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日本に人々が住み始めたのは更新世の終わりのころです。 更新世には,大きな氷河期が何度もあって,その時には,日本列島は大陸と陸続きとなっていました。 彼らは洞窟や岩陰や台地などに住み,自然の石を打ち欠いて作った石の道具(石器)を使い,ナウマンゾウやオオツノジカなどをとらえたり,木の実などをひろって生活していました。
ナイフ形石器(廿日市市 冠遺跡)