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手厚いサポートが嬉しい!ワーケーションするなら広島の中山間地域で!

ひろしま自慢ひろしまで暮らす |

ワーケーションという言葉をご存知でしょうか?新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これまでの「集中」を前提とした生活様式やビジネスの在り方が 見直されており、またデジタル技術を活用したサービス展開を進める企業が増えていることによって時間や場所にとらわれない多様な働き方や暮らし方が可能になっています。その結果、仕事をしながら豊かな自然の中で休暇も並行して楽しむことができるニューノーマルな働き方の一つの選択肢として、ワーケーションが注目されています。

そして都市に近接して適切に分散化された本県の中山間地域が、大都市圏からの移住ニーズや企業の分散需要を満たす有力な選択肢となってきており、広島県の中山間地域も候補地として選ばれ始めています。

瀬戸内マリンビュー(三原市須波町)

県としては、そのニーズに応えるため県内の中山間地域へのオフィス進出に関心のある企業や個人に対して様々なサポートを行っています。その取組の一つがお試しオフィスの利用サポートです。お試しオフィスは県内に6カ所 (三原市、庄原市、江田島市、安芸高田市、大崎上島町、神石高原町) あり、最大1ヶ月間施設を借りることができる仕組みです。

チャレンジ里山ワーク サイト画面

チャレンジ里山ワーク チャレンジさとやまワーク

県内の自然豊かな中山間地域での仕事や暮らしに関心がある企業や個人を応援する広島県の取組。

例えば、大崎上島町にあるお試しオフィスは、穏やかな瀬戸内の海に面しており、温暖な気候と離島による、瀬戸内海の魅力を満喫できる環境にあります。

大崎上島町・フェリーから白水港

大崎上島町は「教育の島」として、県立高校の魅力化支援や、中高一貫校の県立広島叡智学園が立地しており、教育の面で注目をあつめており、教育や福祉の分野でビジネスを検討されている企業にとって魅力的なのではないでしょうか。

大崎上島町 お試しオフィス

海に面した大崎上島町のオフィスとは対照的に、庄原市のお試しオフィスは昔ながらの田園風景が残る地域に立地しており豊かな里山の自然に囲まれています。

庄原市里山ライフスタイル(帝釈峡)

四季の変化に富んだ庄原市は、スキー、キャンプ等のアウトドアスポーツが楽しめるほか、米やりんご、野菜、比婆牛といった食材も豊富で、仕事や趣味、子育てにしっかり向き合える環境です。

庄原市 お試しオフィス

ひろしま県民テレビでは、安芸高田市と三原市のお試しオフィスをご紹介しております。実際にオフィス進出する前にお試しできるのは、安心ですね!

いずれのオフィスもモニターツアーを随時行っているだけでなく、個別の申込にも対応しておりますので、施設・周辺環境を見学してみたい方はお気軽にお問合せください!

他にも県では進出にかかる費用を支援する助成金制度も設け、経済的なサポートも行っています。県外の企業だけでなく、県内企業も対象とのことですので、例えば広島市内に本社があり中山間地域へのサテライトオフィス進出に関心がある企業の方もお気軽にお問合せください!

中山間地域の未来を担う若手にとっての希望に

ではどうしてここまで手厚いサポートを行っているのでしょうか?

中山間地域で生まれ育った若者が自分の能力を活かすことができる仕事に限りがあることを理由に、広島市内や県外に転出し、少子高齢化に伴う過疎化が進んでいる状況です。このように継続的に人の流出が進んでいる地域に県外や県内の他の地域から企業が進出することで、地域に愛着や誇りを持った方々によるチャレンジが起こり、地域資源を生かした新たな価値を生み出す活動が生まれることが期待されています。

江田島市お試しオフィス

また、企業誘致によって地域で育った若者が働く環境が整い、また中山間地域で育った若者/UIターン検討者が地域を魅力的に感じることにつながるため、持続的な地域活性化に重要な役割を担っていると言えます。

昨年開発部門の一部を移転して、江田島市にラボを開設したデジタル系企業、「バレットグループ株式会社」の方にお話をお聞きした際、今後地域の若者を積極的に雇用し、長期的な視点で育てともに成長していきたいと、実際に仰っていました。詳しいインタビュー内容は後日公開します!

県民テレビ撮影の様子

今後、中山間地域がウィズ /アフターコロナ時代の新しい働き方を提案していく機運がますます高まっていきそうです。地域で生まれ、育ち、暮らす人が増え、そこで成長し、次の地域を担う人材を育成する循環に期待したいですね!