な作品に感心した様子でした。
その後,宮原温泉地域管理組合からの依頼で,建築科の生徒が宮原温泉グランドゴルフ場内に建築した四阿を見学しました。この四阿は,建築科の生徒が,20年にわたり,1年間に1棟ずつ建築する計画の1棟目で,菅田委員は,四阿を隅々までじっくり見て,その立派な造りに驚いていました。
四阿の窓から桜が見えるように設計されていることを聞いた菅田委員は,
「このベンチに座って桜が鑑賞できるなんて素敵ですね。利用される方は喜ばれるでしょうね。」
と述べ,実際にベンチに座って使い心地を確かめていました。
生徒からは実習で作った作品などがプレゼントされました。