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組織 |
広島県特別支援学校教育研究会 会長挨拶
本研究会は,広島県内の特別支援学校の教育の充実を目的として平成12年に発足し,令和4年度で23年目を迎えました。 発足当時は五つの障害種別による部会を設け,教育研究に取り組んでまいりましたが,平成17年度から統合し,時代の変化に対応しつつ,会員のニーズに応じて,特別支援学校における今日的課題をテーマとした教育研究に継続して取り組んでいます。教育委員会及び教育センターの御指導・御支援のもと,各会員の皆様のひたむきな研究姿勢により,現在の研究体制に発展してきたところです。 さて,学習指導要領では,育成を目指す資質・能力として「知識及び技能」「思考力,判断力,表現力等」「学びに向かう力,人間性等」が示され,その方法として「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を一層推進することが示されています。 特別支援学校の幼児児童生徒が,卒業後に,社会の中でよりよく生きていくことができる力や習慣を身に付けるため,各校においては,特別支援学校学習指導要領解説に示されている内容を十分に踏まえて教育指導を行う必要があります。 本研究会では,障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,一人一人の教育的ニーズを把握し,そのもてる力を高め,学習上又は生活上の困難を改善・克服するため,適切な指導や支援を行えるよう専門性の向上を図り,今後の特別支援教育の一層の充実を図ることを目的に,さらなる教育研究の充実を目指します。 令和4年度は「学習指導要領に基づく学習評価の充実」を研究主題とし,1,127名(令和4年7月現在)の会員で本研究会を実施します。令和4年12月27日には,新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じたうえで,参集とオンラインのハイブリッドで研究大会を開催します。教育課程のグループ別4校による研究発表を行うとともに,植草学園大学 教授 名古屋 恒彦様をお迎えし,学習指導要領に基づいた学習評価の充実について,御講演いただく予定です。本研究大会により,本県の特別支援教育のますますの充実・発展に寄与したいと考えます。 今後とも皆様からの御理解・御支援を賜りますよう,お願い申し上げます。
広島県特別支援学校教育研究会 会長 平川 泰寛 (広島県立福山北特別支援学校長)
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