【主な職務内容】
安定的な県産材の生産体制の構築や、県産材の需要拡大に向けた新規需要の創出など、林業・木材産業の振興に携わるほか、山地災害の未然防止や復旧対策、県民による森づくり活動への支援、自然環境の保全など、幅広い業務を行います。
【主な勤務先】
農林水産局等の各課及び農林水産事務所、総合技術研究所等
※配属歴の組織名・職名等は当時の名称です。
東部農林水産事務所 尾道農林事業所 林務課(令和6年3月時点)
主任 祇園 篤志
【配属歴】
平成27年4月~ 北部農林水産事務所 林務第二課 技師
平成29年4月~ 農林水産局林業課 技師
令和3年4月~ 東部農林水産事務所 尾道農林事業所 林務課 主任
私は主に自然災害で崩れてしまった山を復旧する治山事業業務と、樹木の植栽や伐採等の森林整備に関する補助事業業務を担当しています。
かつて、広島県で山に木が殆ど生えていないという時代がありました。しかし、先人達の努力によって徐々に回復し、現在の緑豊かな森林へと戻りました。利用期を迎えつつある広島の森林を未来へ繋げていけるよう、日々の業務に取り組んでいます。
私は趣味で釣りやキャンプをしており、自然と触れ合うのがとても好きです。広島の森林という自然と触れ合える今の仕事にやりがいを感じております。また、広島県では欲張りなライフスタイルが実現できるよう、県庁働き方改革に取り組んでいます。仕事の都合がつけば長期の休暇を取得しやすいのも魅力的で、県外への釣り遠征に行くこともでき、仕事もプライベートも共に充実した日々を過ごしています。
農林水産局 北部農林水産事務所林務第二課(令和5年6月現在)
技師 福田 昌哉
【配属歴】
平成31年4月~令和4年3月 農林水産局林業課 技師
令和4年4月~現在 北部農林水産事務所林務第二課 技師
現在は林業を実施する事業体へ補助金を支払う造林事業や、きのこ等の特用林産物の振興、木材利用に関する業務等を担当しています。特に造林事業は、利用期を迎えつつある県内の森林資源を活用し、持続的な森林経営を実現するためにも大切な事業だと思います。事業の現地検査では勾配の急な現場に行くこともあり、大変なこともありますが、書類だけでなく、実際に現場の状況を確認して適切に事務を執行することが大切だと思います。
業務の調整がつけば比較的休みも取りやすいので、自分の趣味等にも十分打ち込むことができます。
私はマラソンが趣味で休日には県外の大会に遠征することもあります。また、県庁内で同じくランニングが趣味の方と駅伝大会やリレーマラソンにも出場したりしています。
ワークライフバランスが保ちやすいことが最大の魅力だと思います。
仕事の魅力としては、自分の場合は林業関係ですが、民間の経済活動等を支援し、県内の産業発展に貢献できる仕事だということが一番の魅力だと思います。
今後も自分の出身地である広島県のために頑張りたいと思います。
農林水産局 東部農林水産事務所 尾道農林事業所 林務課(令和3年9月現在)
技師 久代 佳緒里
【配属歴】
平成30年4月~ 農林水産局森林保全課 技師
令和3年4月~ 東部農林水産事務所尾道農林事業所林務課 技師
平成30年の7月豪雨の時に災害対応の仕事をしたことです。入庁して半年も経っていないときで、まだグループの人と話すのも緊張するような状態でしたが、グループの人と協力して仕事をすることが増えて、打ち解けることが出来ました。大変な時こそ一人で頑張らず、周囲の人と協力することを大事にしたいと思った出来事でした。
自然に携わる仕事ができるのが一番の魅力です。
現在は大雨で山が崩れたところを元の山に戻すことを目的として治山ダムを造る仕事や森林の機能を維持するために、林業を行う事業体に補助金を出す造林事業を行っています。災害が起きれば現地調査で、また造林事業の検査で山に登ったりできるので、いい運動にもなります。
治山担当の先輩方は口々に「自分が携わった治山ダムはずっと形としても残るから、思い入れが深い」と言われます。一つの現場を担当し、完成したダムを見たときに達成感を感じることが出来るのも魅力の一つだと思います。
県職員に興味があるけれど働くことに不安がある方、進路で迷っている方などいらっしゃると思います。私も悩みましたが、県庁に勤めている先輩の連絡先を聞いて、職場の雰囲気を聞いたり、色々なインターンシップに行って仕事場を見てみたりして、まずは自分がそこで働くイメージをしてみて下さい。林業職として一緒に楽しく働きましょう。