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来館のお客様との時間

【平成30年度】 お客様と過ごすひととき・・・・・「平成29年度」 「「平成28年度」 「平成27年度」 
いつごろ  どのような
4月上旬 ◇豪州パースからの女性
 一人の来館者がすんなり受付をされていましたが気になってお話しを伺うと,母親が日本人であり日常の日本語は話せるが読むのは無理ということでした。展示の紹介をしながらもお尋ねすると,仕事を替わるために建築を学んでいること,日本の古い建築物や様式に関心があること,そういう目で旧日銀の建物をすでに見てきたことなどを話してくれました。話しぶりが控えめな感じであることが印象的でした。パースは大陸の西のほうですよね,とあいまいな地図を頭に描きながら切り出すと,夏には30度を超えるがこれから涼しくなる季節だということ,それに比べると4月というのにこちらは暑いですね,というお答えでした。
4月上旬 ◇米国からの御夫婦
 九州の米軍基地で記者として働いている男性とその奥様(日本人)ということがわかりました。奥様が先に入館し全体を御覧になった後,これは御主人を呼ぶべきだと判断したとあとでお聞きしました。御主人は軍関係の記事を書く一方で日本の伝統文化に関心と知識欲が高いことを伺いました。意外な,というと失礼になるかもしれませんがじっくり展示を御覧になっていました。いつものようにお隣の小学校付属の資料館を紹介すると,すでに訪ねたというお答えです。
4月上旬 ◇北京からの御夫婦
 日本語に多少心配を感じたので,ロビーでビデオを御覧になっている最中にお声をかけてみました。
ビデオは頼山陽と竹原のつながりを紹介するものでした。すると「わたしはこの人物を知っています。私自身が画家なんです。」,「職業画家ですか?」,「そうです。北京で水墨画をやっています。」というお答えがあり,その突然の展開にうまく返すこともできずに終わってしまいました。それほど会話を楽しもうという気持ちが強くない,と勝手に受け止めたせいでもあります。
4月上旬 ◇豪州の男性
 あまり長くお話しすることはできなかったのですが,南画展の最終日に訪れた男性。御自身も日本画をやっているということです。どのようなものか正確にとらえてなくて趣味かプロかも確かめそこなっています。ただ,コーリンオガタという名前を口にし彼のスタイルに習った絵を描いているというとでした。南画の作品をまじまじと見つめ,これは”和紙”に描かれているのですか,シルクですか。和紙はどこで手に入りますか?”画材店”ですか。”顔料”を使うのですか?などの日本語を普段に使っていることがわかり不思議な気持ちに包まれました。
4月上旬 ◇イスラエルから若いカップル
 いつものつもりで受け付けに現れた若いおふたりに声をかけました。お国はどちらですか,と尋ねますと,なんと
”イスラエル”ということです。単純につなぐ言葉も見つからず,ただただ驚きと感激を伝えてしまいました。そういえば中近東からではないかという方を街でお見かけすることはよくありますが,そういう方と実際に言葉を交わすことはまずありません。イスラエルから日本に観光で来られる方は多いのですか,と尋ねますと強く肯定されました。
 頼山陽の概略を案内したあと,初めの話題に戻り,お国では日本の伝統文化は紹介されたり興味を持たれたりするのでしょうか,とお聞きすると,映画で「七人の侍」を見ましたということでした。むしろ当方がイスラエルについてもっと掘り下げたいが,持っている知識があまりにも少ないと断ったうえで,日本のTVニュースで報道されたことは,あの大国の大統領が大使館の場所を移すと宣言したことですね。という程度しか浮かばなかったのが残念です。国の状況は今は安定しているが,波があるということを強調していました。好奇心に近い興味はあっても,手掛かりが浮かばないときは話題を深めることが難しくなる,ということを改めて感じた次第です。
 ちなみに広島に2泊,日本での滞在は2週間とお聞きし,うらやましさを隠せなかった当方です。
 

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