今も昔も人々の生活や文化に欠かせないものである文房具。儒学者の家として、文筆に関わることが多かった広島頼家には、書画や書状のほか、文房具等の器物も多く残されています。江戸文化というと、浮世絵や出版文化も有名ですが、文房具という視点からも江戸文化の豊かな一面が見えてきます。
本展では、当館が所蔵する広島頼家関係資料を中心に、「文房四宝」とも呼ばれる「筆」「硯」「墨」「紙」等を展示し、当時の人々と文房具の関わりを紹介します。この展示を通じ、現代とは異なりながらも、ある面では通じている江戸文化の一端を感じていただければと思います。
特集展「江戸文化と文房具」チラシ(表) (PDFファイル)(1.77MB)
特集展「江戸文化と文房具」チラシ(裏) (PDFファイル)(2.02MB)
【 会 期 】令和7年9月6日(土)~10月19日(日)
【 時 間 】9時30分~17時(入館は16時30分まで)
【 休 館 】月曜日(ただし祝休日は開館し、翌平日が休館)
【 入 館 料 】一般200円(160円)、大学生150円(120円)、高校生以下及び65歳以上無料
※( )は20名以上の団体料金
【展示解説会】解説:当館学芸員、各日午後1時30分から
(※通常の入館料が必要です。)
9月23日(火・祝)、10月11日(土)