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今日の文書館 ~日常の取り組みを発信する~

印刷用ページを表示する掲載日2018年4月10日

「今日の文書館」について

 広島県立文書館は,広島県に関する重要な行政文書・古文書を収集・保存・整理し,それらを県行政に役立てると共に,広く一般に公開する業務を行っています。

 資料の収集・保存・整理という仕事は,文書館にとって,言わば核となる業務ですが,閲覧室の裏側で職員が日々地道に取り組んでいる仕事であるため,通常,一般の利用者の目に触れることはありません。

 そこで,このページでは,文書館がどのような仕事を行っているのか,その日常の姿を発信していきます。目立たないながらも重要な文書館の業務について,広く知っていただきたいと思っています。

 なお,展示や実習・講座など,当館が行う行事については,ここでは準備の様子を中心にお知らせします。各行事の当日の詳しい様子は,「 文書館 Monthly Report 」 で報告しますので,そちらをご覧ください。


2015年3月27日(金曜日)/名誉館員の授与式(安藤福平さん)

授与式1 授与式2

 安藤福平さんは,昭和63年10月の開館以来,当館の主任研究員や副館長などとして勤められ,退職後の平成21年度からも主任・エルダー職員として,25年間に渉って広島県行政文書・行政資料の選別収集や再選別に尽力してこられました。今日は安藤さんへ名誉館員の称号を授与しました。当館の名誉館員第1号です。今年度で退職されましたが,今後とも当館の業務全般に関して御助言,御協力いただきたいと職員一同願っています。

2015年3月14日(土曜日)/平成26年度続古文書解読入門講座修了式

 修了式1 修了式2 修了式3

 7月から毎月第3土曜日に開催してきた続古文書解読講座が,今回(第9回)で最終回を迎えました。講義終了後に修了式を行い,7回以上出席された受講者20名の方へ修了証をお渡ししました。いずれも,昨年度の古文書解読入門講座から続けて学習された方々です。古文書の解読学習は継続が大切です。この講座で終わりではなく,今後も折りに触れて古文書に親しんでいただきたいと思います。当館もできるだけ支援いたします。また,各地域で古文書等に関する情報がありましたら,ご連絡いただければ幸いです。

2015年3月14日(土曜日)/広島大学「地域アカデミー2014」歴史文化学講座

地域アカデミー1 地域アカデミー2

 広島大学と県立図書館・県立文書館の連携事業として,広島大学「地域アカデミー2014」歴史文化学講座が開催されました。広島大学大学院文学研究科の八尾隆生教授が「ベトナム阮朝の正史『大南寔録』と同書に見られる朱印船貿易時代の日本人」と題して講演されました。講演では,ベトナム史の流れと,「阮朝木版」(ユネスコ世界記憶遺産)の概要についてご説明いただいた後に,『大南寔録』の記事と日本側の歴史書を合わせ読むことによって,16~17世紀の日本とベトナムの交流の様相を明らかにされました。『大南寔録』の出版に日本人が大きな役割を果たしていることなど,大変興味深いお話を聞かせていただきました。

2015年2月25日(水曜日)/古文書の整理

森家文書整理1 森家文書整理2 森家文書整理3

 先月,県内の旧家から古文書を寄贈していただきました。先週から,アルバイトの学生さんたちにご協力いただき,第一次整理を始めました。まず,整理する前の状態(現配列)を写真撮影して記録を取ります。上から順番に文書を取り出し,紐で括った様子も撮影し, 1 点ずつ集塵装置と刷毛でクリーニングしながら,点数を確認し,仮目録を作成していきます。長らく所蔵者宅の蔵で埃をかぶっていたため,カビや虫などの恐れもありますので,元通りに箱へ納め,今後燻蒸を行う予定です。

