人事委員会ではブログを開設しました!
採用試験情報はもちろん,広島県庁のことや採用試験担当職員の日常などをゆる~~く発信していきます♪
毎週更新していきますので,試験勉強の息抜きに,ぜひご覧ください!
こんにちは,お久しぶりです!
人事委員会ブログ担当者の2年目職員です。
前回までで,職場紹介のシリーズが終了しました。
これまでは,人事委員会の様子をお伝えすることがほとんどでしたが,
このシリーズで,県庁内の様々な職場について知っていただけたのではないかと思います。
わたしも上司や先輩からブログの原稿を送ってもらうたびに,
こんな職場もあるんだと,勉強になりました。
次のシリーズも計画中なので楽しみにしていてください!
最近の人事委員会では(人事委員会に限らずですが),
新型コロナウイルス感染拡大防止のため,
テレワークの実施,年次有給休暇の取得推進等により,
出勤者7割削減に取り組んでいます。
執務室内はガラガラで,寂しいですが,
オンライン会議やインスタントメッセージなど,
テレワークをしている職員とも簡単に連絡や相談ができる環境が整っています。
皆さんも感染対策を徹底して,体調に気を付けてお過ごしください。
こんにちは。
人事委員会の職員が順番に過去に経験した職場のことなどを紹介してきたこのシリーズも今日が最後です。
最後は,事務局長(50代,女性)がお届けします。
これまでには,いろいろな部署を経験してきましたので,紹介したい部署や仕事は山ほどあるのですが,現職の前に勤務していた東京事務所について紹介してみたいと思います。
広島県には,現在,県外に2つの地方機関が置かれています。東京事務所と大阪事務所です。
かつては,ロサンゼルスやシンガポールに事務所を置き,現役職員を派遣していたこともありますが,現在,一番遠くにある地方機関は東京事務所です。
東京事務所は何をするところかというと,国で言えば大使館,企業で言えば東京営業所とイメージしていただけばよいかと思います。
日本の首都である東京で,国会や各省庁の政策立案などの動きにアンテナを張って,日々情報収集を行っています(いうまでもありませんが官官接待はありません)。広島から職員が出張してくるとそのアテンドをしたり,また出張して来ることができない場合には,広島県の代表として各種会議に代理出席したりすることもあります。
また,首都圏にはメディア企業が集積しているので,そこに広島県の魅力を売り込んで,テレビや雑誌に取り上げてもらうことなどにより,広島県のブランド力向上にも努めています。企業誘致活動やIターン,Uターン,Jターンのための就職支援も行っています。
こんな仕事をするためには,東京の地理に詳しい,例えば東京の大学出身者を配置すればよさそうなものですが,実際には,生まれてこのかた広島県以外に住んだことがない,という職員が配置されることもよくあります。今では優秀な乗換案内のスマホアプリがありますが,昔の職員は,路線図とにらめっこしながら移動したと聞いています。アプリがあっても,地名と方角が頭の中で一致していないことから,行きたい方向と反対向きの電車に乗って失敗したというのはよく聞く話で,最初はなかなか東京という街に慣れなくて苦労しています。単身赴任の場合には,家族環境もガラっとかわりますし,なおさらです。
しかし,職員は皆,仕事以外の時間は,短い(赴任は2年,3年の場合が多い)東京生活を目いっぱい楽しんでいます。広島からでは少しハードルが高い東北や関東甲信越などへの旅行が手軽にできますし,海外旅行も広島空港発着よりも格安なプランを利用できます。グルメ派の中には,ガイドブックに載っている都内の有名なカレー店やとんかつ店を全部制覇したという猛者もいました。
私も,東京ならではの経験をしようと舞台鑑賞に精を出し,歌舞伎を含めて,2年間で46本の舞台を観ました。こんな時間はもう二度と持てないと思います。
それから,東京事務所は,霞が関の官庁街に歩いていける虎ノ門の高層ビルの22階にあり,執務環境は快適で,大きな窓からの景観は最高!です。
職員は約20名なので,県庁生活を送る中で,誰でも経験できるわけではありませんが,仕事もプライベートも充実!の東京事務所ライフに,もしもチャンスがあったら,どうか尻込みせずにチャレンジしてみてください。
(東京事務所から赤坂方面をみた夕景)
皆さんこんにちは。
今週は給与グループの主任(30代,男性)がお届けします。
私は,民間企業から転職し,県職員となりました。
最初の所属は3年間従事し,次は2年間,そして,今年度から人事委員会事務局の一員となり,県庁生活6年目に突入したところです。
今回は,企業局企業総務課での仕事をご紹介します。
皆さん,総務課と言うと,どんな仕事をするイメージでしょうか。
総務?何でも屋?事務?
