６月12日（水）に，細川委員が呉工業高等学校（定時制課程）を訪問しました。

　６月12日（水），細川委員が呉工業高等学校（定時制課程）を訪問しました。

　呉工業高等学校定時制課程では，今年度，機械科と電気科に加え，キャリアデザイン科が新設されました。キャリアデザイン科では，生徒自身の興味や関心に合わせて，普通科目，工業系，商業系など多くの科目の中から選択し，学ぶことができ，就職や進学など多様な進路を選ぶことができます。
  
  この日は，キャリアデザイン科の「産業社会と人間」の授業や施設の見学，意見交換等を行いました。

   「産業社会と人間」の授業では，月に一度，外部講師を招いて講演会を行ったり，企業ガイダンスに参加したりするなどして，様々な産業や職業を知り，進路を考える機会としています。
  この日の授業では，自分の興味がある職業について，その職業に就くためには，どういった資格が必要なのか等をインターネットで調べ，そのためには，今何をすべきなのかを考えました。
  メイクアップアーティストやキャビンアテンダントなどの職業について調べる生徒たちを，委員は真剣に見つめていました。

  その後訪れた機械科や電気科の実習場で，今年度の広島県技能オリンピックの溶接部門で優勝した生徒の作品や，実習で使用している機械を見た委員は，「溶接の技術がすごいのが一目で分かります。」「機械にゴミ一つ残っていないですね。大切に使っているのですね。」と感心した様子でした。

  また，昨年度，児童文学評論家の赤木かん子氏のプロデュースで，リニューアルした図書館では，休憩時間を過ごす生徒たちと一緒に座り，談笑しました。

 訪問を終えた細川委員は，
「呉工業高等学校の良いところをたくさん知ることができました。特に企業と幅広く，厚く交流しているのは，とても良いことですね。在学中に企業と連携することは，生徒が就職先を決める際にも，就職した後のためにもとても重要ですね。」
と感想を述べました。