人事委員会ではブログを毎週更新しています!
採用試験情報はもちろん、広島県庁のことや採用試験担当職員の日常などをゆる~~く発信していきます♪
試験勉強の息抜きに、ぜひご覧ください!
皆さん、こんにちは。 今週のブログは、入庁10年目の男性職員(30代)が担当します。
私は、4歳(長男)・2歳(長女)・0歳(次女)の子育て中で、長男に1か月、長女に6か月、次女に1年間と3回育児休業を取得しました。
今回は、その経験を踏まえて次の3つをお伝えしたいと思います。
➀育休を取得しようと思ったきっかけ
➁育休を取得して良かったこと
➂県庁で育休は取得・活用しやすいか
【➀育休を取得しようと思ったきっかけ】
我が家は共働きで「仕事も一緒にやっているのだから育休も夫婦で取得して子育ても一緒にやろう」と予め相談していました。
妻が長男の妊娠中に、つわりや体調不良で日常生活もままならない姿を見たことも育休を取得したいという気持ちを強くしました。
【➁育休を取得して良かったこと】
育休中は、何かの記事で見た「授乳以外は男性でもできる」と言う言葉に感化され、いわゆる主夫のような生活を送っています。このため、子どもと過ごす時間や家事にたっぷりと時間を割いています。
特に小さい子供は成長や発達が早く「今日は初めて指をしゃぶった」「初めて目が合った」など、毎日何かしらの新しい喜びがあり、これを直接感じられるのは育休の大きなメリットだと思います。
もちろん「左を向く回数が少ない気がする」「こんなアザあったっけ?」など多くの時間を過ごしているからこそ気づく心配事もありますが。
もう1つメリットと感じることは「平日の時間的自由度が高い」ことです。子どもには色々な体験をさせたいと思い、動物園・美術館・博物館・展示会など様々なところに連れていきますが、平日は混雑を気にすることなくしっかりと体験をさせることができます。
職業人生で、仕事のことを頭から消し去って子育てや家事に没頭する経験は得難いものであり、同時にそのようなチャンスがあることがとてもありがたいと感じます。
【写真:ベビーヨガに参加中の筆者】
【➂県庁で育休は取得・活用しやすいか】
育休を取得する際のハードルの1つとして「言い出しにくい」「職場に迷惑をかけてしまうのでは」という不安があると思います。
私は1回目と2回目の育休を商工労働局のイノベーション推進チームで、現在3回目の育休を総務局の経営企画チームで取得していますが、このような不安は感じませんでしたし、むしろ快く育休取得を受け入れてくださいました。
仕事のことも含め自分の意見を安心して言えることを「心理的安全性」と言いますが、これまで所属してきたどの職場でも、管理職の皆さんは心理的安全性を高めるように行動されていたなと感じます。
もちろん育休を取得するということは、私の担当業務を別の誰かがやってくれていますので、100%しわ寄せがないということはありません。
しかし、新型コロナでテレワークが増加したことも相まって、同僚との情報共有を積極的に行っており、育休に限らず年休(有休)や突然の休みにも対応できる環境が整ってきていますし、育休に関しては代替職員の制度もあります。
育休の経験は、自分自身だけでなく子どもや家族にとっても貴重な経験になると思いますし、今でも1回目・2回目の育休を「取得してよかった」と思い返します。
私の経験が、仕事と家庭の両立について悩んでいる読者の方の参考になれば幸いです。
皆さん、こんにちは。 今週のブログは、社会人経験者採用試験で入庁した、入庁6年目の職員(40代・女性)が担当します。
私は、東京でWebメディアの企画・編集をしていました。その後、地元・広島にUターン移住し、専業主婦やフリーライターなども経験しました。
広島県に入庁してからは、商工労働局 県内投資促進課に配属されました。県内企業の大型設備投資や海外展開の支援、県外企業の誘致活動を行う部署です。主にデジタル系やテック系企業の誘致を担当しています。
実は私、面接で「広島に戻ってきたものの、スキルを活かせる転職先の選択肢が少なくて残念に感じた」と正直に話したんですよね。企業誘致担当になっても、しばらくの間は、「自分のようなUターン移住者の受け皿を増やすんだ」という気持ちで活動していました。150を超えるオフィスの移転・拡充を実現し、さまざまなケースを目の当たりにすることで、移住者目線だけではなく、進出企業の発展、地元企業とのシナジー、地域産業の未来など、俯瞰して考えられるようになってきました。
さて私は、いわゆるスタートアップ出身で、自由裁量度の高い働き方しか経験してきませんでした。内定が出て入庁するまで、「決まったことを続ける前例踏襲型の職場だったらどうしよう」「組織文化に馴染めるだろうか」という不安が大きくのしかかっていました。ラッキーなことに、広島県は他県がやっていない初の施策を積極的に打ち出すような組織です。県内投資促進課という一つの部署しか経験していませんが、アイデアを求められたり、アジャイルな動きが必要だったりする場面も多く、前職の経験を活かして、むしろのびのびと働くことができています。
歴史と伝統のある広島県庁職員のイメージからは程遠い自分ですが「浮いた存在のままでいい」と言ってくれる先輩や、「失敗してもいいから、思い切りやってみよう」と言ってくれる上司にも出会えました。きっと陰でたくさんのフォローをしてくださっているものと想像し、感謝の気持ちを忘れないようにしています。部署を超えた横連携もしやすく、広島県が好きすぎる県庁職員が広島県のことを紹介するブログ「広島県公式note(https://hiroshima-pref.note.jp/)」も始めました。庁内でライターを募集しています。入庁されたら、ぜひ仲間になってください!