全部正解です!
民間企業では,人事部と総務部が一緒になっているところもありますが,県庁では,人事・総務関係の部署は,知事部局の人事課,総務課の他に,各部局の幹事課(〇〇総務課)が人事・総務の仕事を担当しています。
例えば,全職員に関わる研修等は,人事課や研修センターが実施をする一方で,人権研修の実施は各部局に任されています。法改正や話題のニュース,過去の実施内容等を考慮しながら,研修テーマを決めて,実際に講師への依頼・研修の準備・報酬の支払いなどの業務を行います。
その他,人事的な業務としては,採用・退職に関する各部局の辞令交付等の対応であったり,産休・育休などの休業の手続,時間外勤務や休暇の管理,目標申告や勤務成績評価等のスケジュール管理など,様々な業務をこなしていました。
県庁は非常に大きな組織のため,全体の調整を人事課が行いますが,各部局の幹事課が窓口となって,人事課へ情報提供・相談をするとともに,自部局の課題に対応することが必要となります。
さらに,耐震工事に伴う移転調整,台風・地震等の災害に対する調整,予算・経理・監査の調整なども,幹事課が調整役として,対応を行います。
また,働き方改革の一環として,休暇制度・テレワーク・早出遅出勤務など,制度が新設・変更されたりしたものについて,内容をしっかりと理解し,所属の部局の職員に周知や利用促進を行います。
何でも屋として,情報が集まる職場ですので,広く県庁を理解することできる職場だと思います。
勉強になる職場だと思いますので,最初の配属先として,幹事課を希望してみてはいかがでしょうか。
みなさんこんにちは。
今週は人事委員会事務局合同総務課の主事(20代,女性)がお届けします。
これまでに経験した仕事の紹介ということで,入庁して初めての所属となった健康福祉局障害者支援課での仕事を御紹介します。
わたしは,障害者の文化芸術活動を支援する事業を担当し,主に,障害のある方が創作された芸術作品の展示会「あいサポートアート展」や障害のある方による舞台芸術発表「あいサポートふれあいコンサート」の開催,障害者の文化芸術活動全般の支援を担う「広島県アートサポートセンター」の運営に係る業務をしていました。
入庁当時,私は福祉も芸術も詳しくなくて不安でいっぱいだったのですが,同僚の先輩や,民間のNPO法人や社会福祉法人にいるこの道のプロの方々が丁寧に教えてくださったので,何とか仕事ができたと感じています。
(ここでは,「障害者アート」と言わせていただきます。)
障害者アートの認知度は年々高まってきているのですが,一般的なアートと比べると,見る機会は少なく,関心がある方はまだまだ少ないのが現状です。
なので,障害者アートを多くの人に見てもらって,興味を持ってもらうためのアイデアを出すというのが課題になっていました。
そこで,インプットを増やすために,全国的に有名な展示会に行ったり,障害福祉事業所での創作現場を見学して絵を見せてもらいながら障害者や支援者とお話ししたり,東京などで行われた全国の連絡会議に出席して他の自治体の事業を学ぶなど,いろんな経験をさせていただきました。
他県への出張は1人で行っていたので不安な場面もありましたが,他県の人と話したり,自分へのご褒美にご当地のおいしいものを食べて帰ったりしたのがいい思い出です。
障害者アートは,プロ並みの作品から個性的な作品もあって,中には障害者が何気なくしている作業を支援者がちょっとサポートして,アート作品として作り上げたものもあって,はじめはこんなアートの世界があるのかと衝撃を受けたことを覚えています。
支援者がサポートしてできるアートとはなにかというと,たとえば,1つの作業を繰り返すのが好きで,同じ絵や記号を裏紙などの紙一面に描いている方に対しては,支援をする方が,裏紙を画用紙に,鉛筆やボールペンをクレヨンやカラー鉛筆などに持ち替えてあげるといった,ちょっとしたサポートをします。そうすることで,日常的な作業をカラフルで創造的なアートにするというものがありました。ナイスアイデアですよね!
障害者の芸術作品は,独創的でエネルギーに満ちた作品が多いので,アートがお好きな方はもちろん,あまり詳しくない方も,1度見てみるとおもしろいと感じてもらえると思います。
あいサポートアート展は,10月下旬に広島県立美術館で開催され,11月中旬にふくやま美術館で開催される予定ですので,興味を持った方はぜひ訪れてみてくださいね。
さて,大学卒業程度(一般事務B以外)の方は,長い間大変お疲れ様でした。今まで我慢していた好きなことをしたり,お友達と遊んだりして,心を落ち着かせて合格発表に臨んでいただけたらいいなと思います。
これから面接試験を控えている方は,とても暑い日が続いていますが,万全な体調で臨んでください。