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広島県で暮らす、輝くチャレンジャー

ひろしまを学ぶひろしま自慢 |

少しずつ気候も肌寒くなり秋らしくなってきました。上半期も終わり今年一年頑張ったことや、やり残したこと色々と考える時期かもしれませんね。そんなこの時期に広島県で頑張っているみなさんにお話を伺いました。

惚れ込んだ地域で自分らしくチャレンジ

広島県には魅力的な地域がたくさんあります。街中はもちろんのこと、美しき海、豊かな緑に囲まれた「中山間地域 」など、その土地ならではの魅力に惚れ込んで移住し、仕事や地域活動を頑張る人が増えてきているんですよ。どんなチャレンジをされているのか、さっそくご紹介していきます!

【挑戦①】オリーブを通じて良い縁や良い循環をつくる

話をする峰尾亮平さん

オリーブといえば、ヨーロッパの国々の印象が強いかもしれませんが、広島県でもオリーブの栽培や加工を通して素敵な循環を生んでいる方がいらっしゃいます。ひろしま里山・チーム500 の一員としても活動されている峰尾亮平さんです。

オリーブ

東日本大震災をきっかけに地域おこし協力隊として江田島市へ移住され、オリーブ生産加工販売をはじめられました。 様々な方の協力を得ながら品質の良いオリーブオイルづくりを目指しつづけた結果、今年のコンテストでは見事に受賞されています。

オリーブオイル

「江田島市は人と人との距離が近く、夢を叶えやすい土壌がある。そんな人とのいい縁や良い循環をこれからもオリーブを通してつくっていきたい」と語る峰尾さんの挑戦は、まだまだ続きます。

【挑戦②】環境にやさしい米づくりで故郷の自然を次世代へ

米を眺める藤本さん

清流と昼夜の寒暖差、鉄分を含んだ土壌と、おいしい米が育つ環境に恵まれた庄原市東城町で「循環型農業」に取り組んでいるのが藤本農園の藤本聡さん。

環境への負担が少ない農業を目指して、自社飼育の和牛堆肥や庄原市内で作られた竹のチップで土づくりを行い、田んぼで収穫した米のもみ殻や刈った草を牛の寝床やと飼料として活用されています。とっても環境にやさしい取り組みですね。

小屋にいる藤本さん

藤本さんの手によって丁寧に育てられたお米はもっちりとして甘みが強く、全国的なコンテストで優勝したこともあるそうです。広島県産応援登録制度 の審査にも合格している自慢のお米を、秋の味覚としてぜひ味わってみたいですね。

東城米

「自然環境を守りながら、農家の新しい働き方を確立させることで、東城で暮らしてみたい、農業してみたいという人を増やすべく、さまざまな提案を発信していきたい」という藤本さんの意気込みに、私たちも勇気づけられます。

【挑戦③】左官から広げる地域の拠点づくり

左官の金澤
						さん

子育てをきっかけに、新たな場所で働きながら地域貢献されている方もいらっしゃいます。2019年に埼玉県から廿日市市に移住された金澤萌さんです。

知り合いからの縁で左官の仕事をはじめられ、移住サイトや空き家バンク で見つけた自宅の母家や倉庫をDIYして左官のワークショップができるように整えられたそうです。

自宅の母家や倉庫

金澤さんには仕事のほかに、もう1つ挑戦したいことがありました。それは、地域を楽しくする拠点づくり。地域に貢献できる形で活動したいといった思いから仲間と一緒にビジネスコンテストに応募し、人々の交流を生む場所「ナガスタ」の運営もスタートされています。

ナガスタの画像

「人の集う場所がなくなるよりは生み出すほうが楽しいし、元気に暮らせると思ったんです」との言葉が印象的だった金澤さん。これからも廿日市で新たにつながった地域の仲間と共に、わくわくするような挑戦をつづけてほしいです!

【挑戦④】海を眺めながらデザインで広島を盛り上げる

本田あやさん

海のそばで暮らしたいという思いから故郷の三原へ戻ってこられた本田あやさんは、デザインに関連した場所づくりを通して、三原市街地、ひいては広島県を盛り上げることに挑戦されています。

絵を描く本田あやさん

友人の紹介で個人向けのオフィスを借りて活動をスタートした本田さんは、三原の魅力を発信するオリジナル雑貨ブランド〈みはらモノコト〉を立ち上げ、三原の文化や名所などをモチーフにしたかわいい三原みやげを制作。

地元愛をカタチにしたことがきっかけで仕事の幅が広がっていくのは地方ならではと、可能性を感じているそうです。

本田あやさんの作品

「日常生活を送るには困らない程度に栄えていて、かつ豊かな自然を肌で感じられるところは三原の魅力」と語る本田さんが発信するデザインが今後も楽しみですね。

【挑戦⑤】新体制のチームで広島から日本一への挑戦

井上慎一朗さん

最後は、今シーズン開幕に向けて準備を行うJTサンダースの井上慎一朗選手をご紹介!今季はフォームの変更にチャレンジしているそうです。実は、ここまで抜本的に変えるのは初めての試みなんだとか。

バレーでブロックする選手

昨シーズンの結果を経て、井上選手としても新しいことをどんどん取り入れたいと思いから、リーグ開幕に向けて意欲的に取り組まれています。チームとしては攻撃力の強化に重点を置き、コンビネーションに磨きをかけているそうです。

握手を交わす選手たち

「自分がスタメンで試合に出ることを目標にすると同時に、どんなタイミングで出たとしてもチームのプラスになるプレーをして勝利を目指していきたい」と語る井上選手個人のプレーはもちろんのこと、チームの強化された攻撃力にも注目です。開幕戦がとっても楽しみですね!

これからも、輝くチャレンジャーに注目!

いかがでしたでしょうか?ここでは掲載しきれなかった内容がたくさんつまっているひろしま県民だよりWEB版 も是非チェックしてくださいね。

2022年10月31日 追記

プレゼントの受付は2022年10月31日(月)に終了いたしました。ご応募いただきありがとうございました。

ちなみに今号プレゼント は、とある中山間地域の道の駅から「地域の魅力がぎゅっと詰まった美味しいもの」を予定しています!ひろしま県民だよりの感想を記入の上、皆さまのご応募お待ちしています。