2015年2月18日(水曜日)/マイクロフィルムの調湿剤入れ替え作業

キープウェル1 キープウェル2

 マイクロフィルム保管庫には,広島県史編さん室から引き継いだフィルムや,当館が県内各地から借用して撮影した古文書のマイクロフィルム5000本以上があります。この中には写真でしか見ることのできない古文書もあり,大変貴重です。しかし,1995年以前の写真フィルムは,ビネガーシンドロームにより酢酸臭を発し,破損する恐れがあるので,常に良好な環境を保つ必要があります。このため,当館では,マイクロフィルムの各箱に調湿シートを入れています。今週はその入れ替え作業を行いました。これまで使用した調湿シートは販売終了になってしまったため,今後の対応に頭を悩ましています。

2015年2月14・15日(土曜日・日曜日)/全国史料ネット研究交流集会に参加しました。

史料ネット研究交流集会1 史料ネット研究交流集会2 史料ネット研究交流集会3

 2月14日・15日,神戸市で歴史資料ネットワーク設立20周年記念全国史料ネット研究交流集会が開催されました。全国各地から史料ネットの関係者,大学生など150人が参加し,3つの記念講演と,各地の16の資料保全ネットが活動の報告をしました。会場内には、関係機関・団体の活動紹介のポスター・パンフ等の出展ブースが設けられ,当館も,「8.20広島土砂災害 アルバム・写真の保全活動」のポスターとリーフレットを出展しました。各地の資料保全ネットワークのユニークな活動が紹介され,意見交換も活発に行われて,充実した交流会となりました。

2015年1月28日(水曜日)/逐次刊行物の整理

逐次刊行物の並べ替え 整理後の書架 開架の逐次刊行物

 文書館では,県や関係諸機関の定期刊行物,全国の公文書館等の広報誌,歴史学関係の雑誌など,逐次刊行物を収集・公開しています。逐次刊行物を収納している書架が一杯になったため,今週その一部を別の部屋に移動し,きれいに並べ替える作業を行いました。閲覧室に開架しているものだけでなく,書庫の中にもさまざまな刊行物がありますので,受付担当職員にお尋ねの上,ご利用ください。

2015年1月21日(水曜日)/「五十年前の広島県政」展のパネルを作成しました。

パネル1 パネル2 パネル3

 26日(月曜日)から,新しい収蔵文書の紹介展「五十年前の広島県政―昭和40年前後の行政文書―」を開催します。前年に東京オリンピックが開催され,東海道新幹線が開通した昭和40年(1965)の日本は,高度成長期の真っただ中でした。過疎や公害が問題になり始めたのもこの頃です。地方でも大規模開発が進み,活気に満ちていましたが,負の側面も現われてきました。今回の展示では,当時の行政文書や行政資料,写真からこの前後の県政をたどります。 その準備もいよいよ佳境に入ってきました。今日はそのパネルを職員が協力して作成しました。

2015年1月7日(水曜日)/元陸軍兵器補給廠の建物配置図

建物配置図 建物配置図(拡大)

 県庁の営繕課から,元陸軍兵器補給廠(ほきゅうしょう)の建物配置図が移管されました。この建物は,広島市霞町(現在の広島大学病院の敷地)にありましたが,昭和21年から10年間,県庁舎として利用されました。図面は寸法55.5cm×80.2cmの青焼きで,同じものが7枚あり,県庁が所在した当時の建物の利用状況を知ることができます。当館が従来から所蔵していた同種の図面と比較して内容が詳しく,しかも保存状態が良好で,貴重な資料といえます。

2014年12月26日(金曜日)/角筆文献の調査

女学院大学生 柚木先生 スコープ

 角筆(かくひつ)をご存じでしょうか? 昔の人は筆や墨でなく,角筆という筆記具で紙面を凹ませて文字を書くことがありました。色がないので,陽にかざしたり,角筆スコープで探さないと気が付きません。角筆には,日常の話し言葉などで書かれることが多かったようで,方言など,地域の日本語史の研究にも役立つということです。今日は女学院大学の柚木(ゆのき)靖史教授と,同大学の学生さん4名が調査のために来館され,当館が収蔵している漢籍(四書五経など)にも,角筆が使われていることがわかりました。詳細は3月発行の『広島県立文書館だより』第39号をご覧ください。

