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不登校等児童生徒への支援を重要な課題として捉えられている学校が多い中、学校における支援に御活用いただきたいと考え、「全ての児童生徒の「学びたい」に応える不登校等児童生徒サポートハンドブック」を作成いたしました。
不登校等児童生徒だけではなく、全ての児童生徒への充実した支援につなげるためには、児童生徒の心身の状態を丁寧に見極めることが大切です。このサポートブックでは、本県が令和元年度から取組を進めてきた不登校SSR推進校の実践から効果が高かったと考えられる事例とともに、児童生徒や保護者の相談先、また、教職員の研修に関する情報を掲載しています。
また、児童生徒の「心のエネルギー」※をもとに、学校への登校が難しくなる前兆期から社会や集団の中で活動を始める活動期までの経過を段階的に示し、各段階における児童生徒の状態と支援の方向性を整理していますので、日常の教育相談や学級担任としての対応、校内での情報共有の際に、児童生徒の理解と支援の共通の視点として御活用ください。
必要に応じて、いつでも取り出せるよう、両面刷りにして四つ折りにできるようにしています。
※ 本サポートブックで示している児童生徒の「心のエネルギー」の変化については、あくまでも一般的な経過を示しており、全ての児童生徒が同じ経過をたどるわけではありません。一人一人の状況を理解し、児童生徒に寄り添いながら今できる支援を考えるヒントとして御活用ください。