【県庁内で勤務中の筆者。今日もいい感じに浮いている?(笑)】
みなさん、こんにちは。
ブログ担当をしています入庁1年目職員です。
明後日、10月15日(日曜日)は広島県職員採用試験(社会人経験者等)の第1次試験です。
試験にむけてラストスパートをかけられている方もおられるのではないでしょうか。
人事委員会事務局でも、皆様に安心して受験していただけるよう、これまで準備を進めて参りました。
現在は、試験当日に向け、会場内の張り紙や看板等の準備を行っています!
【試験日に使用する案内】
このところぐっと気温も下がり、肌寒い日が続いておりますので体調に気をつけてお過ごしください。
皆さんこんにちは。
今回は危機管理監危機管理課職員(40代・男性)が担当します。
危機管理課へ配属される前は、農林水産局や総務局、地域政策局、病院事業局など、様々な部署・業務を経験させていただきました。
「防災」の仕事に直接的に携わるのは初めてのことでしたが、県民の生命や財産を守ることのできる、やりがいのある仕事だと思っています。
皆さんは「危機管理」と聞いて、どのような仕事を思い浮かべるでしょうか。
「いつ呼び出されるか分からない」「残業が多そう」というようなきつい仕事のイメージもあるかと思います。
確かに大雨が予想されるときや台風の接近時には夜通しで対応することもありますが、平常時はほとんどの職員が定時に退庁しています。有事と平常時のオン・オフがはっきりしているメリハリのきいた職場だと思います。
ちなみにですが、私は昨年度、年次有給休暇を20日間取得しました。危機管理課に配属されてから育児休業も取得しています。
仕事の内容を少し説明します。
私の所属する危機管理課は、いわゆる自助・共助・公助の取組で言うと、「公助」を担当する部署です。
災害が発生したときに迅速で的確な対応がとれるように、県庁内の災害対応訓練に取り組んでいるほか、計画やマニュアル類の作成・改定、民間企業との協定の締結、市町の職員とも一緒に研修や訓練などに取り組んでいます(「自助」の取組は”みんなで減災推進課”、「共助」の取組は”消防保安課”で担当しています)。
昨今、特に力を入れているのが「人材育成」です。
近年の気象状況を踏まえると、平成30年7月豪雨のような災害がいつ起こるか分かりませんし、南海トラフ巨大地震の発生も懸念されています。
このような事態に備えて、防災に関する知識や経験を有する職員の確保・育成が重要だと考えて、「危機管理人材育成研修」を、年間を通じて実施しています。
この研修は、市町の意見を伺いながら、県職員と専門業者で企画・実施しています。
【危機管理センターでの研修風景】
今年度、専門職種として「防災職」を新設し、採用試験を開始しましたが、入庁後はこれらの研修をしっかりと受講いただき、様々な部署を経験しながら、防災のスペシャリストとして活躍いただきたいと思っています。
今年度は大学卒業程度試験、社会人経験者試験ともに応募受付を締め切りましたが、来年度以降も継続的に試験を実施していく予定です。
ぜひ応募いただき、広島県の防災・減災のために一緒に働きましょう。