2014年12月25日(木曜日)/県民文化センターから文化行事のポスター・チラシを受領

広島県民文化センター文化情報コーナー 受領したポスターやチラシ 1990・1991年度の資料

 広島県民文化センターの文化情報コーナー(公益財団法人ひろしま文化振興財団)では,県内で開催されるさまざまな文化行事の情報を収集し,発信されています。文化行事のポスターやチラシは,会期終了後も保存しておいていただき,文書館が定期的に引き取りに伺っています。当館では,1990年度以降のポスターやチラシを保存していますが(一部欠落あり),年月が経過すれば,その時点における県内の文化状況を知る上で役立つ資料になると思います。

2014年12月17日(水曜日)/行政文書の閲覧に係る審査

袋掛け 部分的なマスキング 最近審査した文書

 行政文書には個人情報等が含まれており,利用提供する場合は細心の注意が必要になります。当館では,行政文書を閲覧したいという申請があった場合,提供することができるかどうか,その都度審査を行っています。審査基準は要綱で規定し,ホームページでも公開しています。文書が作成された時点では秘密であった情報も,時が経過すればいつかは利用提供することができるという考え方で,文書1点1点について慎重に判断しています。その結果,現時点ではまだ公開するべきではないと決定した情報については,該当ページに袋を掛けたり,コピーして該当部分のみをマスキングするなどの方法で対処しています。今年度は行政文書の閲覧申請が多く,これまでに240冊(箱)の文書を審査しましたが,今日でようやく一区切りつきました。審査は,1日に数冊しか進まないこともあって相当な時間がかかりますが,できるだけ早く提供できるように努力したいと思っています。

2014年12月16日(火曜日)/文化財虫菌害の講習会に参加しました。

虫菌害講習会1 虫菌害講習会2 虫菌害講習会3

 12月10日から3日間,九州国立博物館で文化財虫菌害研究所主催のIPM(総合的有害生物管理)に関する講習会があり,当館職員も参加しました。資料保存のための環境整備や虫やカビの調査や解析,IPMを実施する体制づくりなど,IPMの基本について学び,充実した内容でした。また九州国立博物館で行われているIPMメンテナンスの作業やバックヤードの収蔵庫・生物被害処理施設なども見学しました。当館でのIPMの取り組みに生かしていければと思います。

2014年12月4日(木曜日)/被災アルバム・写真への対処法手引きを公開しました。

被災アルバム・写真手引き1 被災アルバム・写真手引き2 被災ルバム・写真手引き3

 このページでもお知らせしてきましたように,当館では,8月20日の「広島土砂災害」で被災したアルバム・写真の乾燥・洗浄作業を,約1ヶ月半にわたり行ってきました。その結果をもとに,このたびリーフレット「土砂災害で被災したアルバム・写真への対処法(手引き)」を作成し,ホームページ上で公開しました。通常印刷用(写真左側)と三つ折両面印刷用(写真右側)の2種類があります。アルバムからの写真の取り出しと乾燥作業,写真の洗浄作業を順序だてて説明し,最後のページでは,写真の洗浄手順を分かりやすく図示しています。土砂災害だけでなく,様々な災害で被災したアルバム・写真の対処にも役立つと思います。ぜひ広くご活用ください。

2014年11月28日(金曜日)/行政文書・古文書保存管理講習会

廣田傳一郎氏講演会 行政文書分科会 古文書分科会

 当館では,歴史資料として重要な公文書等の保存及び利用に関して,県内市町の文書管理担当者等の知識向上を図るため,行政文書・古文書保存管理講習会を開催しています。24回目となった今年度は,行政文書管理改善機構の廣田傳一郎理事長をお招きし,「職員と市民に歓迎される文書管理」と題して,講演会を開催しました。午後からは,行政文書と古文書の分科会を開催し,合計48名が参加しました。参加者へのアンケートでは,「今,執務室で起こっている課題を明確にすることができた。また,それを解決するためのヒントを得ることができた。」,「文書管理の在り方について考えさせられた。」などの感想が寄せられました。

