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人事委員会ブログ(令和4年6月分)

印刷用ページを表示する掲載日2022年6月24日

人事委員会ではブログを毎週更新しています!
採用試験情報はもちろん,広島県庁のことや採用試験担当職員の日常などをゆる~~く発信していきます♪
試験勉強の息抜きに,ぜひご覧ください!

令和4年6月

6月24日(金) 面接試験の評価の視点

今週は公務員課長がお送りします。

6月19日(日)に大卒程度,社会人経験者,短大(総合土木),警察少年育成官の職員採用試験を実施しました。 受験頂いた皆さん長時間の試験お疲れ様でした。
受験された皆さんは,これから第2次試験に向けた準備に取り組まれることと思いますが,本県が新規採用職員に求める資質や能力を,受験生の皆さんに具体的に把握していただくため,面接試験における評価の基本となる視点(全試験共通)や採用試験者が求める人物像を広島県人事委員会のホームページで公表していますので是非参考にしてください。

評価項目と評価の視点は次のとおりです。

使命感  広島県のために働く想いを持ち,県民起点で考え行動できるか
信頼感  高い志と責任感を持って誠実に行動できるか
コミュニケーション力  わかりやすく正確な表現で,率直かつ積極的に対話できるか
判断力  変化する状況を直視し,その変化に対応しているか
積極性  幅広い視野を持ち,物事に果敢にチャレンジしているか
達成力  常により良い成果を求め,物事に取り組んでいるか
詳しくはこちら→https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/recruit/mensetsuhyouka.html

また,各任命権者の採用担当者が求める人物像は次のとおりです。

知事部局では,将来にわたって,「広島に生まれ,育ち,住み,働いて良かった」と心から思える広島県を実現しようという強い志を持つ方
教育委員会では,主体的に学び,主体的に行動し,新たなものに積極的に挑戦する人材。日本一の教育県を実現するため,意欲あふれる方
警察本部では,日本一安全安心な広島県を実現しようという熱意のある方
詳しくはこちら→https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/recruit/saiyou-message-index.html

面接試験では,こうした評価項目,評価の視点などを踏まえて,志望動機や経歴など皆さんの強みをしっかりお聞かせ頂きたいと思っています。

夏の暑い時期の試験ですので,受験者の皆さんは,熱い志をもちつつも,服装は,ジャケットなしや半袖など,クールビズで少しでも暑さを軽減させてください。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!


6月17日(金) コーヒーブレイク

50歳代,女性,管理職です。

突然ですが,織田裕二,柴咲コウ出演の,「県庁の星」という映画を観たことがある方はいらっしゃるでしょうか。
調べてみると,2006年公開となっているので,古すぎる!と思われるでしょうね。
県庁マンの妙なエリート意識や,知事と議会(議長)の関係など,全編にわたって,笑ってしまうほど現実とは違っていましたが,私がまず,びっくりしたのが,県庁(香川県庁がロケ先だったそうです)高層階の休憩室のような場所に高級エスプレッソマシンが置いてあって,職員が,自由に,つまり無料でコーヒーを飲んでいるシーンでした。

広島県庁にそんな場所はありませんし,職場で飲むコーヒーも自腹です。希望者が会費を出してプールした資金で,昔はインスタントコーヒーを買っており,最近ではコーヒーサーバーのレンタルをしている所属が多いようです。
ちなみに,人事委員会事務局では現在どうしているかというと,希望者の出し合ったお金でカプセル式のコーヒーメーカーを購入し,カプセルは各自で買ってきて,各自で作って飲む,というスタイルです。

民間企業の中には,仕事の能率を上げたり,アイデアを練ったりするためには,コーヒーブレイクの時間は重要だということで,随分とお金をかけて,過ごしやすい部屋や豪華な飲み物(夕方からはビールなどという企業もあるらしい)を用意してあったりするようですが,広島県庁には,そういう厚遇は,今も昔もありません。

さて,映画の話に戻ります。
県庁勤務から,人事交流ということで地元のスーパーマーケットに出向した主人公が,そこでの出会いや経験を通じて,本当の意味での公務員の仕事の意味に目覚め,県行政の改革を目指すというストーリですが,映画とはいえ,そう簡単にはいかなくて,めでたしめでたしの結末ではありませんでした。
ただ,少しだけ変化したのが,コーヒー1杯につき100円を集金するようになったこと。
私が最初に驚いたシーンは見事に伏線回収されたのでした。

