広島開催の意義

トップページ > 開催にあたって > 広島開催の意義

原爆ドーム

G7サミットの広島開催は、ウクライナ情勢が緊迫化し、核兵器使用のリスクへの懸念の高まりとともに、人類存続の危機に陥りかねないという不安が世界中に広がる中、G7各国が、世界の平和と持続的な発展に向けた対話の場所として広島の地を選んだことは「国際平和文化都市」としての広島の発信力を重視したことの表れであり、広島から力強い平和のメッセージを世界中に発信し、核兵器のない真に平和な世界の実現に向けた機運を高める取組を行う必要があります。
また、G7サミットは世界中の多くの人々の注目が集まり、広島の魅力を世界に発信する絶好の機会でもあります。広島には、世界に誇れる2つの世界遺産があるだけでなく、広島の発展を支える活力溢れる産業、豊かな自然、多彩で美味しい山海の食資産、歴史が紡いできた文化や暮らしなど、人々の生活を豊かにする上で欠かせない多くの魅力があります。その魅力を世界に発信し、広く注目を集め、広島を訪れる、あるいは選んでもらえる契機としていかなければなりません。
だからこそ、参加する各国首脳や代表団、その他の多くの来訪者には是非その魅力に触れていただき、G7サミットの開催を通じて「広島に来てよかった」と思っていただけるよう、また、参加者等をお迎えする市民、県民にもこの機会に多くの方々に広島の良さを知っていただくことを通じて「広島で開催されてよかった」と思っていただけるよう、サミットに関わる全ての人々に喜んでいただけるような広島サミットの開催を目指します。