この特殊器台は、三次市東酒屋町の矢谷墳丘墓(やだにふんきゅうぼ)と呼ばれる弥生時代(やよいじだい)のお墓から出土しました。本当は円形で土管(どかん)のような形をしてるんだ。いろんな穴や模様(もよう)があるでしょ。特殊壺(とくしゅつぼ)という壺とセットで、お墓にならべてお葬式(そうしき)の時に使われたんだよ。
おどろくことに、この特殊器台と特殊壺は、吉備南部(きびなんぶ。今の岡山県南部)でつくられ、わざわざ運ばれてきたんだよ。よくこわさないで運んで来られたね。一体どうやって運んだんだろう?
君もこの謎について考えてみよう。何かいい考えがあったら広島県立歴史民俗資料館に連絡してくださいね。
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特殊器台 |
特殊壺 |