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小袖・壷装束の贈呈式

<県立海田高等学校家政科生徒製作の「小袖」及び「壺装束」の贈呈式>
◆開催日:平成31年1月30日(水)
◆前回の色打掛に続き,このたび同校から,近世衣装「小袖」及び中世衣装「壺装束」が贈呈されました。
◆製作者である,家政科3年生の上根千弥さんから小袖を,同じく山藤志保さんから壷装束を贈呈目録が,平川教育長へ手渡されました。
 それを受けて加藤歴史博物館館長から,ふたりの生徒さん及び冨永校長へ感謝状が贈られました。生徒さんは製作した着物をそれぞれ着用して集まった関係者や報道関係者にその出来栄えを披露してくださいました。
◆今後,壷装束は歴史博物館で,小袖は頼山陽史跡資料館でそれぞれ衣装着用体験に活用し,来館者の方々に日本文化を楽しんでいただきます。
教育長挨拶
海田高等学校の関係者のみなさん
歴史博物館館長から感謝状の贈呈
最後に全員が中庭に出て記念撮影
 

衣装の概要と製作の経緯
○「小袖」は,袖口の開きが小さい日本の伝統的な衣装です。江戸時代には表着として男女ともに広く着用されるようになり,現在の和服(着物)のもとになりました。
○「壺装束」は,平安時代から鎌倉時代の公家や武家の女性が外出する際の装いです。名前の由来は,衣服を腰でつぼ折り(すぼめて端折った形)にして,歩きやすくしたからといわれています。
○広島の歴史・文化を紹介する歴史博物館・頼山陽史跡資料館のために,海田高等学校家政科3年生の上根さんと山藤さんが約5か月かけて,見事な衣装を仕上げてくださいました。
○贈呈された衣装は,今後,両館で”衣装着用体験”に活用し,来館者の方々に日本文化を楽しんでいただきます。