2014年11月20日(木曜日)/JICA日系研修に係る視察

書庫視察 閲覧室視察 海外移住関係資料の説明

 JICA日系研修に係る視察で,ペルー新報社のITO(伊藤)さんと,JICA横浜海外移住資料館の渡邉さんが来館されました。当館の資料デジタル化の状況や,ペルーを中心とした海外移住関係資料について説明し,熱心に視察されました。広島県は全国有数の「移民県」で,当館では『広島県移住史』編さんの過程で収集したさまざまな資料を収蔵し,公開しています。本日の視察が,ペルー新報社における資料の保存・活用に少しでも役立てば幸いです。

2014年11月19日(水曜日)/「収蔵文書の紹介」展のテレビ収録

TV収録1 TV収録2 TV収録3

 現在開催中の「収蔵文書の紹介」展「収蔵資料にみる 昔の旅の和歌・唱歌」について,ケーブルテレビの収録がありました。24日(月曜日)から一週間,1日3回ずつ放送される予定です。今回の展示は,「古典の日」の関連事業として,県立図書館と連携して開催しています。当館の展示では,江戸時代の旅日記に書かれた和歌と,明治期に学校の地理教育用の教材として刊行された唱歌(鉄道唱歌など)を紹介しています。平成27年1月10日まで開催しています。どうぞご覧ください。

2014年11月7日(金曜日)/三豊市文書館の見学(中国四国地区文書館等職員連絡会議)

三豊市文書館 書庫見学 三豊ケーブルテレビの番組提供

 年1回,中国四国地区の文書館等職員が,実務上の課題について話し合い,情報を交換する会議を実施しています。今年度は香川県で開催され,2日目に三豊市文書館を見学しました。文書の選別・移管,整理に係るきめ細かい取組や,まちづくり推進隊等と連携した普及啓発事業など,大変参考になりました。三豊市は現在,公文書管理条例の制定についても検討されており,今後の取組がますます注目されるところです。

2014年10月30日(木曜日)/「収蔵資料にみる昔の旅の和歌・唱歌」展を準備しました。

パネルの吊り下げ 展示資料 展示ケース

 10月31日から「収蔵文書の紹介」展として,「収蔵資料にみる 昔の和歌・唱歌」が始まります。これは,広島大学・広島県立図書館との「古典の日」連携事業の一環です。今日は,パネルを作成してケース内に吊り下げたり,資料やそのキャプションを展示したり,ポスターを作成するといった作業を,職員が手分けして行いました。江戸時代の旅日記で詠まれた和歌を始め,鉄道唱歌や,地理教育で使われた広島県唱歌なども展示します。ぜひ一度足をお運びください。

2014年10月25日(土曜日)/古文書解読入門講座は最終回を迎えました。

荒木講義 修了証 館長挨拶

 6月14日から,毎月第2・第4土曜日に開催してきた古文書解読入門講座も今日で10回目,最終回を迎えました。最終回のテキストは,明治4年に誕生した広島県の最初の試練,「武一騒動」の関係文書でした。講座終了後には修了式を行いました。今年度は台風のために日程を変更するというアクシデントもありましたが,7回以上出席された50名の受講生の方に,八津川館長から修了証をお渡ししました。また,来年度の「続古文書解読入門講座」でお会いできることを楽しみにしています。

2014年10月10日(金曜日)/足利尊氏袖判下文やカープ創設期の株券等を展示しました。

足利尊氏 三島流 往来手形

 今年度の常設展は,古文書の原本を約2か月間で展示替えしています。今回の展示替えは,中世文書のコーナーでは,広島県重要文化財に指定されている三吉鼓家文書から,後村上天皇綸旨と足利尊氏自筆の花押がある下文を,武家文書のコーナーでは,広島藩船手組・山田家文書のうち三島流水軍と主馬流泳法の免状などを,村方文書のコーナーでは,往来手形など旅に関する古文書を,行政文書のコーナーでは,広島カープ創設期の株券(9月24日で紹介)などを展示しました。広島の歴史に関する新しい発見がありますよ!

2014年10月8日(水曜日)/安芸高田市歴史民俗博物館へ絵図等を貸し出し

海防絵図 吉田御本館 小野家文書

 芸術の秋! 秋は各地の博物館で企画展などが目白押しです。安芸高田市歴史民俗博物館では,築城150周年企画展「幕末広島吉田支藩と御本館-郡山山麓に築かれた大名屋敷-」(10月25日~12月7日)が開催され,当館の「広島藩海防絵図」(木村恒旧蔵文書)と「吉田御住館絵図」(橋本家文書),高田郡坂村・小野家文書2点が展示されることになりました。突貫工事で,莫大な費用をかけて建築されながら,明治維新とともにわずか5年ほどで破却された「幻の陣屋」です。展示期間中にぜひご覧ください。

2014年9月26日(金曜日)/広文協研修会「公文書管理の基礎知識」

広文協研修会1 広文協研修会2

 当館研修室で,今年度第1回広文協研修会が開催されました。広文協では,これまでも県と市町が連携し,公文書等の保存・活用に関して研修などを進めてきましたが,今年度は,文書管理に関する基礎的研修を3回シリーズで開催することになりました。今回はその第1回で,当館の安藤福平元副館長が講師を勤めました。研修会終了後,参加者のうち希望者が行政文書庫を見学しました。

2014年9月26日(金曜日)/小野友五郎の文書を品川歴史館へ貸し出しました。

梱包風景 調書作成 運搬風景

 咸臨丸の航海長として有名な小野友五郎関係の小野家文書は,県外からの利用者が多い文書群の一つです。この度,肖像写真や,2度目の渡米前の慶応2年日記など,計10点を品川区立品川歴史館へ貸し出しました。10月12日(日曜日)から開催される特別展「品川から世界へ サムライ海を渡る-幕末明治の日本と外交使節団-」で展示される予定です。

2014年9月24日(水曜日)/広島カープ創設期の株券

株券 株式申込証

 広島県の財産管理課から,カープ創設期に県が購入した株券とその関連文書が移管されました。株券は,カープを運営していた株式会社広島野球倶楽部が昭和25年に発行したもので,5万円券が100枚(500万円分)あります。この株券は,会社の解散によって昭和36年に不用決定されましたが,その後も県庁で保存されてきました。また,「カープ一件」と題する関連文書には,県の出資の経緯や,会社の厳しい経営状況が記されており,「県民の郷土愛によって育成」され,「原爆の地に希望をもたらしている」カープを,官民一体で支えている様子がうかがえます。これらの資料は,10月中旬から文書館で展示する予定です。

2014年9月19日(金曜日)/広島ホームテレビの収録

テレビ収録1 テレビ収録2 テレビ収録3

 当館で作業を続けていた被災写真の修復作業について,広島ホームテレビの方が来られ,ニュース番組の収録がありました。この日は写真の所有者の方も来館され,当館での修復作業の様子や,所有者の方の写真への思いなどを収録されました(この様子は,23日に夕方のニュースで放送されました)。

2014年9月10日(水曜日)/駒澤大学近代史研究会の方々が来館されました。

駒澤大学見学1 駒澤大学見学2 駒澤大学見学3

 駒澤大学近代史研究会から,熊本史雄先生はじめ学生さん方20名が研修旅行で来館されました。当館の概要説明のあと,会議研修室の机に並べた古文書類を見ていただき,さらに館内見学もしていただきました。古文書は,広島城下や尾道町の商家文書のほか,村役場文書や企業資料,鉄道関係の収集資料など多数陳列しましたが,皆さん大変熱心に御覧いただきました。また,被災アルバムの修復作業の様子も見ていただき,充実した研修となりました。

2014年9月8日(月曜日)/被災したアルバムの修復作業を続けています。

修復作業1 修復作業2 修復作業3

 今日も,神戸から史料ネットの松下さん,吉川さん,吉原さん,小野塚さんが、被災したアルバムの写真を修復する作業の応援に来てくださり,アルバムの泥汚れを落とし、写真を1枚ずつ取り出して乾燥させる作業をしました。修復した写真にはご家族の思い出と笑顔があふれています。水損した写真の修復の処置の難しさと、一刻も早い対処の大切さを感じています。

