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10月17日(金曜日) 4日目
○ 4日目の主なプログラム
・ 広島市中井副市長表敬訪問(Mikiharu NAKAI, Deputy Mayor of Hiroshima City)
・ 被爆体験伝承者、ユースピースボランティアとの意見交換
・ 放射線影響研修所(RERF / Radiation Effects Research Foundation)訪問
・ 比治山陸軍墓地(Hijiyama Military Cemetery)見学
広島-ICANアカデミー4日目は、広島国際会議場で、広島市の中井副市長と面会しました。
写真左上:中井副市長 写真左下:井上 つぐみ氏 写真右下:玉木 陽菜多氏
中井副市長からは、広島市が、被爆80年を機に実施しているプログラムや、被爆者の経験を次世代に継承していくための取組、また、広島市長が議長を務める平和首長会議等、広島市の平和への取組について、お話をいただきました。
中井副市長との面会後、参加者たちは被爆体験伝承者の井上 つぐみ氏及びユースピースボランティア玉城 陽菜多氏との意見交換を行いました。
お二人からは活動に取り組むようになったきっかけや、活動内容についてお話をいただきました。
これらの交流を通じて参加者は、広島県、広島市と同じ被爆地にある自治体であっても次世代の人材育成等の平和の取組や核兵器廃絶のためのアプローチの方法が異なることを学びました。
午後からは、放射線影響研究所を訪問し、研究書の歴史や研究内容についての講義、広報出版室のジェフリー・ハート氏の案内のもと施設見学を行いました。
RERFの取組や施設について説明をするジェフリー・ハート氏
研究概要の説明では、放射線が人体に及ぼす影響についての研究や同研究所が被曝医療のために果たした役割等について学びました。
施設案内では、研究所の歴史について伺い、現在ではなされていないものの、かつては同意をしていないにもかかわらず調査の対象となった被爆者がいたことも紹介され、参加者も大きな衝撃を受けたようでした。
ある参加者からは「今回の視察を通じてRERFが取り組んでいる診断法や、治療法が原爆による被爆だけではなく原発の事故等、その他の原因で放射線にさらされた人の治療にも役立っていることに驚いた」と感想が述べられました。
その後、比治山陸軍墓地の見学を行いました。
比治山陸軍墓地には、明治期からの旧陸軍戦没者を祀っており、被爆によって多大な被害を受けましたが、多くの人々の協力のもと今日の姿に復旧されました。墓地の中には、日本人のみならず中国・ドイツ・フランス人等、外国人兵士の墓もあります。
被爆後、臨時の救護所が設置されたことから、多くの負傷者が比治山に押し寄せましたが、最終的に多くの人々が命を落としたという歴史があり、そのことについて参加者は衝撃を受けた様子でした。
その他のプログラム