ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

令和7年度広島県立高等学校入学者選抜の基本方針

令和7年度広島県立高等学校入学者選抜の基本方針 (PDFファイル)(123KB)

入学者の選抜は、次により各高等学校、課程、学科等の特色に配慮しつつ、その教育を受けるに足る能力・適性等を判定して行うものとする。

第1 全日制の課程

1-1 一次選抜(併設型高等学校を除く。)

 全ての学科・コースにおいて、次により実施する。

(1) 選抜の方法

 ア 一般学力検査

(ア) 実施教科は、国語、社会、数学、理科及び外国語(英語)の5教科とする。

(イ) 実施時間は、各教科それぞれ50分とする。

(ウ) 配点は、各教科50点満点で、合計250点満点とする。

(エ) 検査問題は、県教育委員会が作成する。

(オ) 検査問題は、平成29年文部科学省告示の中学校学習指導要領に準拠した内容とし、次のような点を配慮して出題する。

  • a 基礎的・基本的な知識及び技能の習得の状況を検査する。
  • b 知識及び技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力及び表現力等を幅広く検査する。
  • c 外国語(英語)については、放送による聞き取り検査も実施する。

(カ) 高等学校長は、県教育委員会と協議の上、各高等学校、課程、学科等の特色に応じ、一般学力検査問題に替えて、自校が作成した検査問題により学力検査を実施することができる。

 イ 調査書

(ア) 学習の記録の評定及び合計評点

  • a 第1学年及び第2学年の国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭及び外国語については、それぞれ指導要録に従って5段階で評定する。
  • b 第3学年の国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭及び外国語については、それぞれ指導要録に従って5段階で評定した評点を3倍する。
  • c 調査書の合計評点は、上記a及びbを合計した225点満点とする。

(イ) 特記事項については、選抜の資料として活用する。

 ウ 自己表現

(ア) 自己を認識する力、自分の人生を選択する力及び表現する力をみるために、個人ごとの面談形式で実施する。

(イ) 実施時間は、1人当たり10分以内とする。

(ウ) 配点は、検査官1人当たり15点満点とする。

なお、高等学校長は、2~3人の範囲内で検査官の人数を定める。

 エ 学校独自検査

(ア) 面接、作文、小論文及び実技検査等

 高等学校長は、各高等学校、課程、学科等の特色に応じ、面接、作文、小論文及び実技検査等を実施することができる。

(イ) 自校作成問題による学力検査

 高等学校長は、県教育委員会と協議の上、各高等学校、課程、学科等の特色に応じ、県教育委員会が作成する一般学力検査問題に加えて、自校が作成した問題により学力検査を実施することができる。

 

(2) 合格者の決定

 ア 特色枠による選抜

 高等学校長は、各高等学校、課程、学科等の特色に応じ、入学定員の50%以内において、次のとおり、合格者を決定することができる。

(ア) 高等学校長は、一般学力検査、調査書及び自己表現の配点の比重を定め、一般学力検査、調査書及び自己表現の結果を総合的に判断して決定する。

(イ) 一般学力検査及び調査書について、高等学校長は、各高等学校、課程、学科等の特色に応じ、特定の教科のみを活用することができる。また、特定の教科の配点に比重をかける傾斜配点を実施することができる。

 イ 一般枠による選抜

 一般学力検査、調査書及び自己表現の配点の比重は6 : 2 : 2とし、一般学力検査、調査書及び自己表現の結果を総合的に判断して決定する。

 なお、一般学力検査について、高等学校長は、各高等学校、課程、学科等の特色に応じ、特定の教科の配点に比重をかける傾斜配点を実施することができる。

ウ 特色枠による選抜を実施した学科・コースにあっては、特色枠による選抜により合格者を決定した後、一般枠による選抜により合格者を決定する。

エ 学校独自検査を実施した学科・コースにあっては、その結果を選抜の資料に加えて、総合的に判断して決定する。

1-2 一次選抜(併設型高等学校)

 三次高等学校及び広島高等学校において、次により実施する。

(1) 選抜の方法

 ア 学力検査

(ア) 原則として、自校が作成した検査問題により学力検査を実施する。

  • a 実施教科は、国語、数学及び外国語(英語)の3教科とする。
  • b 実施時間は、高等学校長が決定する。
  • c 配点は、高等学校長が決定する。
  • d 検査問題は、県教育委員会と協議の上、高等学校長が作成する。
  • e 検査問題は、平成29年文部科学省告示の中学校学習指導要領に準拠した内容とする。

(イ) 高等学校長は、各高等学校の特色に応じ、社会及び理科の一般学力検査を加えて実施することができる。

 イ 調査書

(ア) 学習の記録の評定及び合計評点

  • a 第1学年及び第2学年の国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭及び外国語については、それぞれ指導要録に従って5段階で評定する。
  • b 第3学年の国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭及び外国語については、それぞれ指導要録に従って5段階で評定した評点を3倍する。
  • c 調査書の合計評点は、上記a及びbを合計した225点満点とする。