2014年9月5日(金曜日)/史料ネットのみなさんが,駆けつけてくださいました。

史料ネット1 史料ネット2 史料ネット3

今日は,神戸の史料ネットの吉川さんと吉原さんが来館し,東日本大震災の被災資料の修復など豊富な経験をもとに,土砂災害で被災した写真の修復方法や手順について,丁寧に指導や助言をしてくださいました。職員で手分けをして,写真を1点ずつ撮影し,アルバムを解体しながら,写真を取り出す作業を進めていきました。災害を乗り越えた写真を,ご家族のもとに届けることができるように,みんなで頑張っています。

2014年9月1日(月曜日)/県庁ギャラリー展の展示作業/土砂災害で被災したアルバム

被災アルバム1 被災アルバム2 被災アルバム3

 8月の広島市の土砂災害から3週間,現地では,まだ復旧もなかなか進まない状態です。今日,被災地でボランティアの方が土砂の中から救出した資料の修復の依頼があり,アルバム十数冊と書類などが文書館に搬入されました。家の中から50mも流されていたということで,泥と水に濡れた状態です。インターンシップの学生さんたちにも協力してもらい,まず1点ずつ泥を落とす作業からとりかかりました。

展示状況1 展示状況2 展示状況3

 午前中,県庁ギャラリー展「広島県庁舎の戦災復興」の展示作業を行いました。先週インターンシップで作成した47枚の展示パネルを1枚ずつ丁寧に掛けていきました。本展は,9月19日まで,県庁正面玄関ホール2階のギャラリーで開催していますので,是非ご観覧ください(平日の9時から17時まで開場,ただし最終日は15時まで)。

2014年8月29日(金曜日)/尾道市立中央図書館からのお客様

説明1 説明2 見学

 28日に,尾道市立中央図書館の職員2名が当館の古文書整理・保存方法について視察のため来館されましたので,当館の具体的な方法を説明し,書庫などを見学していただきました。今年度から郷土資料担当になり,悪戦苦闘しておられるようで,説明を聞いて「目からウロコ」状態とのことです。

2014年8月26日(火曜日)/インターンシップ生を受入れました。

インターンシップ01 インターンシップ02

 毎年受入れているインターンシップ生を,今年度も受入れました。今回は,8月25日から9月5日までの日程で,広島大学,安田女子大学,広島市立大学から3名の学生さんが,当館の業務を体験されます。今日は,来月1日から始まる県庁ギャラリー展のパネル作成をしていただきました。

2014年8月19日(火曜日)/除湿機の排水タンクの水を捨てています。

排水作業1 排水作業2 排水作業3

 夏場の文書館で恒例となっているのが,書庫に配置した除湿機の稼働です。書庫内は24時間空調管理していますが,それでも夏は湿度が60%を超えるため,除湿が必要です。除湿機は,地下1階の古文書庫に3か所,行政文書庫に4か所,2階の古文書庫に1か所配置しており,毎日朝と夕方に職員が手分けして,排水タンクに溜まった水を捨てる作業をしています。

2014年8月14日(木曜日)/NHK広島放送局が展示を取材しました。

準備 インタビュー1 インタビュー2

 NHK広島放送局から,現在開催中の収蔵文書の紹介展「被爆時の県知事高野源進とその書簡」の取材を受けました。安藤元副館長が出演し,展示のねらいやその見どころなどについて説明しました。

 ※ これは,15日の終戦記念日,12時と夕方などのローカルニュースの中で放送されました。

2014年8月7日(木曜日)/江戸幕府の関係文書が寄贈されました。

文書表紙 文書中身 文書末尾

 先日,江戸幕府の大坂御金蔵で作成された文書が寄贈されました。幕府財政に関する文書はあまり残されておらず,大変貴重です。
 末尾に,明治元年の鳥羽・伏見の戦いの直後に大坂で得たと記されています。寄贈者のご先祖は広島藩の農兵隊(応変隊)の隊員として戦いに参加したもののようです。

