○ デジタル分野において高度な専門性を有する人材を継続的に確保するとともに、中長期的な育成を可能とするため、本県では、国や他の地方公共団体に先駆け、全国で初めて、経験年数等によらない情報職専用の給料表を新設しました(令和7年4月から適用)。
○ また、情報職専用の給料表の適用に加え、「応用情報技術者試験」等に合格しているなどの要件を満たす場合は、採用から10年間、月額5万円の初任給調整手当も支給されます(令和5年4月に、全国で初めて本県が導入)。
試験区分「情報」で合格し、採用された職員については、情報職専用の給料表が適用されます。
情報職専用の給料表の概要は、次表のとおりです。
| 項 目 | 内 容 | 
|---|---|
| 等級の数 | 
 1~7級までの7級制  | 
| 主な特徴 | 
 ○ 1~3級  | 
試験区分「情報」で合格し、採用された職員については、次の支給要件を満たしている場合、採用から10年間、月額5万円の初任給調整手当も支給されます(令和5年4月に、全国で初めて本県が導入)。
【支給要件】
対象の「情報職」試験区分に合格し採用された職員で、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する次のいずれかの試験に合格していること。
・ 応用情報技術者試験 
・ ITストラテジスト試験
・ システムアーキテクト試験
・ プロジェクトマネージャ試験
・ ネットワークスペシャリスト試験
・ データベーススペシャリスト試験
・ エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ ITサービスマネージャ試験
・ システム監査技術者試験
・ 情報処理安全確保支援士試験
※ これらの試験の旧名称の試験を含む
※ 情報職4~7級の職員には、初任給調整手当は支給されません。
| 試験名 | 試験区分 | 年齢要件等 | 
 採用予定数  | 
|---|---|---|---|
| 
 大学卒業程度試験  | 
情報 | 22~29歳(R8.4.1採用時) | 2名 | 
| 社会人経験者試験 | 
 受験申込時に社会人としての職務経験5年以上  | 
3名 | 
○ 多くの方にとって受験しやすい試験内容となるよう、見直しを進めており、大学卒業程度試験では、民間企業等で広く導入されている「SPI3基礎能力検査」を、社会人経験者試験では、公益財団法人日本人事試験研究センターの「職務能力試験」を実施しています(いずれも特別な公務員試験対策は不要です)。
○ また、会場にお越しいただかなくても済むよう、第2次試験の面接試験はオンラインで実施しています。
※ 次表は、参考に令和7年度の試験内容を記載したものです。
| 区分 | 試験項目 | 内容 | 大卒 | 社会人 | 
|---|---|---|---|---|
| 第1次試験 | SPI3基礎能力検査 | 言語的理解力や数量的処理能力、論理的思考力 | 〇 | ー | 
| 職務能力検査 | 論理的思考力、文章理解力、統計等資料分析力等 | ー | 〇 | |
| 職務適応性検査 | 職務遂行に必要な適性についての検査 | ー | 〇 | |
| アピールシート試験 | これまでの職歴や様々な活動を通じて培った能力や成果、働く意欲等に関する自己アピール | 〇 | 〇 | |
| 専門記述試験 | 情報職として必要な専門知識等 | 〇 | 〇 | |
| 第2次試験 | 面接試験 (オンライン)  | 
使命感、コミュニケーション力、達成力等 | 〇 | 〇 | 
| 第3次試験 | 面接試験 (対面)  | 
 使命感、コミュニケーション力、達成力等  | 
〇 | 〇 | 
※各試験の詳細は、受験案内ページをご覧ください。
広島県のDX推進に向けて情報システム人材を育成するため、情報職等の育成、採用、配置管理、ジョブローテーション等の取組に関する方向性をとりまとめた「広島県情報システム人材育成プラン」を令和5年3月に作成しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。