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全国公募「南画精華展」

 南画は、中国絵画の大きな流れの一つである南宗画(文人と呼ばれる非職業画家を担い手とする)が日本に伝わり、独自の展開を遂げる中で確立した絵画様式です。
 書画同源とし、詩書画三絶を理想とする南画においては、気韻生動(生気が満ちあふれていること)と風雅味が重んじられ、教養に裏打ちされた描き手の知性と品性が問われます。
 頼山陽や田能村竹田をはじめとする江戸時代の文人たちは「万巻の書を読み万里の路を行く」という中国の文人の生き方に憧れ、世俗を超越した崇高な境地を目指して筆を揮いました。
 「南画精華展」は、世俗を超越しようとする南画の伝統的様式美に根ざした作品を公募し、公開することで改めて山陽や竹田が理想とした風雅の精神とは何かを問いかけようと立ち上げた企画です。
 本展では、入賞・入選作品を中心に、審査員出品作品や参考作品として近代南画も合わせて展示します。是非御覧ください。

南画精華展チラシ表 南画精華展チラシ裏 
 

会 期】3月16日()~3月31日(
時 間】9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休 館】月曜日(ただし祝休日は開館し、翌平日が休館)
入館料】一般300円(240円)、65歳以上240円、小・中・高生150円(120円)
 ※( )は15名以上の団体料金