
不妊去勢手術の協力承認を受けた地域の方が手術を動物愛護センターで実施する場合や、協力承認後の手続きについては、「県の協力を受けて地域猫活動をされている方へ」をご確認ください。
「ふん尿による被害がある」、「ゴミや花壇を荒らされる」などの野良猫によるトラブルには、無責任なエサやりを行わないよう注意したり、野良猫を敷地内へ侵入させないように自衛で忌避対策を行うなど、これまでは野良猫を排除することを前提とした対策が行われてきました。
自身が責任を持てない動物にはエサを与えないというのは大前提になりますが、近年、野良猫やそれらにおける被害の軽減策として、これらの問題を「地域の生活環境問題」としてとらえ、野良猫を排除するのではなく、地域住民が主体となって適切に管理していく「地域猫活動」が、今、注目されています。
地域住民が主体となって、地域にいる野良猫の不妊去勢手術を行い、エサのやり方やふんの始末などに関するルールを定めて、地域で野良猫を適切に管理していくことにより、野良猫によるトラブルを減らすとともに、不幸な野良猫の数も減らして、住みよい地域にしていく活動です。
広島県では、「広島県地域猫活動ガイドライン」をつくって、この「地域猫活動」を推進しています。国もガイドラインをつくるなどして推進しており、全国的に、人と野良猫が共生してくために有効な方法と考えられ取り組まれています。
地域猫活動の具体的な進め方などについては、次のガイドラインをご確認ください。
・広島県地域猫活動ガイドライン (PDFファイル)(1.08MB)
犬の場合は、放浪犬がいれば、「狂犬病予防法」に基づいて動物愛護センターが捕まえていますが、猫は犬とは法律上の扱いが異なり、動物愛護センターが捕まえることはできません。
野良猫に咬まれないように注意しましょう。なお、咬まれた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省HPより)
地域猫活動協力要請書(別記様式第1号)の別紙「地域猫活動協力基準」を満たした地域猫活動を行おうと考えている町内会・自治会等(広島市、呉市及び福山市を除く。以下同じ。)に対して、必要な協力を行います。
次の手順に従い、地域猫活動を行おうとする自治会長等が申請手続きを行ってください。
地域猫活動の手続きの流れ(センターで手術を実施する場合) (PDFファイル)(73KB)
動物愛護センターが行う協力の内容は、「動物愛護センターが行う協力の内容 (PDFファイル)(69KB)」のとおりです。
地域猫活動への協力を希望される町内会・自治会等の代表の方は、「地域猫活動協力要請書」(添付書類を含む)を提出してください。
注:書類を提出する前に、必ず動物愛護センターにご連絡ください。
地域猫活動協力要請書(別記様式第1号) 【Wordファイル(19KB)】【PDFファイル(111KB)】
★記載例 地域猫活動協力要請書(別記様式第1号) (PDFファイル)(155KB)
地域猫活動構成員一覧表(別記様式第2号) 【Wordファイル(19KB)】【PDFファイル(18KB)】
★記載例 地域猫活動構成員一覧表(別記様式第2号) (PDFファイル)(113KB)
管理している猫の一覧(別記様式第3号) 【Wordファイル(61KB)】【PDFファイル(31KB)】
★記載例 管理している猫の一覧(別記様式第3号) (PDFファイル)(138KB)
管理している猫の一覧(写真添付票)(別記様式第3号の2) 【Wordファイル(47KB)】【PDFファイル(29KB)】
★記載例 管理している猫の一覧(写真添付票)(別記様式第3号の2) (PDFファイル)(187KB)
猫の写真は、「エサ場でエサを食べている写真」と「個体識別が可能な写真」を添付してください。
※不妊去勢手術実施制度(無料)に係る猫の追加はできませんので、地域で管理する猫の数を調査してから申請してください。
活動地域の地図(別記様式第4号) 【Wordファイル(17KB)】【PDFファイル(16KB)】
★記載例 活動地域の地図(別記様式第4号) (PDFファイル)(102KB)
広島県では「広島県地域猫活動ガイドライン」に則した地域猫活動を対象に無料で不妊去勢手術を実施する制度を設けています。
受付を令和7年10月28日(火曜日)から再開します。
なお、今年度については広島県獣医師会への手術委託の上限頭数に達したため、当面広島県動物愛護センターでのみ手術を実施します。
センターでの手術の詳細は「県の協力を受けて地域猫活動をされている方へ」をご確認ください。
・【令和7年11月~】地域猫活動に係る不妊去勢手術実施制度(無料) (PDFファイル)(187KB)
制度の利用を希望される町内会・自治会等の代表の方は、事前に地域猫活動協力要請の手続きを行った上で、「地域猫活動に係る不妊去勢手術協力申請書(別記様式第1号)」を提出してください。
手術協力の有効期間は5年間です。
注:書類を提出する前に、必ず動物愛護センターに詳細をお問い合わせください。
地域猫活動に係る不妊去勢手術協力申請書(別記様式第1号) 【Wordファイル(47KB)】【PDFファイル(45KB)】
★記載例 地域猫活動に係る不妊去勢手術協力申請書(別記様式第1号) (PDFファイル)(169KB)

地域猫活動実施結果(~R7年3月31日時点)
348か所
大竹市(7)、廿日市市(33)、安芸郡府中町(6)、海田町(7)、熊野町(4)、坂町(7)、安芸高田市(10)、江田島市(20)、竹原市(12)、東広島市(52)、大崎上島町(14)、三原市(31)、尾道市(101)、世羅町(2)、府中市(1)、三次市(36)、庄原市(5)
・広島県地域猫活動ガイドライン (PDFファイル)(1.08MB)
・(チラシ)はじめませんか?地域猫活動(ピンク) (PDFファイル)(554KB)
・(チラシ)はじめてみませんか?地域猫活動を(白) (PDFファイル)(350KB)
・(回覧資料)地域猫活動を始める前,周知を行う際に添付 (Wordファイル)(21KB)
・(回覧資料)地域猫活動開始のお知らせ (PDFファイル)(328KB)
・(回覧資料)野良猫の不妊去勢手術の終了のお知らせ (Wordファイル)(23KB)
・(参考)それでも「今すぐ猫の迷惑を防ぎたい!」場合の対処法(忌避対策)の例 (PDFファイル)(49KB)
・(参考)猫の飼い主さんへ!責任をもって正しく飼いましょう (PDFファイル)(414KB)
当センターでは、地域猫についての理解を深めたい、そもそもどのような活動かを知りたい、といった方のために、地域猫セミナーを開催しています。
毎月第1木曜日
13時30分~15時00分
広島県動物愛護センター研修室
・地域猫活動とは?
・地域猫活動の始め方(申請方法等)
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