金澤 萌さん

輝いて暮らすあの人に会いたい!

左官職人 廿日市

marumo工房 代表

金澤 萌さん

「左官から広がる拠点づくりで地域を楽しく、暮らしやすく」

左官職人 金澤 萌さん

2019年に埼玉県から廿日市市へと移住した金澤萌さん。

「子育てのために移住を考え、長男が小学3年生になるまでに移住しようと決意。小学校の情報や生活環境について調べながら、私の実家がある広島市内へ帰省するたびに気になる地域へ下見に行っていました。夫婦ともに建築関係の仕事で二拠点生活を検討していたので、関東との行き来を考慮し、最終的に廿日市市の佐伯エリアへたどり着きました」。

その間、移住サイトや空き家バンクを活用していたといいます。

「家探しには苦労しましたが、今暮らすこの家が急に空き家バンクに登録されて。母屋のほかに希望していた倉庫や畑もあり、入居もすぐにしやすい状況で即決でした。子どもは放課後に友達と川に行ったりして自然の中が遊び場になっています。埼玉では考えられなかったことですね」。

空き家バンクで見つけた家

左官職人である金澤さん。

「知り合いから廿日市の職人さんを紹介してもらって、スムーズに左官の仕事ができたのは恵まれていたと思います。母屋や倉庫はDIYし、倉庫は左官のワークショップができるように整えたんですよ」

左官のワークショップ

そしてもう一つ、広島で挑戦したいことがありました。

「埼玉では商店街の中に事務所を構えていて、地域おこしのようなこともやっていました。その商店街は再開発で今はなくなってしまったのですが、その経験から人の集う場所がなくなるよりは生み出す方が楽しいし、元気に暮らせると思ったんです。商店街に関わる活動がしたいと考えていたときに声をかけてもらい、それをきっかけに同世代の人とも出会うことができました。廿日市でも地域に貢献できる形でちゃんと活動したかったので、メンバーと起業してビジネスコンテストに応募し、地域内外や多世代の交流をつくる場所『ナガスタ』の運営を始めました」。

ナガスタ

二拠点を前提に始めた移住生活は、新型コロナウイルスの影響もあり、今では廿日市が基盤に。

「二拠点生活もメリハリがあって良いのですが、今は今で腰を据えて子育てや左官の仕事、ナガスタの運営ができています」と笑顔で話してくれた金澤さん。

移住を経て新たにつながった地域の仲間とともに、挑戦を重ねています。

中山間地域を支える取り組み

HIROBIRO

「HIROBIRO.(ひろびろ)」とは?

移住を考えているあなたは、人生について深く考えているでしょう。そんなあなたに対して、精一杯のサポートや提案をしたい。そういう思いからこのひろびろは生まれました。金澤さんの移住に対する思いも紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

「HIROBIRO.」

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「ひろしま空き家バンク みんと。」とは?

広島県内の「空き家バンク」に掲載された物件情報をチェックできるホームページ。空き家の活用情報や補助金情報も公開中!

「ひろしま空き家バンクみんと。」

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