本文
この度、当館では「広島藩雅人伝」と銘打ち、江戸時代に広島藩で活躍した風流人を紹介する企画を行います。今回はその第一弾として、澤三石を取り上げます。
澤三石は、江戸時代後期の広島藩士であり、若年時は当時の広島藩主浅野重晟の小姓として仕え、後に広島藩の年寄役として、藩政の中枢に立った人物です。また、彼は書画に優れた風流人としても知られ、優美かつ品格の高い書画作品を多く残しています。
本展では、広島県内に残る三石の資料や書画作品を紹介し、彼の人物像や目指した生き方を浮かび上がらせていきます。三石の興味深いところは、彼自身が専門の書家や画家ではないにも関わらず、生涯を通し、書画に関わり続けているところです。「広陵(=広島)第一之人物」(「村上家乗」)とも評された澤三石という人物を通して、江戸時代の広島を眺めるとともに、豊かな生き方とは何かといったことにも思いを馳せていただく機会にできればと思います。


企画展「澤三石 "清逸の人" -広島藩雅人伝 其壱-」チラシ (PDFファイル)(1.44MB)
【 会 期 】令和8年9月19日(土)~11月8日(日)
【 時 間 】9時30分~17時(入館は16時30分まで)
【 休 館 】月曜日(ただし祝休日は開館し、翌平日が休館)
【 入 館 料 】一般300円(240円)、高・大学生220円(170円)、小・中学生150円(120円)
※( )は20名以上の団体料金
【展示解説会】
9月26日(土)、10月10日(土)、10月31日(土) 各日午後1時30分から(※通常の入館料が必要です。)
解説:当館学芸員(9月26日、10月10日、10月31日)
隅川明宏氏(広島県立美術館主任学芸員)(9月26日)
【 関 連 行 事 】
◎城下町ウォーク(澤三石と頼家の屋敷跡地をめぐる)
10月24日(土)午後1時30分~
定員:15名(事前申込制)
解説:当館学芸員