(イ) 特記事項については、選抜の資料として活用する。

 ウ 自己表現

(ア) 自己を認識する力、自分の人生を選択する力及び表現する力をみるために、個人ごとの面談形式で実施する。

(イ) 実施時間は、1人当たり10分以内とする。

(ウ) 配点は、検査官1人当たり15点満点とする。

 なお、高等学校長は、2~3人の範囲内で検査官の人数を定める。

 エ 学校独自検査

 高等学校長は、各高等学校の特色に応じ、面接、作文、小論文及び実技検査等を実施することができる。

 

(2) 合格者の決定

 ア 特色枠による選抜

 高等学校長は、各高等学校の特色に応じ、入学定員の50%以内において、次のとおり、合格者を決定することができる。

(ア) 高等学校長は、学力検査、調査書及び自己表現の配点の比重を定め、学力検査、調査書及び自己表現の結果を総合的に判断して決定する。

(イ) 学力検査及び調査書について、高等学校長は、各高等学校の特色に応じ、特定の教科のみを活用することができる。また、特定の教科の配点に比重をかける傾斜配点を実施することができる。

 イ 一般枠による選抜

 学力検査、調査書及び自己表現の配点の比重は6 :  2 :  2とし、学力検査、調査書及び自己表現の結果を総合的に判断して決定する。

 なお、学力検査について、高等学校長は、各高等学校の特色に応じ、特定の教科の配点に比重をかける傾斜配点を実施することができる。

ウ 特色枠による選抜を実施した高等学校にあっては、特色枠による選抜により合格者を決定した後、一般枠による選抜により合格者を決定する。

エ 学校独自検査を実施した高等学校にあっては、その結果を選抜の資料に加えて、総合的に判断して決定する。

2 二次選抜

 一次選抜の結果、合格者(入学を辞退した者を除く。)の数が入学定員に満たない場合、次により実施する。

(1) 選抜の方法

 ア 調査書

(ア) 学習の記録の評定及び合計評点

  • a 第1学年及び第2学年の国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭及び外国語については、それぞれ指導要録に従って5段階で評定する。
  • b 第3学年の国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭及び外国語については、それぞれ指導要録に従って5段階で評定した評点を3倍する。
  • c 調査書の合計評点は、上記a及びbを合計した225点満点とする。

(イ) 特記事項については、選抜の資料として活用する。

 イ 自己表現

(ア) 自己を認識する力、自分の人生を選択する力及び表現する力をみるために、個人ごとの面談形式で実施する。

(イ) 実施時間は、1人当たり10分以内とする。

(ウ) 配点は、検査官1人当たり15点満点とする。

なお、高等学校長は、2~3人の範囲内で検査官の人数を定める。

 ウ 学校独自検査

 高等学校長は、各高等学校、課程、学科等の特色に応じ、学力検査以外の面接、作文、小論文及び実技検査等を実施することができる。

 

(2) 合格者の決定

ア 高等学校長は、調査書及び自己表現の配点の比重を定め、調査書及び自己表現の結果を総合的に判断して決定する。

イ 学校独自検査を実施した学科・コースにあっては、その結果を選抜の資料に加えて、総合的に判断して決定する。

3-1 帰国生徒及び外国人生徒等の特別入学に関する選抜(併設型高等学校を除く。)

 高等学校長は、国語、数学及び外国語(英語)の一般学力検査、自己表現、作文及び面接の結果(学校独自検査を実施した場合は、その結果を加える。)並びに出願書類を総合的に判断して選抜する。

3-2 帰国生徒及び外国人生徒等の特別入学に関する選抜(併設型高等学校)

 三次高等学校長及び広島高等学校長は、国語、数学及び外国語(英語)の学力検査、自己表現及び面接の結果(学校独自検査を実施した場合は、その結果を加える。)並びに出願書類を総合的に判断して選抜する。

4 連携型中高一貫教育に関する選抜

  広島県立高等学校学則に定める連携型中学校から連携型高等学校への入学者選抜については、自己表現の結果(学校独自検査を実施した場合は、その結果を加える。)及び出願書類を総合的に判断して選抜する。

第2 定時制の課程

1 一次選抜

 全日制の課程の一次選抜(併設型高等学校を除く。)と同様とする。
 ただし、令和7年4月1日現在で満20歳以上の者については、その申請により、一般学力検査に代えて作文及び面接を実施することができる。

2 二次選抜

 全日制の課程と同様とする。

第3 通信制の課程

 自己表現の結果(学校独自検査を実施した場合は、その結果を加える。)及び出願書類を総合的に判断して選抜する。

第4 秋季入学のための選抜

 単位制による課程を置き、二学期制を採用し、かつ単位の修得の認定を学期の区分ごとに行う学校においては、高等学校長は、別に定める定員の範囲内で、秋季入学のための選抜を実施することができる。

 秋季入学のための選抜については、自己表現の結果(学校独自検査を実施した場合は、その結果を加える。)及び出願書類を総合的に判断して選抜する。

第5 その他

1 一次選抜における学力検査の結果、自己表現の結果及び調査書の評定は、令和7年度入学者選抜の受検者のうち不合格者について、簡易開示の方法により、各学校において開示する。

2 広島叡智学園高等学校入学者選抜の基本方針は別に定める。

【このページに関するお問合せ先】

〒730-8514 広島市中区基町9番42号
 教育改革課
 電話:082-513-4992 Fax:082-222-1468

  お問い合わせフォームはこちらから

 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか?