研究成果・提言 ダウンロード
2025年10月14日(火)から18日(土)の5日間、「核兵器と安全保障を学ぶ 広島-ICANアカデミー」の広島セッションが、広島市内で開催されました。
10月14日(火曜日) 1日目
○ 1日目の主なプログラム
・オリエンテーション
・平和記念公園見学
・広島県湯崎知事表敬
・歓迎夕食会
1日目は、世界各国から若者が広島に集結し、被爆者との交流や平和記念資料館の見学などを通じて被爆の実相に触れ、5日間のプログラムのスタートを切りました。この日から5日間に渡り、選考を通過した20名の参加者が広島に集まり、対面で核兵器と安全保障について、学び、議論しました。7月に実施されたウェビナーセッションで一緒に講義を受けてはいますが、実際に顔を合わせるのはこの日が初めてでした。
参加者の中には、核兵器廃絶という同じ目標を持ち、これから5日間をともにする仲間との出会いを喜ぶ方や、中には、緊張した様子の方も見られました。
写真右:川崎 哲による開講あいさつの様子 写真左:開講式の様子
初めに、オリエンテーションが行われました。
開会にあたり、ICAN国際運営委員/Peace Boat共同代表の川崎 哲 氏が、核兵器を巡る世界情勢を説明するとともに、「これまで異なる環境で核兵器廃絶のために活動に励んできた方々が広島に集まった。それぞれの考え方や背景は異なるかもしれないが、そういう方々と積極的に意見を交わすことが重要であり、今回のプログラムをそのような機会としていただき、広島から多くのことを学んでいただきたい」とプログラムに臨む参加者への期待を述べました。
アイスブレイクの様子
その後は、自己紹介や広島セッションを通じて学びたいこと等をテーマにアイスブレイクが行われ、参加者はアカデミーに対する意気込みや、母国で実施されている核軍縮に関する取組などについて共有しました。
平和公園内の遺構を視察する参加者
午後からは、3グループに分かれて原爆死没者慰霊碑や原爆の子の像など平和記念公園内の碑巡りをし、それぞれの記念碑が建てられた経緯や公園内の建物が被爆前、被爆時、そして現在のそれぞれの時期にどのように使用されていたかなどについて、説明を受けました。
広島県の平和の取組を説明する湯崎知事
その後、参加者は湯崎 英彦広島県知事を表敬訪問しました。そこで知事から広島県・へいわ創造機構ひろしま(HOPe)の平和の取組についての講義を聞き、講義内容についての質疑応答や核兵器を巡る世界情勢等について意見交換をしました。

表敬訪問の様子
中でも、HOPeの持続可能性アプローチの部分で説明のあった「ビジネスが平和に貢献する」ということについて、参加者からの関心が多く寄せられ、具体的な関連や、どのような形で貢献できるのかという質問が寄せられました。
湯崎知事は、平和がなければ人類はそもそも経済活動ができず、持続可能な未来は実現不可能であることや、核兵器の製造に多額の費用が毎年使われており、その費用を別の経済活動に使用することについて言及しながら質問に回答しました。
ウェルカムディナーの様子
夜には、 広島に集まった参加者を歓迎し、参加者相互の親睦を図るため 、歓迎夕食会が開催されました。
夕食会には、被爆者の近藤 紘子氏やウェビナーセッションで講義をいただいた二川 一彦氏などにも参加していただき、被爆の実相に関するお話や、御自身の生活等について参加者と懇談されました。
その他のプログラム