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メキシコ人留学生

  現在京都の大学に在学中のメキシコからの二人の留学生をお迎えしました。
   なぜ当資料館に、また刀剣の展示に興味を持ったのかを聞きそびれてしまいましたが,刀剣を見るために来たことは確認できました。日本の滞在期間に半年の差があるとはいえ、期間が短いという女性のほうが熱心に質問をしてくれました。鋼を鍛錬する過程で約15回も切り折り重ねを繰り返すと、最終的に約33,000の層ができるという理屈を説明する難しさ、面白さをいつも感じるますが、なかなかキメられないもどかしさがあります。2の15乗という計算の意味を先にわかってくれたのは男性の方でした。展示を見たあとロビーで流している刀剣制作のビデオをじっくり見てもらいました。ビデオは日本語だけの解説ですが、要所は理解してもらえたようです。メキシコの方と話をするのは当方初めてです。もっとお国の事情を掘り下げて聞いてみるべきであっただろうか。留学事情,第2外国語学習の事情などを改めて頭の片隅に入れておくことにします。