映画とは違って,広島県庁は,少なくとも,私が入庁した1986年には,既にコーヒーは自己負担でしたし,そんな厚遇がなくても,職員は,志を高く持って県民起点で仕事をしています。
6月19日日曜日は,いよいよ大学卒業程度などの一次試験です。
皆さんがベストを尽くされることをお祈りしています。
高級エスプレッソマシンはありませんが,仕事合間のコーヒーが美味しくなる打ち込める仕事があります。

来たれ!「広島県庁の星」


6月10日(金) 女性職員の活躍推進~今昔

こんにちは。
今回は合同総務課長が担当です。

私は平成元年に入庁したのですが,この30年余りの間に職員を取り巻く環境は大々的に変化したなーとつくづく思います。
私が入庁して最初に配属になった課は,かなり人数の多い課でしたが,朝一番に職員全員にお茶を配ることとなっており,30分程度早めに登庁し大きなやかんでお茶を入れるお茶当番がありました。お茶当番は女性だけが担当,また入れたお茶を配るのも女性職員だけ。夕方には,お茶当番が,みんなが使用した湯のみ等を洗ってかたづけるのです。「上司のところに来客があればすぐにお茶を出すような気の利く職員になれよ」とか「女は家事,育児もあるんじゃけ,仕事はそんなに頑張らんでも,まあぼちぼち働けばええじゃん」といった忠告?もありました。5/27の当ブログにも「女性は結婚や出産を機に離職される方が多い時代」と書かれていますが,当時は本当にまだまだ“男は仕事,女は家庭”の時代でした。個人的には,「たしかに家事,育児,仕事をすべて100%こなせるほど私は頑丈じゃないしな~・・」と思いつつ,「せっかく県職員になったのになんだかな~,こんなものなのかな~」と釈然としない思いを抱いていたものです。

やがてだんだんと,「男性職員もお茶当番を分担しよう」となり,「飲みたい人がやればいい」と変わっていきました。男性職員も育児休業を取得できるようになり,子育てに参画することが推奨され,イクメンという言葉も生れました。平成11年に男女共同参画社会基本法が施行され,社会の大きなうねりの中で県庁も変わってきて,特にここ10数年の変化は目覚ましいものがあると思います。

現在の県庁においては,女性職員も,もちろん男性職員も,その能力を最大限発揮し,組織のパフォーマンスを高めていくこと,「仕事も暮らしも」という欲張りなライフスタイルを,県職員自らが率先して実現させていくことが求められています。このため,県庁では,「広島県特定事業主行動計画「職員の『わ』応援プログラム~らしく,いきんさい。~」を策定し,「目指す姿=職員一人ひとりが「自分らしく」働き,その能力を最大限に発揮できる,魅力ある職場の実現」のために様々な取組を行っています。興味のある方はぜひHP等でご確認ください。

パンフレット

また,これからの県庁は,性別のみならず様々な多様性を認めあえる組織へと更なる進化を遂げていくものと思われます。10年後,20年後にはどのような県庁になっているのか,期待が膨らみますね。

さて,いよいよ広島県職員採用試験(大卒程度・第1回社会人経験者 等)の1次試験が近づいてきました。受験される皆さんは,しっかり力を発揮できるよう,体調管理に気を付けてお過ごしください。


6月3日(金) 令和3年度を振り返って【取組と成果】

皆さんこんにちは。
今週は合同総務課参事がお届けします。

5月12日(木)から受付を開始しました大学卒業程度試験,第1回社会人経験者試験,短大卒業程度試験(総合土木),警察少年育成官試験については,6月1日(水)で受付を終了いたしました。
多くの皆さんに申し込みをいただき,本当にありがとうございました。

さて,今回は県のホームページで公開されている「令和3年度を振り返って【取組と成果】」について,ご紹介したいと思います。広域自治体としての県がどのような事業を実施し,成果をあげているかについて,コンパクトにまとめられています。興味がある分野だけでも,ぜひご覧ください。きっと参考になると思いますよ。

リンク https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/19/r3-furikaeri.html

最後に,いよいよ6月19日(日)の1次試験まであと約2週間となりました。急に暑くなってきましたので,熱中症など体調にはくれぐれもお気をつけください。


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