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先輩職員インタビュー【獣医師】

印刷用ページを表示する掲載日2022年5月13日

獣医師 ※「畜産」の職員インタビューはこちら

【主な職務内容】
家畜伝染病の発生予防、動物用医薬品及び食品衛生監視、食肉衛生検査、動物愛護の推進、牛体外受精胚作出技術や動物由来感染症の試験研究など獣医知識を活用した業務を行います。

【主な勤務先】
健康福祉局,農林水産局等の各課及び厚生環境事務所・保健所,食肉衛生検査所,動物愛護センター,畜産事務所・家畜保健衛生所,総合技術研究所保健環境センター・畜産技術センター等

※配属歴の組織名・職名等は当時の名称です。

総合技術研究所

末井研究員1 末井研究員2

県立総合技術研究所保健環境センター(令和4年3月時点)
研究員 末井 真菜

【配属歴】
令和2年度4月~ 県立総合技術研究所保健環境センター保健研究部 研究員

現在の担当業務は?

カキのノロウイルス検査,食中毒検査や感染性胃腸炎の事案検査など,そして現在では主にPCR検査やゲノム解析などを含む新型コロナウイルス感染症の検査対応などウイルスの検査や研究を行っています。

県職員としてのやりがい・魅力は何ですか?

公衆衛生獣医師として動物だけでなく県民の皆様の健康や生活に貢献できることです。入庁した当初から新型コロナウイルス感染症の検査対応業務が主で当初は戸惑うことも多かったですが,このような機会を通して地方衛生研究所の研究員として迅速かつ適切に検査できるように努めています。入庁して3年目になりますが,研究員としてはまだまだ未熟なことが多く,職場の先輩方から研究や日々の検査を通してたくさんのことを学ばせていただきながら,公衆衛生分野で獣医師としての知見を深めることにやりがいを感じています。


農林水産局

伊藤技師 業務風景

農林水産局 西部畜産事務所病性鑑定課(令和3年6月時点)
技師 伊藤 弘貴

【配属歴】
平成29年4月~ 東部畜産事務所防疫課 技師
平成31年4月~ 西部畜産事務所病性鑑定課 技師

これまでの仕事で一番印象に残っていることは何ですか?

平成31年度に,国の研究施設で,業務に必要な病理学的検査に係る7か月間の長期研修に参加したことです。より高い専門性を求められる職場への異動の折に決まった研修でした。各都道府県職員が一堂に会するこの研修では,各県の状況などの情報共有ができ,とても刺激的で実りある研修期間でした。この研修で知り合った方々とは今も専門分野の情報交換ができています。

県職員としてのやりがい・魅力は何ですか?

入庁から5年目になり,これまで防疫業務,病理に関する病性鑑定業務を担当しました。防疫業務は畜産農家の方々とコミュニケーションをとり,協力して県下での疾病の発生予防,まん延防止に寄与することがやりがいです。病性鑑定課でも同様の視点は重要ですが,加えて,病理,ウイルスなど各部門の専門職員として研究的な側面も持っており,希少な症例や注目すべき症例について様々な場所で報告する機会があります。このような機会を通じ,畜産関係の獣医領域の技術や知見の向上に寄与できていることがモチベーションになっています。

職場の雰囲気は?

非常にコミュニケーションの取りやすい職場だと思います。まだまだ知識が少なく至らない点の多い私の意見でも,蔑ろにすることなく一緒に検討していただけて,発言し甲斐のある職場です。


船守技師の写真1 船守技師の写真2

農林水産局 北部畜産事務所・家畜保健衛生所 防疫課(平成28年12月時点)
技師 船守 足穂

【配属歴】
平成25年4月~ 北部畜産事務所・家畜保健衛生所防疫課 技師

県職員を志望した理由は何ですか?

学生時代の実習やインターンシップでの体験を通じて,獣医師として家畜衛生に携わるだけでなく,幅広い分野で畜産業に貢献したいと思ったからです。

現在の担当業務のやりがい・魅力は何ですか?

主に現場(畜産農家)において家畜伝染病のサーベイランス・モニタリングや,病性鑑定業務(伝染病を疑う家畜に対する原因究明)のほか,口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザといった重大な動物感染症に対する危機管理体制の構築を担っており,家畜の疾病予防を通じて,安全・安心な畜産物の生産を支えています。
公務員獣医師は,牛・豚・鶏・めん羊・山羊・蜜蜂など様々な家畜と触れ合う機会があり,幅広い分野に携われることが大きな魅力です。
また,専門的なスキルを活かして関係機関・団体と連携して仕事をすることにやりがいを感じます。

業務の中で心掛けていることは何ですか?

現場での業務は,家畜の取り扱いに注意を要することは勿論ですが,農家の方々とのコミュニケーションがとても大切です。
こちらが一方的に話すのではなく,相手が納得するまで丁寧に説明することや,相手の意見や要望を可能な限り配慮することが必要です。
そのためには,日頃から専門的知識を習得するだけでなく,畜産・農業情勢について広く情報収集するとともに,コミュニケーション力の向上に心掛けています。

職場はどんな雰囲気ですか?

困ったことや分からないことがあれば周りの職員に相談しやすいので,働きやすい環境です。
また,若い職員も多く明るい職場なので,楽しく仕事ができます。
そして,全員で互いの業務をフォローしあえるので,休暇を取得しやすいのがありがたいです。

あなたの「欲張り」ライフについて教えてください。

週末には,県職員の仲間とフットサルをしています。体を動かして気持ちいい汗を流すことで,心も体もリフレッシュできます。
他にもモータースポーツをしており,定期的に競技大会にも出場しています。
広島県内にもサーキットがあるので,誰でも気軽に楽しむことができます。

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