学校運営協議会委員研修会
令和元年度 学校運営協議会委員研修会について
日時・会場
・令和元年9月6日(金) 14時30分~17時00分 広島YMCA国際文化センター コンベンションホール
(参加者65名)
・令和元年9月7日(土) 14時30分~17時00分 広島YMCA国際文化センター 大会議室
(参加者36名)
※同一の研修内容を2日間に分けて実施しました。
研修内容
開会行事
講演
講師:特定非営利活動法人まちと学校のみらい 代表理事 竹原 和泉 様
演題:「コミュニティ・スクールの可能性」
講師の竹原様に「コミュニティ・スクールの可能性」と題して,学校運営協議会制度の趣旨や目的,学校と保護者・地域のつながりの大切さについて御講演をいただきました。
冒頭の,「子供時代で忘れられないことは?」という問いかけに対して,参加者の方々がお互いに当時の思い出を笑顔でお話しされている様子が印象的でした。
講演の内容として,学校運営協議会制度の趣旨や目的を分かりやすくお話しいただくとともに,他県の取組の好事例を御紹介いただき,本県の学校運営協議会の取組の充実につながるようなお話をいただきました。
子供たちがこれから必要となる力を身に付けるために必要な「社会に開かれた教育課程」作りに,学校と保護者・地域がどのように関わっていくのか,子供たちのためにそれぞれの立場からどのようなことができるか,理解を深めることができた「学びの場」となりました。
グループ協議
進行:学校経営支援課 管理主事 宮本 博幸
まず,「自校の幼児児童生徒にどのような力を身に付けてほしいか。どのような幼児児童生徒を育てたいか。」をテーマに,参加者の方々にそれぞれの立場で考えていただきました。
身に付けてほしい力として,次のような意見が出されました。
・コミュニケーション力(多様性,発言する勇気を持つ,質問できる)
・生き抜く力(心身共に健全に生活できる力,自分の人生を深く学ぶ,自主自律,たくましさ)
・創造力
・挑戦する力(前向き,向上心) など
育てたい幼児児童生徒像として,次のような意見が出されました。
・主体的に考えて行動できる。
・自分の目標(夢)に向かって,粘り強く努力することができる。
・広い(グローバルな)視野を持ち活躍できる。
・地域愛を持ち,地元に貢献できる(地元に戻ってくる)。 など
次に,「そのような幼児児童生徒を育てるために,どのようなことができると思うか。」をテーマに,「学校では」,「地域では」,そして「学校と地域の協働では」の3つの視点で,様々な角度から考え,活発な意見交換を行いました。各グループで多くのアイディアが出され,模造紙を活用しながら,積極的に協議に取り組んでいました。
学校の校種や地域が違う参加者の方々にとって,学校と保護者・地域の連携・協働について,具体的なイメージが共有される有意義な時間になったのではないかと思います。
グループ協議の成果物
閉会