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令和6年度 企画展示

 

35周年ロゴマーク広島県立歴史博物館開館35周年記念
「菅茶山関係資料」重要文化財指定10周年記念
春の展示
菅茶山のタカラモノ
ー重要文化財が語る頼春水・山陽との交流ー

4月19日(金)~6月16日(日)

春の展示「菅茶山のタカラモノ」展タイトルバナー

展示の概要

備後国神辺出身の菅茶山(かんちゃざん)(1748~1827)は、江戸時代後期を代表する漢詩人で、儒学者・教育者としても活躍した人物です。
令和6年は、茶山とその子孫が大切に守り伝えてきた「菅茶山関係資料」が重要文化財に指定されてから10周年に当たります。

この展示では、茶山と、広島藩を代表する儒学者の頼春水(らいしゅんすい)とその子・山陽(さんよう)をはじめとする頼家(らいけ)の人々との交流について、「菅茶山関係資料」の中の様々なタカラモノと、頼家に伝わる資料を通して紹介します。

この広島頼家に伝わる資料群は、頼山陽史跡資料館に保管され、継続的に調査研究が行われています。
今年3月、この資料群の中の文書や絵画など合わせて5,547点の「広島頼家関係資料」を重要文化財に指定するよう、国の文化審議会が文部科学大臣に答申しました。
展示会では、両家に伝来したこれらの貴重な資料が、一堂に会します。

また、“タカラモノ”である「菅茶山関係資料」を受け継ぐ当館が、それらを後世に伝えるために実施する保存修理事業の取組についても紹介します。

春の展示「菅茶山のタカラモノ」展チラシ画像
チラシ (PDF)

 

コレ注目!特別公開!!画像特別公開!

「大友宗麟(おおともそうりん)書状」

大友宗麟書状の画像
(村上家文書、三原市教育委員会蔵)​

上の画像は、北部九州の有力な守護大名である大友宗麟が、元亀2年(1571)に中世の瀬戸内海で海賊(水軍)として活動した能島(のしま)村上氏に宛てた書状です。
この書状は、能島村上氏が毛利氏側から大友氏側に付いたことが分かる貴重なものです。
『村上海賊の娘』(和田竜著 新潮文庫)に、毛利氏が村上武吉と対立することになったきっかけとして、この元亀2年のエピソードが登場しています。

近年、この書状が三原市教育委員会の所蔵資料の中から再発見され、大きな話題となりました。
今回、この貴重な「大友宗麟書状」とともに、能島村上氏の兵法書「能島兵法(能島家伝)」の写本(菅茶山関係資料)などの関連資料を特別公開します。

 

開館時間・休館日

開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日
・月曜日(4月29日、5月6日を除く)
・5月7日(火曜日)

 

入館料

・一般:290円(220円)
・大学生:210円(160円)
・高校生まで及び65歳以上は無料

※( )内は、団体20名以上の料金
※ 身体障害者手帳等をお持ちの方

 

後援

福山市、福山市教育委員会、エフエムふくやま、尾道エフエム放送

 

関連行事

1 開催記念講演会・博物館大学

▹ 第1回
日時:4月27日(土)14:00~15:30
演題:「広島頼家関係資料」にみる菅茶山
講師:花本 哲志(頼山陽史跡資料館主任学芸員)

▹ 第2回
日時:5月25日(土)14:00~15:30
演題:「菅茶山関係資料」に見る広島頼家
講師:渡部 史之(当館主任学芸員)

 ※会場:いずれも当館講堂
 ※いずれも聴講無料

 

2 展示解説会

▹4月28日(日)
▹5月26日(日)
※いずれも13:30~14:30
※ 入館料が必要

 

令和6年度 企画展示スケジュール

35周年ロゴマーク広島県立歴史博物館開館35周年記念・
「菅茶山関係資料」重要文化財指定10周年記念
春の展示
菅茶山のタカラモノ
ー重要文化財が語る頼春水・山陽との交流ー

4月19日(金)~6月16日(日)

 

35周年ロゴマーク広島県立歴史博物館開館35周年記念
「広島県草戸千軒町遺跡出土品」重要文化財指定20周年記念
「菅茶山関係資料」重要文化財指定10周年記念

夏の企画展
名宝が織りなす歴史物語
ー広島県の国宝・重要文化財4ー

7月12日(金)~9月1日(日)

 

35周年ロゴマーク広島県立歴史博物館開館35周年記念
秋の特別展
源氏物語の世界展
9月27日(金)~12月1日(日)

 

35周年ロゴマーク広島県立歴史博物館開館35周年記念
早春の展示
絵葉書にみるふるさとの近代
1月24日(金)~3月23日(日)


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