2014年8月5日(火曜日)/古文書学実習の打合せ。

実習打合せ 実習用具 実習前の机

 午後からの安田女子大学古文書学実習に備えて打合せです。講義・館内見学・補修の実習と,盛りだくさんの内容ですが,学生さんたちには少しでも文書館の仕事を理解していただけるよう,研究員・嘱託員ともに頑張って準備してきました。補修の実習に使う用具も,しっかり取り揃えています。
 実習の結果については,「 文書館 Monthly Report 」 Vol.4で詳しくご紹介します。

2014年7月30日(水曜日)/宮崎県議会議員が来館されました。

閲覧室視察 展示室視察 行政文書庫視察

 宮崎県議会議員の有岡浩一様が,宮崎県文書センターの移転に関する他県の事例調査で来館されました。閲覧室,展示室,書庫などを御案内し,目録の作成状況や空調設備などについて熱心に質問されました。有岡様には遠路御来館いただき,ありがとうございました。

2014年7月29日(火曜日)/四つ目綴じのキットを作成しました。

四つ目綴じ作業 四つ目綴じキット

 8月5日(火曜日)の安田女子大学古文書学実習に備え,当日使用する資料の準備をしています。写真は,補修の実習で使用する四つ目綴じのキットを作成しているところです。和書の繕い方を身につけていただくための一環として,昨年度からこのキットを作り始めました。当日は,担当職員の指示に従って,学生さんたちに綴じ穴に糸を通してもらい,四つ目綴じの和書を完成させてもらいます。

2014年7月18日(金曜日)/行政文書の移管作業を行いました。

行政文書運搬作業1 行政文書運搬作業2 行政文書運搬作業3

 文書館では,保存期間が満了した行政文書の中から,将来に残すべき重要な文書を選別収集しています。今日は,4月から6月に選別したダンボール130箱分の文書を,県庁から観音書庫(広島市西区観音新町)へ運搬しました。暑い中の肉体労働で大汗をかきましたが,無事終了しました。文書館の行政文書庫とは別に,平成18年から観音書庫を保管場所として利用してきましたが,これでほぼ満杯になりました。来年度からは,旧白木高校(安佐北区白木町)の校舎を書庫として利用することにしています。

2014年7月17日(木曜日)/行政資料の収集作業を行いました。

行政資料抜取作業1 行政資料抜取作業2 行政資料抜取作業3

 文書館では,広島県に関する行政資料(刊行物)を収集しています。大半の資料は,県庁各課から行政情報コーナー経由で収集していますが,これを補完するために,廃棄行政文書の中から行政資料を抜き取り収集しています。文書が収納された箱を一つずつ開き,とじ紐や金具を外して,丁寧に資料を取り出していきます。今年も2日間作業を行い,たくさんの資料を集めることができました。

 2014年7月14日(月曜日)/書庫の配架を移動しました。

 広島県信用組合の資料の写真1 広島県信用組合の資料の写真2 山野村役場文書の写真

 広島県立文書館には,行政文書庫が地下1階に1か所,古文書庫が地下1階に2か所と2階に1か所ありますが,いずれもほぼ飽和状態に達しつつあります。今年6月2日,広島県信用組合から,60年史編さん関係の資料をダンボール259箱分,寄託にて受入れました。これらの大部分は2階古文書庫の1レーンを使って配架しましたが(写真左),2階はほぼ満杯状態となったため,残りの資料は,やむを得ず地下1階書庫の前室に積み置いています(写真中)。これらは,早急に書庫内に納めなければなりませんが,そのために,まず,地下1階古文書庫の中を配架し直し,若干の空きスペースを作りました(写真右)。そして,2階古文書庫にある文書の一部を地下1階古文書庫へ移すことにより,前室に積み置いてある資料(写真中)を2階の信用組合資料と一緒に配架することにしています。

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