研究開発及び技術支援の成果を県内企業の方々に広く周知し、食品工業技術センターの利活用を促進することを目的として、次のとおり成果発表会を開催しました。御来場いただいた皆様、ありがとうございました。
令和6年10月8日(火曜日) 13時00分~17時00分
広島県立総合技術研究所 食品工業技術センター 5階大会議室
(広島市南区比治山本町12-70)
タイトル:食肉タンパク質の品質改良並びにその機能改変
講演者:同志社女子大学 生活科学部 食物栄養科学科 特任教授 西村 公雄 氏
概要:真空調理法を用いて鶏のクリーム煮を調製した際に水溶性肉タンパク質により起きるソース部の分離の問題、そして塩可溶性肉タンパク質をメイラード反応により糖化することで生じる機能改変、さらに活性酸素が肉練り製品の品質改良をもたらす点について解説されました。
タイトル:時間栄養学を活用した商品開発の現状と課題
講演者:広島大学大学院 医系科学研究科 公衆衛生学 准教授 田原 優 氏
概要:「食べるタイミング」を考える新しい栄養学として、時間栄養学が話題です。
コンビニでも、「朝の@@」、「睡眠@@」といった商品がたくさん並んでいます。
体内時計や生活リズムに合わせた効率的な栄養摂取方法の提案、生活リズムを整えるような新素材の開発など、時間栄養学の商品開発の現状と課題を紹介されました。
表題 |
内容 |
発表者 |
時間 |
近年の研究成果 |
生物利用研究部では、微生物を活用した発酵食品等の開発及び技術支援に取り組んでいます。近年の清酒、味噌、醤油等の発酵食品製造に関する研究開発ニーズによる研究課題とその成果、技術相談や商品化などの技術支援事例について紹介しました。 |
生物利用研究部 |
15時15分~ |
食品加工研究部では、幅広い農水畜産加工品の研究開発、技術支援に取り組んでいます。近年の食品製造に関する研究開発ニーズに基づいた研究課題の成果ならびに企業様からのご相談による商品開発・技術支援事例について紹介しました。 |
食品加工研究部 |
15時30分~ |
【研究成果ポスター】
No |
タイトル |
発表者 |
1 |
谷本研究員 |
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2 |
広島県オリジナル酒造用好適米品種「広系酒45号(萌えいぶき)」、「広系酒44号」の醸造特性について (PDFファイル)(890KB) |
荒瀬研究員 |
3 |
山崎主任研究員 |
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4 |
坂井主任研究員 |
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5 |
坂井主任研究員 |
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6 |
下久研究員 |
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7 |
中津副部長 |
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8 |
宮地研究員 |
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9 |
大坂主任研究員 |
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10 |
金崎研究員 |
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11 |
塩野主任研究員 |
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12 |
塩野主任研究員 |
【技術支援事例ポスター】
No |
タイトル |
支援企業 |
1 |
(有)キクプランドゥー |
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2 |
(株)今田酒造本店 |
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3 |
県内酒造会社20社 |
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4 |
広島県味噌協同組合 |
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5 |
県内、県外酒造会社多数 |
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6 |
尾道造酢(株) |
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7 |
低アルコール化に対応した広島らしい日本酒 もみじ饅頭に一途な純米酒紅甘萬(べにかんまん) (PDFファイル)(271KB) 焼きがきに一途な純米酒devoted into Grilled Oysters (PDFファイル)(293KB) カキフライに一途な発泡清酒スパークリング三谷春 (PDFファイル)(286KB) |
県内酒造会社多数 |
8 |
牡蠣やムール貝の食感を活かしたオイル漬「ちょっと贅沢な広島牡蠣と宮島ムール貝のセット」 (PDFファイル)(317KB) |
(株)A&C |
9 |
倉橋島海産(株) 山陽女子短期大学 |
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10 |
(株)御菓子所高木 |
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11 |
(有)クラフトワン |
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12 |
凍結含浸法を活用した見た目の良いやわらか食品 |
県内、県外食品企業多数 |
希望者に所内の設備等を案内しました。
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